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テーマ:車に関するお話(10259)
カテゴリ:車
マツダは7日、ロータリーエンジン搭載車『RX-8』の生産を2012年6月に終了すると発表した。ただし、ロータリーエンジンの研究・開発は継続するとしている。
山内孝代表取締役会長社長兼CEOは、「ロータリーエンジンを搭載した『マツダ 787B』がルマン24時間レースで優勝して20周年となる今年、ルマン・サルトサーキットや国内各地で『787B』のデモンストレーション走行や車両展示を実施しました。優勝した当時を知る方からそのお子さままで、多くの方々が『787B』のロータリーサウンドに耳を傾け、雄姿に見入ってくださいました」。 「ロータリーエンジンが多くの方々に愛されている事を強く実感しています。『RX-8』の生産は終了しますが、ロータリーエンジンがマツダの魂のひとつであることに変わりはありません。マツダは今後もロータリーエンジンの研究・開発を継続していきます」とコメントしている。 同社は、RX-8生産終了の公表とあわせて、最後の特別仕様車「SPIRIT R」を11月24日に発売すると発表、販売計画台数は1000台を予定している。価格は6MT車が325万円、6速AT車が312万円。【レスポンスから引用】 私はマツダ党ではありませんが、「マツダ」=「ロータリー」と思っておりまして、オイルショックを乗り越えて世界唯一ロータリーエンジンの自動車を作り続けているというところは、すばらしいと感じておりました。 ロータリーエンジンといえば、一般的な自動車のエンジンである往復運動の「レシプロ」ではなく、回転運動ですから作り出されるエネルギーを余すことなく使うことができるという利用的なエンジンなのですが、燃費が悪いのが玉に瑕でした・・・。 一時期、マツダの車種のほぼ全てでロータリーエンジン車がラインアップされていたように記憶していまして、サバンナだけでなくファミリア、カペラ、ルーチェ、コスモはもちろんのこと、軽四のシャンテにも搭載する計画があったとか・・・。 私はロータリーエンジン車(RE車)には乗った事がないのですが、私の周りには何人かオーナードライバーだった人がおられます。同じ職場で10歳以上年上の先輩職員は免許をとったときに中古のファミリアロータリークーペを購入、飛ばしまくっていたそうです。そのファミリアロータリークーペは新車当時には「速い・安い・止まらない」の三拍子そろった車だったとか・・・。「速い・安い」はいいとして「止まらない」のはエンジンの性能に対してブレーキの性能があまりにもチープだったそうですが、ホントかな・・・。 また、1つ上の先輩職員はセリカやピアッツァといった2ドアの車ばかり乗り継いできた中でRX-7の中古を購入しました。MTは高かったのでATだったのですが、とにかく速くて楽しいけど燃費の悪さにもおどろいたとか・・・。 まぁ、それでもレシプロのエンジンにはない「モーターのように回るエンジン」(回転運動なのだから当たり前といえばそうですが)は大きな魅力だったとのことでした。 そんな生産中止前に、1000台の特別仕様車を販売するとのこと。もちろんMTもあるのでうれしいですね、とても買えませんけど。 ところで、水素エンジンの試作車は確かREをベースにしていたと思いますし、RE技術の開発は引き続き行っていくとのことですので、今度は別の形でREが見られるかもしれませんね。だから、一時撤退ということなのかもしれませんが、周りを見ればハイブリッドだ、電気自動車だって、なんだか車に魅力を感じなくなってきていました。たとえ買えなくても、例えばREのような魅力ある車があるから憧れを抱こうというものだと思うんですけどね。 こんなことしていたら、ますます車離れが続くと思うんですわ~ 時代がだんだんエコエコに進んできているのはわかるんですけど、なんだかねぇ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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