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テーマ:柴犬同盟(13393)
カテゴリ:みやざき動物愛護センター
急遽、レスキューしてきました。 10歳位の老犬「ケンジ」 ケンジは、2月から管理所に収容されていたそうです。 かおりさんは、ずっと希望を捨てずに、 行く度に頭を下げ、殺処分の延期をお願いしてきてたのでしょう… その葛藤が痛いほど現場から伝わりました。 檻の前に立つと、ケンジは全身で「今」を伝えてきました。 「あれ?この仔、ここから出れる事が分かってる!」 職員さんがそうおっしゃってました。 かおりさんとケンジの三ヶ月は、 とても長かっただろうな…と思います。 苦しかっただろうな…と思います。 かおりさんとケンジの頑張りがあったからこそ、 こうしてケンジは、今、生きています! 二人にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。 今日から一週間、検疫室にて観察期間に入りました。 来週には、無事、群れデビュー出来ると思います! ケンジレスキュー後、某現場に向かいました。 虐待犬のレスキューです。 今は事情があり詳しいことは書けませんが、 3頭のうち1頭が骨折してかもしれない。 立てなくなっていると聞いたので、 この仔だけ緊急レスキューしました。 ↓後足 ↓前脚 赤丸の部分が骨折している箇所です。 獣医師さんの話では、鉄パイプのような硬いものじゃないと こんな骨折はしないとの事でした。 「まさかここまでする飼い主が居るのか? 何らかの事故じゃないのか?」 と、獣医師さんも信じられない様子でしたが、 骨折は確実に、人間の手によるものです。 私が迎えに行ったとき、この子は私の事を誰かと間違えていました。 飼主?飼い主の身内? 唸ったり怒ったり怖がるのではなく、 目を細め、明らかに喜んでいたのです…。 私だと気付いたときの落胆した表情に、 期待させてごめんねという気持ちと、 あまりの健気さに胸を締め付けられる思いがしました。 こんなに酷いことをされ続けていたのにね… 保護する場所がもうどこにもないので、 ひとまず保護家の台所をこの仔のお部屋にしました。 一般家庭の中で 温かく見守って下さる飼主さんか保護主さんを募集します。 穏やかで優しい子ですが、 抱っこすると怖がってパニックになります。 そのときだけは、抵抗して咬もうとしますが、 しばらく抵抗していくうちに観念するのか 諦めて抱っこさせてくれます。 実は・・・ まだこの仔の兄妹とお父さんが取り残されているのです。 お父さんは8~10歳位かもしれません。 兄弟は5歳位です。 お父さんは人慣れしていますが、皮膚病のようでした。 兄弟はこの仔より小柄(この子は12キロ)で、 一番虐待を受けて来てた仔らしいので、 人間に対して強い恐怖心を持っていました。 激しさはありませんでしたが、心のケアに凄く時間が必要です。 お父さんと兄弟の写真は、某所からオッケーが出たら 後日掲載して、飼主さんか保護主さんを募集したいと思います。 お父さんと兄弟も柴犬です。
いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 メールアドレスも変更となりました。 新しいお問合せ先は、 HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月27日 02時15分51秒
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