|
カテゴリ:ニュース
政府が4日、新型コロナウイルスの感染拡大により、首都圏1都3県に緊急事態宣言発令の検討に入ると表明したことで、今夏に延期された東京五輪も危機的な状況を迎えた。菅義偉首相は従来通りの開催方針を口にしたが、アスリートを含め、大会への準備が滞るのは必至。五輪組織委関係者は「非常に厳しい状況」と指摘した。発令日は7日か8日が有力。開催中の全国高校サッカー選手権や、16日に開幕するラグビー・トップリーグへの影響も不透明で、各方面から戸惑いの声が上がった。 東京五輪まであと200日の節目を迎えたこの日、緊急事態宣言の発令が秒読みとなった。菅首相は「感染対策を万全なものとし、世界中に希望と勇気をお届けするこの大会を実現する決意のもと準備を進める」と強気に決意表明したが、複数の大会関係者からは「非常に厳しい状況だ」という本音が漏れた。 政府がどのような内容の宣言を発出するかは不透明だが、まずはアスリートへの影響が懸念される。昨年4~5月の第一次宣言下では、トップ選手の強化拠点である味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)などが利用中止となり、予定された大会も次々に中止に追い込まれた。同じように練習環境や実戦機会に制約が生じた場合、強化は困難になる。【スポーツ報知から引用】
東京やその近辺における新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない中で、東京オリンピックの開催まで200日となったわけですが、ようやく緊急事態宣言の発令を行うことになったようです。もうこれは、東京オリンピック開催に赤信号っていうところではないでしょうか。 新型コロナウィルスに打ち勝ち、世界の人たちに安心して我が国に来てもらおうということなんだろうけど、とてもそんな状況ではないですよね。第一、まだ代表決定をしていないスポーツにおいてはその予選もままならない状況だろうし、内定をもらっていてもトレーニングするにも万全な状況ではないだろう。そんな状況であと200日ですよ。大丈夫なんですかねぇ~ そういえば、こんなバカなことを言っているクソタワケがいましたよ。 自民党の二階俊博幹事長は5日の役員会後の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて今夏に延期された東京五輪・パラリンピックについて、「自民党として開催促進の決議をしても良いくらいに思っている」と述べ、開催に向けて強い意欲を示した。【朝日新聞digitalから引用】 とりあえず、二階のおいやん、黙ろうか。 だいたい、「新型コロナウイルスに打ち勝って、東京オリンピックを開催」するんじゃなかったのかよ。今の時点で打ち勝っているのか? 我慢の時期だとか勝負の三週間だとかいろいろ言ってたけど、どれも惨敗じゃねぇか。 開催まで200日、この時点で「新型コロナウィルスに打ち勝って」いないと出場するアスリートは安心して調整することができないし、代表が決まっていない種目にあっては急ピッチでコンディション調整して試合にのぞむはず。 要するに、今の時点が緊急事態宣言を発出する時期だから、事態としては現状よりもさらに悪くなるわけで、仮に開催まで50日の時点で新型コロナウィルスに打ち勝ったとしても、我が国はもとより全世界の国々がオリンピックに喜んで来られるわけがない。 選手だけではない。それをサポートする関係者の研修や準備、その他諸々もできないだろう。 そんなことも想像できないのに、「開催促進の決議」をするってか? やれるもんならやってみな! 内閣支持率が爆下がりするだろうけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ニュース] カテゴリの最新記事
|