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テーマ:今日の出来事(289411)
カテゴリ:雑感
今日は節分。私の家では毎年、大阪市住吉区にある「あびこ観音」へお参りに行っています。2月3日が土日なら家族で行くのですが、今日は平日なので私一人で行ってきました。
JR阪和線我孫子町駅。ここは私が4歳まで住んでいた家の最寄駅でしたので、母親に連れられて踏切のところで電車をよく見たものです。そんな風景も今年の4月からはJR阪和線の大阪市内高架工事完成により一変してしまいますが・・・。 普段は車や市バスも走る商店街の道路が節分の時には、道路に露店が出るなどとてもにぎやかなんです。今日は出張先での仕事が早く終わったので早めに行ったので少しすいていましたが、もう少し遅い時間だととても混んでいます。 露店を眺めながら歩いて行くと、4歳の頃に母親に連れられてよく買いものに行った市場が今ではマンションになっていたり、品のよさそうなおばあさんが一人で切り盛りされていた和菓子屋さんが廃業していたり、と時代の流れを感じながら人の流れに沿っていくと、目的地到着です。 「あびこ観音」、正確には観音宗総本山吾彦山大聖観音寺というそうで、創建は546年で日本最古の観世音菩薩の寺院とされる(Wikipediaから引用)とのことです。そして、毎年2月1日から7日まで行われるのが「節分厄除大法会」、私が毎年2月3日に行っているのがこれなんですよ。 上の写真では全体がわかりづらいのですが、本殿のところが少し狭くてお参りの人でごったがえしていますが、もう少し後の時間になるとここが身動き取れないくらいの状況になります。 このあびこ観音は厄除けの寺でも有名でして、厄除けの護摩木を奉納される方も多くおられます。護摩木を焚く火とほらがいの音色が独特の雰囲気を醸し出していました。 お参りの帰りには、厄除け饅頭を買って帰ります。これも、何店か出していて人気のある店もあるのですが、私はずっと同じ店で買っています。その店の厄除け饅頭を買って、その店のすぐ近くにあるお肉やさんでコロッケを買って帰るのが一連の流れとなっています。ちなみにそのお肉屋さん、私が住んでいたときにはすでに営業されていた(母親の話し)そうですから、40年近くこの我孫子町駅前で営業されているんですね。 家に帰ってきてから夕食をとりましたが、下の写真のとおり夕食は「関西の節分」の定番モノが並んでいました。 巻き寿司、いわしの丸焼き。コロッケは前出のお肉屋さんのコロッケですが、これはご愛嬌ということで。 この後は豆まき。下の子どもが保育所で作ってきた枡に豆を入れて「鬼はそと!」ってやっていました。妻がやはり下の子どもが作ってきた鬼のお面をかぶって・・・。私?私はそれをビデオで撮っていました。私の重要な役目はいつもこれですから・・・。 そして、お待ちかねの厄除け饅頭を食べました。このお店の厄除け饅頭は写真の茶色と酒蒸し饅頭のような白色があるんですけど、私の家では茶色の方が好きで白色は人気がないんです。私はどっちも好きなんですけど。 こうして、私の家の節分行事は終了しました・・・。 ところで、節分って「季節を分ける」という意味もあるそうです。そういえば、明日は立春。暦の上では明日からは「春」なんですよね。この間、正月だと思ったら、もう春かよってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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