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テーマ:花・草・樹木(333)
カテゴリ:野山、植物園、花壇の花
3月に入って夫婦して体調が悪く病院以外にはほとんど外出できなかった。 そんなわけで自分の体のケアに忙しく花壇の手入れなどしてやれなかった。 それでも季節は巡っているらしく宿根草がいくつか花を咲かせている。 中でも毎年待ち遠しいミニ水仙・テータテートの黄花が美しい、 フランス語でT'ete-a-T'eteと綴るが英語のHead to headニ相当し、 「内緒話」「男女の差し向かいヒソヒソ話」を意味するらしい。 今花屋の店頭で見られるのはミニとは言えかなり大柄で高さ約20センチ位あるが もう20年近く我が家の屋外ベランダで生き続けているものは背丈10センチくらいで まさしく小人のヒソヒソ話に思える風情である。 店頭では「チタチタ」などという可愛くないな名前で並んでいることもあるが 我が家のそれは「コロボックルの内緒話」の名が相応しいくらい小さいく可愛いらしい。 ちょっと残念なことはみな南に向かってヒソヒソ話をしているので居間から見ると花びらの 裏しか見えない。まさしく我が家にそっぽを向いて談合しているみたいでちょっと憎らしい。 あと数日で咲くソメイヨシノよりもはるかに素晴らしい色調の西洋サクラソウも咲いているが 購入したなにかの鉢に付いてきたらしく珍しい白花サクラソウが一株だけ咲いている。 これも何かにくっついて我が家にやってきたラン類縁の花が一株だけもう何年か住み着いている。 我が家で今一番自己主張しているのはいろんな色のビオラ・パンジーの類。 我が家に咲く花だけでもバラエティーに富んでいるが、web上などではまさしく 百様百態というよりも千様千態と言いたいほどの競演である。 これらはパンジーとかビオラとかの名で市販されているが日本語ではもっと あいまいで、すみれ族の無数の交配種を「三色すみれ」と呼ぶらしい。 私は花弁が三色のものを「三色すみれ」と称すると思っていたがどうも違うらしい。 人工交配初期のころは3種の花でも大変なことだったのでこの名を付けてしまったのだろうか、 今ならさしずめ「万色すみれ」としたことだろう。 蝶が待っている姿に似ているとか人が笑っている様だとかいろいろ 言われているようだが確かにその紋様は変化に富んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.18 17:49:27
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