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カテゴリ:保護家の仔達
昨日ブログに書いた後、 動物病院から電話がありました。 「手を尽くしましたが、 回復の見込みはありません。 このまま数日の延命を続けるか、 看取りに入るか…」 迷わず返答しました。 今から迎えに行きます…と。 保護家で最期を迎えさせよう! それは、きっと、 母犬の願いでもあると感じたから。 もう10日以上、何も口に出来ず 点滴だけで繋げてきた命…。 いつか食べれるようになる! いつか立ち上がるようになる! 奇跡を信じてきました。 生きて子犬達に会える… そう信じたかった。 母犬は…三つの点滴を外しました。 もう苦しまなくても大丈夫! もう痛みと戦わなくても大丈夫! もう・・・良いんだよ。 命名「八千代」 八匹の子犬を守り抜き、 八千年という永遠の時、 そして…保護家のある地、「八代北俣」。 八千代には、多くの深い意味を込めて、 藤井副代表が命名しました。 八千代が生きていた事、 八千代が生きた証、 残して行きたいから。 今夜が最期かもしれない… スタッフが夜遅くまで残って、 八千代の帰りを待ちました。 八千代は・・・ 12月9日、朝日が昇る前に、 やっと楽になれました。 八千代は、山中で捕獲されました。 八千代のお腹には、新しい命が宿っていました。 妊娠して棄てられたのか、 放浪してた時に命を宿したのか、 分かりませんが、 保健所に捕獲され、 愛護センターで出産し、 子犬達の目が開くまで、 頑張って育て上げました。 レプトスピラを発症し、 本来ならば、子犬への感染は 避けられなかったはず。 それなのに・・・ 隔離して10日目の子犬達、 誰一人レプトスピラの症状が出ず、 発症してない確率が高いのです。 こんな事って… 八千代は・・・ 子犬を守ったんです。 我子の命を守り抜いたのです。 八千代は、立派なお母さんでした。 偉大なお母さんでした。 愛おしい者を守り抜いた 勇敢な最期でした…。 いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月09日 14時01分57秒
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