仕事上の大先輩に、すでに後期高齢者と呼ばれる年代にありながら、
今もって現役で仕事を続けている女性編集者がいます。
この先輩が、悪性リンパ腫で2か月間ほど入院していたのですが、
近々退院して自宅療養に移るとの連絡を受けました。
悪性リンパ腫は、白血球の一種である「リンパ球」のがんです。
全身性のがんですから、かなり深刻な病気です。
詳しくは⇒『図解白血病・悪性リンパ腫がわかる本 ここまで進んだ最新治療 』
幸いなことに先輩の場合は、進行のゆったりしたタイプで、
抗がん剤による化学療法を1クール終えての退院とのこと。
東京近郊のマンションで一人暮らしのため、少しでも癒しをと考え、
アロマディフューザーをプレゼントすることにしました。
選んだのは、Rakutenで一番人気というこちら☟です。
退院に際してアロマディフューザーを贈ることにしたのは、
過日、緩和ケア医を取材した折にこんな話を聞いていたから。
私たちの記憶や感情をコントロールしているのは、
脳の大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)と呼ばれる部分ですが、
人間の五感のなかで、その部分に直接刺激として届くのは、
嗅覚刺激、つまり香りだけとのこと。
大脳辺縁系は自律神経を整える役割も担っていますから、
アロマの香りによるリラックス効果は何にも増して高く、
緩和ケアの現場ではアロマセラピーがどんどん導入されているそうです。
そんなリラックス効果を先輩にも届けたいと考えたわけです。
私が選んだディフューザーは超音波式で、直火を使う必要がありません。
そのうえタイマーがついていますから、
睡眠中も安心して香りを楽しんでもらうことができます。
加えて、寿命が長いLEDによる明るさを2段階に調節できますから、
ベッドライトととして、また加湿器としての役割もOKです。
届いてすぐに使えるように6種類のアロマオイルがセットされていますから、
気分に応じて香りを選んでもらえるという至れり尽くせりです。
アロマディフューザーはいろいろなタイプがあります。
お好みで選択されたらいいでしょう。
先輩はこの先も通院して化学療法を受ける予定と聞いています。
抗がん剤の副作用で食事が思うように摂れないこともあるでしょう。
そんなときも栄養状態が落ちないようにと、こちら☟も届けました。
1パック125mlと少量ですが、200kcalとたんぱく質は7.5g、
さらに不足しがちなビタミン・ミネラルも豊富に補給できます。
栄養補助食品としての明治メイバランスには、
このゼリータイプ以外にもいろいろあります。
また味もストロベリー味、コーヒー味、ヨーグルト味等がありますから、
好みに応じて選択されたらいいでしょう。
先輩宅は我が家から少し遠いのですが、
時々は手料理を持参しようとも考えています。
治療中のがんサバイバーには栄養が大事ですから……。
こちらの本が大変役立ちます。
療養中のちょっとしたお昼寝用にも使える厚手の大判ストール。
先輩の好きそうな色合い「ティルグリーン」を選びました。