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カテゴリ:雑感
先日のこのブログで、ポンコツなマイナンバーカードの話を載せましたが、さらにポンコツ度があがるようなことが政府関係者から発表がありましたね。
要するに、「マイナンバーカードにおいて暗証番号の設定が不要な仕組み」「マイナンバーカードの統合される予定のマイナ保険証をを持たない人向けに発行される資格確認書を発行」というものでした。 いろいろツッコミどころは満載なんだけど、まず「暗証番号が不要」って、確かに高齢者だけでなくいろんな場面で暗証番号が求められることがあるけど、いちいちどれがどれだったか覚えてられませんよね。そのようなわずらわしさから解放するのはいいことだけど、じゃあどうやって確認するの? 顔認証とか目視確認っていうけど、顔認証はそれ用の装置が必要でそれは政府が用意してくれるんだったらいいけど、どうせそんなことはしないだろう。目視確認が適当なのかもしれないね。 それから、「資格確認証の発行」って、結局は現在の保険証と仕組みは変わらないじゃん。だったら、現行の保険証を継続すれば事足りること。 そもそも、マイナンバーカードって「それを持つのは任意」って聞いていたんだけど、保険証と一体とするならば任意ということではないんだけど、それはいつの間にか任意ではなくなったの? いつの間に? こういったシステム設計のグダグダだけでなく、マイナンバーカードに他人の情報が紐づけされるなどマイナンバーカードのシステム自体がすっかりと「信用できないシステム」に成り下がっているところに問題があるよね。 マイナンバーカードのシステムだってもっとしっかりとしたシステム設計だったら、行政サービスも健康保険証も「一枚のカードで楽々」なはずなんですけど、もっと実証実験を積み重ねるべきでしたね。今となっては遅いけど、少なくとも保険証の一本化という来年秋の目標は降ろしてもらうしかないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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