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カテゴリ:雑感
二年後の今日、4月13日に「大阪・関西万博」が開幕するということで、今日その起工式が行われたそうですね。ただ、資材費高騰などで建設するパビリオンの入札が軒並み不調に終わっているような状況、デザインが凝り過ぎているところもあるかもしれませんが、あと2年でできるんですかねぇ。それにイベント運営にノウハウを持っている広告代理店は、例の東京五輪・パラリンピックの汚職事件を引きづっているししねぇ・・・。
あと、入場料の設定も先送りになりそうとのこと。6000円くらいを想定しているようですけど、資材費高騰という背景を考えれば8000円とかもっとそれ以上、っていうことになるかもしれませんね。ちなみに、1970年の大阪万博の入場料は800円だったそうです。1970年当時の物価を今の物価と単純に比較はできないのですが、1970年頃のそば・うどんの価格が100円、今が500円くらいだから、かなり高く感じてしまいますね。 工事の遅れや入場料のこと以上に心配なのが、「大阪では万博開催についてあまり盛り上がっていない」ということ。駅などのディスプレイに得体の知れない青い物体が映し出されることはありますが、「2年後に万博が行われる、楽しみ!」なんていう声なんて聴きませんからね。まぁまだ建物も何もできていないし、そこで行われる催しも決まっていないだろうから仕方ないのでしょうけど、1970年より少し前の当時もそうだったのかな。未来のことって雲をつかむようなものだから、1970年より前の当時も今と同じ状況だったのかもしれないけど、ただまだその当時の方が何もかも不便なことばかりだったでしょうから、「未来に夢を感じる」ことができたのではないかと思います。ところが、今はどうですかねぇ。パソコンもスマホもあって情報は簡単に手に入る、生活も豊かになったし、50年前と比べるといろんな面で便利になった。この状況で「未来に夢を感じるか」っていうことですよ。「空飛ぶ車」が目玉の一つのようですけど、個人的にそれに魅力は感じないなぁ~ 「まだ2年ある」ではなく「もう2年しかない」状況で立派なものができるのか、できたとしても1970年当時のようなワクワクしたものができるのか、かなり心配ですね・・・。 ちなみに多分、私は見に行かないと思います。大混雑になるだろうし、そんなところに2年後には58歳になるおじさんが行くのはしんどいからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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