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カテゴリ:ニュース
経済産業省は10日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた中小事業者らを支援する「持続化給付金」の事務委託先について、予備調査に複数の事業者が入札の意向を示したことを明らかにした。 先に一括受託した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」の実態が不透明との批判を背景に、選定手続きは競争入札の公算が大きくなった。 2020年度第2次補正予算で計上した最大850億円の給付金事務委託先をめぐって、経産省は一括発注せず、審査と実際の振り込みに事務を分割して公募する方式を採用。10日までの予備調査でそれぞれ1社以上が入札する意向を示した。実際に参加すれば1次補正分を受託したサービスデザイン推進協を交えた競争入札となる。【時事通信ネット版から引用】
さんざん問題になってその全容もはっきりしない持続化給付金の問題。そんな中で、2020年度第2次補正予算に計上されている持続化給付金の事務委託費の話って、いくらなんでもって思いますが、資金繰りに苦労されている中小企業の方のことを思うと一日でも早くっていうのはわかります。 でも、ほとんど随意契約に近いような状況だった前回を、今回の方法についてもとても反省したような状況に思えないんですよね。なぜなら、普通なら前回問題になっているサービスデザイン推進協議会を外すのがスジっていうものじゃないかと思うんですよね。っていうか、そもそもサービスデザイン推進協議会が一般競争入札とはいえ、参加すること自体がおかしいのではないかということです。だって、同協議会がトンネル会社ということがバレてしまっているわけでしょ。今回も前回同様に手数料名目でがっつりと中抜きしますよ。 経産省としては、サービスデザイン推進協議会が応札してきたときにどうするのか。っていうか、応札する時点で前回の時にあれだけ問題になっているんだから遠慮するように指示するのが普通だけど、どうせ経産省も同協議会とべったりだろうからそんなことはできないか。なんといっても、中小企業庁長官が黒幕のようにいてるしな。 おそらく今回も同協議会が予定価格を下回って(最低制限価格を下回ることはないだろうけど)、余裕の落札をするんでしょうなぁ。表向きは「ちゃんと競争にかけましたよ」っていうアリバイ作りっていうところだろうな。そして、前回と何にも変わらないっていうことで。 ホント、会計検査でがっつりと引っかかればいいと思いますよ、こんなの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月11日 21時31分35秒
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