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カテゴリ:ニュース
JR西日本の来島達夫社長は8日、東京都内で記者会見し、台風19号のため水に漬かった同社所有の北陸新幹線車両「W7系」2編成について「座席まで浸水しており、車両としての使用は難しいと判断した。廃車の手続きに入る」と明言した。失う車両の代わりに、新たに2編成を造る方針も表明した。今後の浸水対策として、車両を事前に避難させる方法の検討を進める考えも示した。【共同通信ネット版から引用】
先日の台風被害により北陸新幹線の車両で冠水被害のあったW7系及びE7系の合計10編成ずべてが廃車されてしまうことになりました。技術の粋を集めて作られた車両といえども、水に浸かってしまうとどうしようもないですね。 私の住む王寺町でも1982年の水害で王寺駅に留置されていた84両の車両(101系6編成60両、113系4編成24両)が被害に遭い、このうち101系の全部が経年車ということもあって廃車になり、その代わりに首都圏で廃車予定だった101系を急遽転属させるということがありました。北陸新幹線の場合は、そんなに簡単に転属できる車両があるわけではないため、しばらくは本数を減らして運行されるようです。 ところで、かつて大阪市内で運行されていた大阪市電の場合は、台風が接近が予想されると高潮で海沿いにあった鶴町車庫が被害を受ける恐れがあるため、車両を大阪市内の別の場所へ避難させたそうです。また、東海道新幹線の鳥飼車庫も開業初期に水害が予想された時に、新大阪や京都へ避難させた話が先日の記事に載っていました。東海道新幹線開業当初は今ほどの運行本数ではなかったからできたのかもしれませんが、北陸新幹線も今回のことを踏まえて緊急避難的な方法を考えていかないといけないかもしれませんね。 東京都交通局は6日、台風19号で被災した福島県内のバス会社「福島交通」に、都営バスの中古車両11台を無償譲渡すると発表した。同社はバスが水没して一部区間で運休を余儀なくされており、住民生活に支障が出ている。同県郡山市では阿武隈川が氾濫。都交通局によると、福島交通郡山支社の車庫などが浸水し、路線バス約50台が使えなくなった。 都営バスの車両は使用開始から13~15年で更新しており、使い終わった車両は、他のバス事業者に売却している。 福島交通とも中古車両の売却交渉をしていたところ、同社が台風19号で被災。福島県から都への要請もあって、売却予定だった11台を無償で譲渡することを決めた。 週内に4台を同社に引き渡し、残りも年度内に渡す予定だ。【毎日新聞ネット版から引用】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月08日 19時52分20秒
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