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テーマ:鉄道(22079)
カテゴリ:鉄道
今年のGWは、信貴山の西側に残るケーブル線に乗ってみたいと思って昨日行ってきました。王寺から西信貴鋼索線(ケーブル線)に行こうとすると、柏原まで普通列車で移動してそこから徒歩で近鉄大阪線の堅下へ移動して堅下から河内山本(山本)へ移動することになります。柏原から堅下までは10分もかからないくらいの距離にあります。
山本からは近鉄信貴線に乗り換え。近鉄信貴線は2.8kmの短い路線で2両編成の1430系が使われています。 この編成は信貴線専用なのか信貴線のラッピングがされていました。 この列車に乗って、西信貴鋼索線の入り口となる信貴山口を目指します。 そして、ほどなく信貴山口に到着しました。 ここからいよいよケーブルに乗り換えます。 大阪方面から信貴山へ向かうには、このルートが楽なのかな・・・。 奈良からだと、王寺または近鉄生駒線の信貴山下からバスになりますが・・・。 階段の向こうにケーブルの車両が待っています。 コ7型という車両です。1957年に製造され、2021年に改修されて登場時の塗装に戻ったそうです。 今回は青い塗装の8に乗車、「しょううん」という愛称がついています。 ちなみに、この路線は近鉄の路線の一部になるのですが、車両番号が一桁というのはかなり珍しいですね。例えば、前出の信貴線に車両は1531と四桁でしたからね。 運転台はこんな感じ。とてもシンプルです。 西信貴鋼索線の初発は930、満席だったので私は車両の一番後ろで立って景色を眺めることにしました。 この日は天気が良かったので、大阪平野がきれいに見えます。 ところで、ケーブルの路線って「一直線」というイメージがあり、カーブしていることなんてないだろうと思っていたのですが、ここはこのようにカーブしているんです。なかなか変わっているなぁってね。 そのカーブを曲がりきったところにて反対側からやってきた7とすれ違いました。7はオレンジ色の塗装で車体形状は8と少し異なっていました。 前出のカーブもそうなのですが、トンネルがあるのも変わっています。 この西信貴鋼索線は1.3kmの距離なのですが、このような変化があっておもしろいです。 そして山頂の高安山に到着しました。高安山駅構内はかなり急な階段があって人も多かったので写真は撮れませんでした。 ここから信貴山方面へは路線バス(近鉄バス)に乗り換えとなります。GWはケーブル線もこの路線バスも増発していました。 このあと、1時間ほどアマチュア無線の交信を行いまして、路線バスで信貴山門まで移動し、そこから路線バス(奈良交通)を乗り継いで王寺へ戻りました。 さて、信貴山へ向かうケーブル線は前にもこのブログで紹介しましたが、近鉄生駒線の信貴山下からも路線があったのですがすでに廃止されています。今回乗ってみた西信貴鋼索線は高安山から路線バスに乗り継がなければならないもののまだ現役なのは、やはり山本での乗り換えや高安山での路線バスの乗り換えはあるにしても、信貴山下からのルートよりも便利というところがあるのかな・・・。その辺はよくわかりませんけど、高安山や信貴山へのハイキングとして利用する人が多いようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月04日 22時29分01秒
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