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テーマ:日々自然観察(9870)
カテゴリ:昆虫(キジラミ)
拡大して見ると、中々模様の綺麗な虫である。しかし、ウンカの類は種類も多いし同定は無理と思っていたのだが、「トベラ ウンカ」で検索したところ、ウンカではなくキジラミで、トベラキジラミと言う種類らしいことが分かった。一般にキジラミやアリマキは付く植物が限定されている様なので、まず間違いないであろう。
外見はセミやヨコバイ、ウンカに似ている。しかし、この写真の様に背中側から撮ったのでは見えないが、セミやヨコバイの口吻は頭部の基部下部から出ている(頚吻群)のに対し、キジラミではアブラムシ(アリマキ)やカイガラムシなどと同じく、口吻が前肢の付け根の間から出ている(腹吻群)。キジラミを生きたままひっくり返して撮影するのは難しいので、残念ながら、写真では御見せできない。
このキジラミ、沢山付くと虫の出す甘露に黴が生えてスス病を発生させる事があるという。 しかし、今のところこのキジラミを退治するつもりはない。毎年発生しているにも拘わらずスス病は発生していないし、トベラの生長が良過ぎて困っている位なので、少しキジラミ君達に頑張って貰い、養分を吸い取ってトベラの生長を抑えて貰った方がかえって良いのではないか、とさえ思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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雨の日のすてねこさんへ
>いつも思うんですけど、なんでこんなにいろいろ虫を見つけられるの???(。´▽`。)?? ----- 最近は閲覧者が少し増えたので、紹介して貰いたいたくて私の目の前に出て来るのでしょう。 (2007.05.07 17:40:13) |