2021年06月の記事一覧 | 老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

太っていなくても「やせメタボ」にご用心

「メタボリックシンドローム（症候群）」という言葉をご存知でしょう。通称「メタボ」で広く知られていますが、このメタボには、「肥満」「ポッコリお腹」といったイメージが定着しています。そのため、やせている人の多くは、自分はメタボの心配はないと思い込んでいるようです。しかし、この思い込みは危険です。やせていてもメタボと診断される「やせメタボ」が、全国で約918万人と推計されているのですが、その圧倒的多数が女性で、主な原因は、極端な減食ダイエットとのことです。→　太っていないのに生活習慣病になりやすい「やせメタボ」対策は、食事は１日３食きちんと食べること、体をよく動かすことの２点です。

2021.06.30

人工甘味料は妊娠に影響が

熱中症対策として厚生労働省は、スポーツドリンクをすすめているのですが、このスポーツドリンクには、むし歯や肥満のリスクに加え、人工甘味料のリスクもあるという話を――。最近のスポーツドリンクには、「糖質オフ」あるいは「甘さ控えめ」ものが増えています。ところがこのドリンクを飲んでみると、かなりの甘さです。糖質オフだからカロリーを気にしなくていいし、甘さもあって、「これはいい」と人気のようです。でも、この甘さには要注意です。人工甘味料による甘さです。人工甘味料は、摂りすぎていると、妊孕性（にんようせい）と言って、女性なら妊娠する力、男性なら妊娠させる力を低下させるリスクがあるのです。→　「糖質オフ」飲料に人工甘味料の落とし穴!?生まれてくる子を肥満にさせるリスクもあるそうですから、くれぐれも飲み過ぎないように!!

2021.06.29

スポーツドリンクを飲み過ぎないで!!

熱中症対策として何を飲んでいますか？やっぱり一番多いのはスポーツドリンクでしょうね。厚生労働省も「熱中症対策リーフレット」のなかで、「水分補給にはスポーツドリンクがおすすめ」とアピールしています。水分だけでなく、汗と一緒に失われがちなミネラル類も、一緒に摂れるのがいい、というわけです。ただしスポーツドリンクにもいろいろあって、糖度が極端に高くて、飲み過ぎると中性脂肪を増やし、肥満につながりやすいリスクを抱えるものもあります。それと、酸性度、つまりPH値が高く、むし歯になりやすいことも心配です。→　熱中症予防はミネラル入りの「なたまめ茶」でそこでおすすめしたいのが「なたまめ茶」です。一時期ちょっとしたブームになったものの、最近は下火のようですが、今一度「なたまめ茶」を試してみてはいかがでしょうか。

2021.06.28

熱中症予防に暑さ指数をチェックする習慣を

暑くて蒸し暑い日が続いています。気象庁の予報では、この先１週間は、ずっとこんな日が続くそうです。これだけ蒸し暑い日が続くと、体も慣れてしまうのか、暑さをあまり感じなくなってしまいますが、これは熱中症につながりやすく危険です。ときには環境省が公表している、「暑さ指数」をチェックしてはいかがでしょうか。この指数は、熱中症の危険度を５段階で指数化したものです。→　新しい生活様式としてのマスク着用と熱中症予防環境省は全国各地の暑さ指数予測を、ウエブサイトで公表しています。熱中症対策に役立てたいですね。

2021.06.27

トマトとオリーブオイル

今が旬のトマトと言えば、「リコピン」です。その抗酸化作用、つまり体の「サビ」を取り除いてくれる働きは、どの野菜や果物よりも強力で、血管を若々しくしてくれますから、生活習慣病の予防に、そしてシミやシワを防いで、美容上も欠かせない栄養素です。この健康効果をフルに活かすには、トマトは生ではなく、オリーブオイルで加熱調理するのがいい、という話をこちらで書いています。→　トマトはオリーブオイルと食べるのが大正解トマトは体を冷やすからと、控える方もいるようですが、加熱調理により、その心配はなくなります。

2021.06.26

労災保険のことを知って

新型コロナウイルスはなんとも厄介なウイルスで、存在自体受け入れる気はまったくないのですが、やや平和ボケしていた私たちに、とても大事なことを、いくつか気づかせてくれたような気がしています。その一つが、いつまでも元気で働ける保証は誰にもないことです。もし自分が病気になったら、それも仕事中の事故によるケガだったり、通勤途中に貧血などで倒れて運悪く頭を打った……。そんなときに生活を支えてくれる労災保険については、ある程度知っておいた方がいいのではないでしょうか。そう思い、ポイントをまとめてみました。→　全ての労働者が受け取れる「労災保険給付金」いろいろあるんですね。誰にも雇用されずに仕事をしているフリーランスの方も、特別加入制度が用意されています。

2021.06.25

乾物は戻すのが面倒と敬遠していませんか

昨日、BS1で、ヒジキやかんぴょうなど、乾物（かんぶつ）の産地を訪れ、出来上がるまでや、料理方法などを紹介する番組をやっていました。なぜかレポーターが全員、在日の外国人というのが気になりました。もう一点気になったのは、乾物類の調理方法を、相変わらず水やお湯で戻してから加熱処理をする、という方法で紹介していた点です。あれを見せられると、「えっ、こんなに手をかけないとだめなの?」となってしまいます。でも最近は、そんな面倒をしなくてもいいんですよね。→　健康的なダイエットをねらうなら「乾物」の活用を!!乾物類には食物繊維が豊富に含まれています。日本人に不足しがちなビタミンDも。腹持ちもいいので、ダイエットには最適です。

2021.06.24

妊活中なら知っておきたいお金の話

妊娠・出産に関しては、不妊治療にかかるお金の話は、比較的よく話題になります。でも、正常に妊娠し、出産する場合に、かかる費用の助成については、余りご存知ないのではないでしょうか。そう思い、ちょっと調べてみると、結構いろいろな支援が受けられるようです。→　妊娠・出産の助成は不妊治療だけではない妊娠を届け出ると、妊婦健診の費用が一部助成されるとか、健康保険から一時金をもらえるとか……。是非活用してください。

2021.06.23

太りたいのに太れない？

ダイエットの話は飛び交っていますが、「太りたいのに太れない」悩みについては、余り表立って口にされない方が多いためか、さほど話題になりません。でも、当事者は、結構気にして悩んでいることを、友人から聞かされています。女性に多いのですが、最近は男性も増えているようです。→　「太りたいのに太れない」は贅沢な悩みかしらいきなりプロテインの類に飛びつくのではなく、頑張って３食食べることや、筋肉トレーニングに励んで筋肉をつけること、等々をやってみてはいかがでしょうか。

2021.06.22

熱中症とマスク着用

コロナ対策としてのマスク着用と、熱中症対策の両立が求められれるシーズンになりました。適宜マスクをはずしながら、両立させていくことになります。昨年に続き２度目のシーズンですから、ちょっと慣れてしまい、マスクのはずし方やはずしたマスクの扱い方が、ずいぶんいい加減になっているような気がしますが、皆さんは大丈夫でしょうか。→　熱中症予防でマスクをはずすとき注意したいことずっとかけてきたマスクの表面には、新型コロナウイルスが付着している可能性だって、決してゼロではないわけです。そんなことも考えながら、取扱いには重々気をつけたいものです。

2021.06.21

グラノーラとレジスタントスターチ

朝食をきちんと摂っていますか？ウイークデーの朝はバタバタしていて、欠食してしまうことが多いという方、あるいはコンビニのパンなどで済ましているという方、この休日を利用して、「グラノーラ」を買いだめしておくのはいかがでしょうか。スーパー大麦を使ったグラノーラには、レジスタントスターチがたっぷり入っていますから、食べても太らないけど、腹持ちはいいですよ。第三の食物繊維と呼ばれるように、レジスタントスターチには腸活効果が期待できますから、コロナ禍の今は、免疫アップ効果も狙えます。→　今大注目の「レジスタントスターチ」って?でもやっぱり食べるんならご飯がいいという方は、コンビニの冷めたおにぎりにも、レジスタントスターチ効果は期待できます。とにかく朝食はしっかり摂ることが、ダイエットにもつながります。

2021.06.19

がん患者以外も利用できる「がん相談支援センター」

がんに関することならどんなことでも、誰でも気軽に相談できる窓口があるのをご存知でしょうか。「がん相談支援センター」です。がん患者さんやそのご家族はもちろんですが、「がんと診断された友人のことが心配で」「親のがんが自分に遺伝しないか心配で」あるいは、がんの予防や早期発見について知りたいときも、電話や面談で、あるいはメールでも相談できるのです。→　誰でも無料で利用できる「がん相談支援センター」無料というのは嬉しいですよね。それと、場合によっては、匿名でも相談を受け付けてもらえます。がんに関することで悩んだりしている方は、是非利用してみてください。

2021.06.18

街の薬局で血糖値をチェックできます

健康状態のバロメーターとして、体重や血圧を自ら測定している人は少なくありません。ところが、血糖値となると、糖尿病だったり、そのリスクを医師から指摘されていないと、なかなかチェックすることはないのではないでしょうか。しかし、血糖値とは、血液中の糖の濃度を示すものです。糖尿病ほどではないものの、食後に一時的に血糖値が上がった状態がその後も続くなど、血糖コントロールが支障をきたしていると、ダイエットがうまくいかなかったり、皮膚細胞が劣化したり、といったことが起きやすくなります。→　体重を気にするように血糖値も気にしたい幸い最近は、街の薬局などで、手軽に血糖値を調べられるようになっています。一度チェックして見てはいかがでしょうか。

2021.06.17

傷病手当金のことをご存知ですか

公的医療保険制度にある「傷病手当金」のことをご存知でしょうか。病気やケガにより仕事を休むことになり、その休業が４日以上続き、給料がもらえなかったり、減額されるようなら、４日目から傷病手当金を受け取ることができます。ただし国民健康保険の加入者はこの対象から外れます。つまり傷病手当金はもらえないのですが、コロナ禍のこの時期は、特例として、新型コロナウイルスに感染して休職を余儀なくされた場合は、この手当金を受け取ることができます。→　健康保険加入者が受けられる「傷病手当金」とは？傷病手当金の支給期間は、最長で１年６カ月です。こんなことも知っていれば、病気になったりケガをした場合も、安心して療養できるのではないでしょうか。

2021.06.17

マスク着用と熱中症

２度目のマスク着用の夏がやってきました。感染対策としてマスクは外せないのですが、高温多湿の環境下でマスクを着用していると、マスクなしの場合に比べ、呼吸数も心拍数も増え、体感温度も上昇することが確認されています。早い話が、熱中症になりやすいということです。そこで厚生労働省は、「適宜」マスクを外すことを促しています。この「適宜」について詳しいことは、こちらにまとめてありますので参考にしてください。→　新しい生活様式としてのマスク着用と熱中症予防なお、マスクを外した際も、咳エチケットはお忘れなく!!

2021.06.16

夜中のトイレと熱中症

熱中症予防のために水分をしっかり摂るように言われても、夜中にトイレに何度も行くのはつらいから、つい水分は控えてしまう――。そんな方も少なくないと思いますが、一度にたくさん飲まなくても、また冷たい水ではなく、常温程度の水分を、水だけでなくミネラルもたっぷり、といった条件を考えていくと、なたまめ茶なんてどうでしょう。→　熱中症予防はミネラル入りの「なたまめ茶」で‼それと、夜中のトイレと足のむくみには、思わぬ関係があるようですから、むくみの改善もいいようです。→　夜間のトイレとふくらはぎに思わぬ関係が

2021.06.15

熱中症と体のだるさに思わぬ関係が

急な暑さと湿気続きで、体がいつになくだるく、何もする気になれないという方も、おそらく少なくないのではないでしょうか。その原因に、熱中症予防にと、水分を摂りすぎていることが、影響していることが珍しくないそうです。→　そのだるさ、熱中症予防の水分摂取が原因かもたとえばスポーツドリンクを飲み過ぎていると、糖分を想像以上に摂りすぎてしまいます。その結果、血糖値は上がりますから、空腹感があまりなく、食事が疎かになり、栄養的に問題が生じて、だるさのもとになったりもします。だるさの回復にいい食品を摂りましょう。

2021.06.14

フレイル予防のアプリをご存知ですか

在宅療養を続けている方は、ただでさえ運動不足から、「フレイル」と呼ばれるような、心身の虚弱状態に陥りがちです。とりわけこのところのステイホームにより、そのリスクはいっそう高まっているのではないでしょうか。だとしたら、研究チームが提供している、無料のスマートフォン用アプリを紹介したいと思います。→　コロナ予防とフレイル予防の両立にアプリを「運動カウンター」と「食べポン」で、運動と食事の見直しによる、フレイル対策を、若い方もご両親に勧めてみてはいかがでしょうか。

2021.06.13

高血圧の方の熱中症予防

今年は異例の早さで真夏に突入し、熱中症のシーズンになってしまいました。脱水症に陥らないように、水分を多く摂ることが求められます。水分だけでなく、汗と一緒に失われるナトリウムやカリウムなども、しっかり補給しましょうという話になるのですが、高血圧の方は例外です。→　高血圧なら熱中症が心配な夏日でも塩分制限を日本高血圧学会は、塩分について、１日６ｇ未満を維持するように、メッセージを発しています。塩分はいつもどおりで、水分を多く、を厳守とのことです。

2021.06.12

「親が認知症になった」ときのことを考えていますか

コロナ対策で閉じこもりの生活ょ続けていると、特に高齢者は、身体だけでなく脳も疲れて、認知機能が低下しがちです。その結果として認知症に、なんてことも。そこで、やはり考えておきたいのが、「自分の親が認知症になった」ときのこと。→　「親が認知症」への備えに認知症保険は必要？特に備えとして考えておきたいのは、医療や介護にかかる費用などの経済的負担です。通常の介護と比べて、５倍ほどの費用がかかると言われています。やっぱの民間の認知症保険に加入しておくのが、安心ということになりそうです。親の代わりに契約できたり、ネットで契約できたり、と。保険会社もいろいろなサービスを用意していますので、検討してはいかがでしょうか。

2021.06.12

電子レンジの電磁波は放射線ではない

先日、医療現場で働く方の、放射線被ばくについて書いたところ、呼んでくれたという方から、ママさん仲間で、「電子レンジの電磁波も危険なのか」といった話になったというメールが届きました。確かにそのへんの誤解は多少あるようで、SNS上で見かけたりもしますが、両者は別ものです。詳しくはこちらを読んでみてください。→　電子レンジは正しく使えば健康被害の心配はない早い話、電子レンジで使う電磁波は電波です。周波数の違いはありますが、スマホなどで使っている電波の仲間ですから、どうぞ誤解のないように。

2021.06.11

医療従事者の放射線被ばく防御策徹底を

医療現場では、感染対策も重要ですが、検査や治療で使用される放射線被ばく対策も、負けず劣らず重要です。ところが、その防護策が約３割の医療機関において、徹底されていないことが、厚生労働省の調査で明らかになったそうです。→　線量計装着など放射線被ばく防御策は万全ですか看護師さんや検査技師さんをはじめとして、放射線管理区域に入る機会の多い方、線量計をきちんと装着していますでしょうか。放射線防護策に関する知識の周知も、徹底されていないのは心配です。今からでも、対策を万全に!!

2021.06.10

「人工鼻」ってご存知ですか

喉頭がんや下咽頭がんなどにより、声帯を含む喉頭を摘出する手術では、気管切開が行われます。この場合の気管切開は、永久気管孔（えいきゅうきかんこう）を、造設するためのもので、手術後はこの気管孔を介して、呼吸をすることになりますが、この気管孔に「人工鼻」が使われることがあります。→　永久気管孔から呼吸を楽にする「人工鼻」その名の通り、人工鼻は鼻の機能を代行するもので、のどに直接開けた気管孔から呼吸する際に、肺にかかる負担を軽くしてくれます。それと、酸い頃空気を清浄にしてくれたりもしますから、呼吸はずいぶん楽になるようです。

2021.06.09

アルコール依存症をセルフチェック

このところのお酒の飲み方がどうも気になる、という方はいらっしゃいませんか。外出自粛により家でお酒を飲む機会が増えると、ついつい酒量が増えがちです。やはり気になるのは、アルコール依存でしょう。そんなときは、セルフチェックをしてみてはどうでしょうか。→　「アルコール依存症」と聞いて気になった方へスクリーニングテストは、８項目の質問に「はい」「いいえ」で答えていき、合計点から、「アルコール依存症の疑い群」か否かがわかります。チェックしてみてください。

2021.06.08

アルコール依存を防ぐ休肝日のとり方

コロナ禍で鬱々とした気持ちを紛らわそうと、飲酒量がついつい増えていませんか。気になるのはやはりアルコール依存、それと肝障害です。アルコール健康医学協会は、「適正飲酒10ヵ条」のなかで、「つくろうよ週に２日は休肝日」を掲げています。→　ウイズコロナ時代のアルコール依存と休肝日週に２日は肝臓を休ませてあげよう、というわけですが、この休肝日で気をつけたいのは、たとえば土日は飲酒しないということではありません。２、３日飲んだら１日休むというサイクルで、自らコントロールすることで、肝臓を休ませると同時に、お酒を飲まずにはいられない状態を避ける、つまり、アルコール依存を防ぐということになります。ぜひ挑戦を!!

2021.06.07

食事療法のストレスは笑って解消を

糖尿病で食事制限をしている友人がいます。彼の場合は、たとえば高血圧の方のように塩分を抑えるとか、一定の物を食べてはいけないというわけではありません。何を食べてもいいのですが、１日の摂取カロリーを、決められた範囲内に抑えなくてはなりません。これが結構きついのだと言います。そこで、食事中と食後は、お笑いのDVDや、録画しておいた「笑点」を見るようにしたところ、気持ち的に負担にならなくなってきた、とのこと。→　「笑い」が食後血糖値の上昇を抑える別にお笑いだけでなく、クラシックを聴いてリラックスするのもいいとのこと。血糖値の上昇も抑えられ、なおかつ気持ちが前向きになってくるようです。

2021.06.06

「やせる漢方」は慎重に

このところ「やせる漢方」のテレビコマーシャルが、頻繁に流れています。「おなかの脂肪を落とす」「内臓脂肪を燃やして減らす」等々。いずれも魅力的なキャッチコピーで、惹かれてつい購入してしまう方も少なくないでしょう。何しろ、ネットでもドラッグストアでも、実に簡単に購入できますから……。ただし、油断は禁物です。とかく副作用が少ないとされる漢方薬ですが、常用して飲み続けていると、思わぬ副作用に見舞われる恐れがあります。→　「漢方薬だけでダイエット」は可能なの？西洋医学で使われる薬と異なり、漢方薬は、その人の体質とか体格とか、ライフスタイルなどに見合うものが選択されるべきものです。漢方に頼ってみたいと思ったら、やはり漢方専門医に相談するのが、安心かつ効果的です。

2021.06.05

「先進医療特約」のことを考えてみました

コロナ禍にあり、毎日のように「今日の重症者は……」とか、「亡くなられた方は……」などと、連日繰り返し聞かされていると、我が身の健康とかいのちのことを考えます。コロナに関しては全部公費負担ですが、たとえばがんになったとき、民間の「医療保険」や「がん保険」に、「先進医療特約」は付けた方がいいのだろうか、と真剣に考えてしまいます。→　先進医療特約は付けた方が安心ってホント?とはいえ、そもそも先進医療とは?実際のところ先進医療はどの程度行われているのか、等々、日頃あまり考えなかったことを調べてみました。

2021.06.04

禁煙を考えたら迷わず受診を

国立がん研究センターの調査によれば、コロナ禍のストレスにより、喫煙者の18%が、「たばこの量が増えた」と回答しているそうです。同時に、先にWHOが、喫煙は、新型コロナウイルス感染症を重症化させる可能性が高い、と発表していることを受け、禁煙を考えている喫煙者が増えている、とも。幸いわが国では、健康保険で禁煙治療を受けられます。→　健康保険で禁煙治療を受けるには条件がある？最近は、オンライン診療のかたちでも、禁煙に取り組むことができるようになっています。特に若い女性には、将来的にも禁煙を!!

2021.06.03

活発に動いているとうつ病になりにくい

日頃から活発な身体活動をしている人ほど、うつ病になりにくいことが、大規模な調査で確認されたことが報告されています。現状より１日10分、およそ1000歩でも多く体を動かすことが、うつ病のみならず認知症の予防にもつながるというのです。また、妊娠中なら産後うつ病の予防にもなるとのこと。→　体をよく動かしているとうつ病になりにくいって本当？コロナ禍にあって、若い女性の自殺が増えているのは、なんとも心配です。とにかく、体をよく動かすことを心がけましょう。

2021.06.02

騒音で熟睡できないとき

なかなか先の見えないコロナ禍のなか、生活リズムが大きく変わっていること等々も影響して、睡眠障害で悩む方が少なくないようですが、あなたはいかがでしょうか。睡眠の妨げとなるものに「騒音」があります。この睡眠時の騒音対策に、「音のカーテン」と呼ばれるグッズがあるのをご存知でしょうか。→　寝室の環境を整えて質の良い睡眠を!!カーテンと言っても、防音シートのような物ではありません。「ホワイトノイズ（白い雑音）」といって、周囲の音をかき消して、集中力を高める効果のあるノイズのことです。睡眠は美容にも大切です。是非参考にしてください。

2021.06.01