今日は、とても蒸し暑い一日でしたが、私の上の子どもにとっては高校最後の大会に出場、しかもそれが近畿大会ということでしたので、見に行くことにしました。
場所は、阪急京都線西京極駅にあるハンナリーズアリーナです。ここは立派な体育館で、適度に冷房も効いていて、奈良県にある体育館とは違います。さすが近畿大会が行われる場所ですね。
上の子どもは団体戦で出場、3チーム総当たりの予選を戦ってトーナメントを進めていくというような仕組みになっていました。まずは、京都の強豪校との対戦。上の子どもは中堅で出場だったのですが、それまでの先鋒や次鋒の人は簡単に負けてしまったあとだったし、しかも相手の中堅の選手は京都でも有力選手とのことでした。
さて、そんな状況でしたが、なんと上の子どもはその選手から小手を入れて一本取りました。おぉ、すごいって思っていたのですが、逆に面打ちで一本返されてしまって最終的には引き分けで終了。ちなみに、相手の選手は上の子どもと同じ上段の選手ということで、上の子どものみならず相手選手もびっくりしたと思います。
結局、その京都の学校との対戦は、上の子どもが一本とっただけで負けてしまいました。
少し時間をおいてからの次の試合は、大阪の強豪校との対戦。中堅の上の子どもと対戦する相手は、国体に出場する有名な選手とのこと。どうなるのかと思ってみていましたが、なんと引き分けで終了。試合後に上の子どもに聞いてみると、相手選手はなかなか攻めきれないことからだんだんイラついてきたようで、それが表情にでていたとのこと。上の子どもは、意外に落ち着いていて自分の形を崩さないようにしていたら、負けなかったと話していました。
結局、その大阪の学校との対戦は、上の子どもともう一人が引き分けただけで負けてしまいました。
最終的には、上の子どもの学校は一つも勝つことができず、2試合通じて1ポイントしか取ることができなかったわけですが、その唯一の1ポイントを上の子どもが取ってくれたのでよかったと思います。
ところで、上の子どもが対戦した二人の選手は、いずれも有力選手で負けてもともとと思っていたようでしたが、それが逆に落ち着いて出来たところかもしれません。そうした落ち着きが一本は取られたものの、京都の有力選手から一本とったし、大阪の国体出場選手に対しては一歩も引かずに戦うことができたわけですからね。最後の最後によくがんばってくれたと思います。
ちなみに、国体出場選手との対戦では、その選手がどんな試合運びをするのかを見るために大勢の他校の選手や関係者がどんどん見に来ていてギャラリーが多かったそうですけど、無名の上の子どもが一歩も引かない試合をしていたので、その選手にしてみたら余計にイライラしていたのかもしれませんね。
なお、そこまでがんばってくれたのに、最後の試合の完全なビデオを撮ろうとしたものの、テープを買うことができず、仕方なくデジカメのカメラ機能で撮るってどうよってね・・・。ホント、ごめん。
それから、ハンナリーズアリーナの近くにあるわかさスタジアム京都では、今日から夏の高校野球の京都府予選が行われていました。私にとっては、こちらのほうが馴染みますが・・・(笑)。