【塾長としての日々】変化する役割と塾生たちとの絆
年々、時が経つのが早く感じる今日この頃。毎日があっという間に過ぎていく中で、私はどこかで「今できることの精一杯」を意識しながら過ごしています。それが当たり前のこととしてできるようになれば、自然と日々を重ねるうちに自分自身も成長しているのだと感じます。日々の努力と学びを積み重ねていき、より良い自分を作り上げていきたいと思っています。これまで、塾生たちから「ばっし~」と呼ばれていた私ですが、最近では「塾長」と呼ばれることが増えてきました。お手紙や色紙にも、そんな呼び名が記されていることが多く、少しずつ自分の役割の変化を感じています。それは、私にとってただの肩書きではなく、塾生たちの信頼や期待を背負っているという実感に繋がる大きな変化です。■ 呼ばれ方の力と自分の変化呼ばれ方一つで、その人の言動や行動が変わるものだと実感しています。以前の「ばっし~」という呼び方には、どこか自由で軽やかな空気があったのかもしれません。それが、今では「塾長」と呼ばれることで、少し責任感を感じる一方で、その役割にふさわしい行動をしなければならないという自覚も芽生えてきました。塾生たちにとって、塾長とは単なる教師以上の存在であり、塾を引っ張っていく象徴的な存在でもあるからです。それでも、私はこれまでの「ばっし~」らしさを忘れずに、塾長としての自分を作り上げていきたいと思っています。年齢や肩書きが変わっても、自分らしさを持ち続けることが大切だと感じます。塾長として、新しい役割を果たすために何ができるかを常に考え、私らしい「塾長像」を築いていけるよう努力を重ねていきたいです。■ 塾生たちとの絆と感動の瞬間今年度も、たくさんの塾生たちが共に過ごしてくれました。日々の授業やイベントを通して、塾生たちとの絆がどんどん深まっていくのを感じます。先日、1年間に撮り溜めた写真や動画をまとめて「名場面総集編」として1枚のDVDに編集している時、心温まる出来事がありました。ある動画に、塾生たちからのサプライズメッセージが込められていました。それは、自習室に置いてあったDVDを使って、塾生たちが自分たちのアングルで撮影したものです。その映像には、塾生たちの愛が感じられ、胸が熱くなるような温かいメッセージが吹き込まれていました。塾生たちが「ここが自分たちの学び舎だ」と感じてくれていることに、改めて気づかされました。その瞬間、私の中で強く思ったことがあります。それは、これからも塾生たちから「ここで学べてよかった」「ここで過ごした時間が大切だった」と思ってもらえるような、温かい学び舎であり続けたいということです。塾という場所が、単なる勉強の場だけではなく、塾生たちにとって心の拠り所であり、思い出深い場所であってほしい。それが私の願いです。■ これからの目標と決意私にとって塾長という役割は、単に生徒を教えるだけでなく、彼らが成長するためのサポートをする重要な役割でもあります。これからも塾生たちが安心して学べる環境を提供し、彼らの成長を支えるために最善を尽くしていきたいです。そして、彼らが一歩ずつ前進し、未来へ羽ばたいていく姿を見守りながら、私自身も成長していけるよう努力を続けます。「学び舎としての温かさ」「塾生との絆」—それらが私にとって何よりも大切なものです。これからもその思いを胸に、日々の授業を大切にしていきたいと考えています。塾生たちから学び、私自身も成長し、次の世代の子どもたちにとっても、変わらず愛される学び舎であり続けたいと思います。