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テーマ:プロ野球全般。(13223)
カテゴリ:野球
ソフトバンクが巨人を4―3で下し、4連勝で3年連続、球団史上10度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一に輝いた。4連勝での日本一は、球団では59年の南海以来60年ぶり。工藤公康監督(56)は選手時代と合わせて通算15度目の日本一となった。【スポニチアネックスから引用】
今年のプロ野球は、ホークスが日本シリーズを制しましたね。前身の南海ホークスが1959年に4連勝して以来60年ぶりの快挙になりました。ホークスファンの皆さん、おめでとうございます。 1959年以来の4連勝ということで、1959年は私自身生まれていませんが、歴史的背景や亡き父の話によるとそれに至るまでがなかなか大変だったということでした。1951~1953年と1955年まではパ・リーグでは敵なしの状況で日本シリーズに駒をすすめるも水原巨人軍に負け、1956~1958年までは同一リーグの西鉄ライオンズに勝てず日本シリーズに進むことができずといった状況で、チームはもちろんのこと、当時監督だった鶴岡監督(山本監督)としても苦労の連続だったわけですが、ようやく巨人に4連勝のストレートで勝ったことがホークスファンの溜飲が下がったことだと思います。(もっとも、その後の1961年は日本シリーズに出場できたものの世紀の落球で逆転負け、1963年は再び西鉄に来競り負けて日本シリーズに出場できず) 今回の日本シリーズを見ていて思ったのは、ホークスがジャイアンツの主軸を徹底マークしていたということと、ホークスの代打陣を含めた層の厚さでした。ジャイアンツの主軸ってここまで打てなかった?と思うくらい打ててませんでしたね。中でも坂本選手と丸選手が機能しなかったのが大きかったと思います。その中でも、丸選手がひどかったように思いました。ご存知のように去年のシーズンオフにカープからFA移籍したわけですけど、去年のCS前から調子を落とし日本シリーズもまるで機能せずにカープ敗退の原因の一人だった(おそらくCS前からジャイアンツ移籍を決めていたことから、変に力んだか適当な言い訳が見つかなかったか)わけですが、今年も全然ダメでしたね。シリーズで1本しか打てなければ話になりません。 坂本選手もそうでしたね、あそこまで打てない坂本選手を見るのは初めてでした。 さて、今年のシーズンはホークスの日本一で終わったわけですが、今年のシーズンを振り返って思ったのは「CSっている?」っていうことです。ホークスはペナントレースで優勝したわけではなくてペナントレースでは西武ライオンズが優勝したんでしょ。本来なら西武が日本シリーズに出場するはずなのに、CSというなんだかよくわからないルールのためにこのようになってしまった。ペナントレーズで優勝したチーム以外のチームが日本シリーズに出場するというドキドキは面白いのかもしれませんが、個人的には「それはない!」って思っています。たとえカープが3位や2位でペナントレース優勝チームに勝って日本シリーズに出場できても、素直に応援できないかな・・・。 個人的には、シーズン終わりまでドキドキワクワクさせたいのであれば、かつてパ・リーグが採用していた「前・後期制」の方がいいように思います。すなわち、開幕からオールスター前を前期、オールスター後からシーズン終了までを後期として、前期及び後期優勝チームでプレイオフを戦って優勝を決める、そのほうがいいんじゃないかと。パ・リーグでは1973年から採用していましたが、当時の南海ホークスの野村監督が前期に勝たないと意味がない、って話をしていましたが、そのような考えもあるだろうし、逆にオールスター後にチーム状態が整うところもあるでしょう。前・後期のいいところは、「前期は前期で一旦リセットして後期に戦える」というところにメリットがあるのではないかと思うんですけどね。 まぁ、前出の野村監督のように前期に優勝しないとプレイオフには出場できないわけで、要するに前期に全精力をつぎ込んで後期は負け続けても、プレイオフで勝てばいい(実際に1973年後期には当時パ・リーグでは最強と言われた阪急ブレーブスにコテンパンにやられておいて、プレイオフでうっちゃることをしている)という作戦もあるんですけどね・・・。 それはさておき、CSや交流戦も含めて見直しの時期に来ているのではないかって思うんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月24日 19時53分54秒
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