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2019年07月26日
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カテゴリ:保護猫カフェ

この仔達を守る力を、施設を維持する力を…

全国の皆様のお力を貸して下さい。

お願い事ばかりで申し訳ございません。

どうか、ご協力をお願い致します…。

▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601
  動物たちの未来のために代表山下 由美

▼郵便貯金 17310-434961
  口座名義:イノチノハウスホゴヤ




ハンデのある保護猫カフェ

「オレンジルーム」は…

病気を乗り越え、完治した猫たち、

健康な子達のお部屋。



ここから引退したのが

「レオ」という猫だった。

■レ オ の 歴 史 ■



レオは「いのちのはうす保護家」

最年長でもあった。

レオをレスキューしたのは、

今から9年前…2010年だった。



電気も水もない更地からスタートした

「いのちのはうす保護家」誕生年だった。



レスキュー当初のレオは、

酷い猫風邪と皮膚病を抱えていた。


自宅で治療を続け、完治したものの…

すでに体は大きくなっており、

譲渡のチャンスを逃してしまった。



私の力不足だったと思う。

当時の「いのちのはうす保護家」は、

譲渡会を開催するにも人手が無かった。
(当時2名で回してた)

それがレオを譲渡出来なかった要因だと、

反省してもしきれない。



それから更に二年後…

今の施設に移動したものの、

初期の頃はどこもかしこも汚く荒れていた。

そんな時代からレオはここに居た。



「レオ」「チュパ」「サッチー」という

古株トリオが居た。

私の力不足が原因で

極度の人見知りに加え、

閉鎖的な性格にしてしまった。

レオ、チュパ、サッチー、

いつも三人で身を寄せ合っていた。



そんな中、サッチー、チュパに良縁があり、

保護家を卒業してようやく幸せの道へ!



レオは・・・



一人ぼっちになった。



あどけないレオの表情は、年月と共に



「ドン」にふさわしい顔つきへと

成長していった。



レオは絶対的王者となった。

私は私で・・・

己の動物的直感を信じた。

新入りから押さえつけられそうになると、

気付かれないようレオを持ち上げてきた。

「レオ以外のボスを絶対に作ってはいけない!」

よく分からない信念があった。



「オレンジルーム」のドンが変わると

悪い流れになりそうな気がしたから。

理由なんて分からなかったけど、

これが動物的直感だった。



レオ級のドライな猫は初めてだ!

レオが見せるのは、

喜怒哀楽の「怒」だけだった。

私たち人間側も、レオに対してだけは、

なぜか「猫」扱い出来なかった。

赤ちゃん言葉が出ないのはもちろんのこと、

敬語で話しかけてしまいそうになる。

なぜだろう・・・?

レオに敬意を払っているのだろうか?

いくら考えても答えが出てこない。



そんなドライなレオだけど、

自分を慕う猫たちに対しては、

一切拒否することなく、静かに受け入れる。

カメ先生と共通する何かを

レオも持っているのかもしれない。



そんな絶対的王者レオなのに…

どことなく違和感を抱くようになった。

気のせいかと思っていたが、

ボランティアさん達が撮ってくれた写真を

一枚一枚見せてもらってくうちに…

違和感は確信へと変わった。
レオの居場所が

確実に変わっていたのだ。

「えっ?レオはなんでそこに居ると?」

「えっ?この場所でレオが寛いでる?」

なんとなく過ごしてきたつもりの9年間は、

「なんとなく」ではなかった!

事細かく無意識に

レオを観察してた9年間だった!

そう気付かされた。



「レオを引退させたい」

私の突拍子もない申し出に、

スタッフ、ボランティアさん皆が驚いた。

「譲渡の道を閉ざしちゃうの?」

それは当然だと思う。

引退=レオの可能性を潰してしまうから。

それでも、私は退けなかった。


「…了解っ!

最終的には、皆がそう言ってくれた。

本当にありがたい…(:_;)

私は・・・



未来よりも「今」のレオを大切にしたかった。

レオは…疲れ切っていた。

オレンジルームには、

どんどん若い猫たちが入ってきて、

その活気ある波にレオは乗れなくなっていた。



過集中できる私のパソコン部屋…

レオご隠居部屋に最適な環境だと思い

私はこの部屋から撤退する事にした。



パソコン部屋を確保する度に、

なぜか犬や猫に追い出される。

「集中用の個室?お前には分不相応だ!」

そう叱られているのかもしれない(^^;

納得納得!



レオが引退して二ヶ月程経っただろうか…

10才という年齢なのか、

ストレスに気付く事が遅かったせいか、

レオは…

カメ先生と同じ難治性口内炎悪化だった。



レオもカメ先生同様、

全臼歯抜歯…となる。

レオの引退は、

そういう意味だったのかもしれない。


「レオと一緒に私も連れて行って!」



二ヶ月前・・・

そう申し出た一人がアートだった。

■ア ー ト の 歴 史 ■



保護猫カフェでのアートは、

誰かを待っているかのように、

窓からいつも外を眺めていた。

お客さんをお出迎えするアートの姿は、

保護猫カフェの名物となり、

アートの譲渡を迷う方も多かったけど、

不思議と、ゴールに(譲渡)には

辿り着けないアートだった。



アートにとって…

外へと繋がるこの窓は

とてつもない厚い壁を意味してたんだね…。

気付けなくてごめん…

そんな思いが込み上げてきたのは、

5年前にアートをレスキューした日のことを

鮮明に思い出したから。

レスキュー当初のアートは…



容赦なく両手で足を抱え込み、

爪を思いっきり食い込ませてくる!

容赦なく噛みついてくる!

それは攻撃ではなく「甘え」だった。

アートには、脳障害があったため、

力加減がいまいち分からなかったのだ。

頭を強く強打したのか、

先天性のものなのか、

原因が分からないまま

アートとのリハビリがスタートした。



「痛いっ!!」

「イ・タ・イっ!」

「痛いって言いよるやろ!」

「イタイ」という単語を連呼しながら、

その都度アートの体を押し戻した。



リハビリ後のアートはいつも、

「やっと甘えるのを許してもらえた~」

膝に顔をうずめてグッタリだった。

この寝顔を見る度に

「冷たくしてごめんね」

スパルタ式リハビリに罪悪感が重くのしかかった。



それはまさしく・・・

我子を叱った後、我子の寝顔を見て

「厳しく叱りすぎたかな…ごめんね」

胸が締め付けられてたあの時と

全く同じ感覚だった。

保護した仔達にいつも感謝している。

「私を母ちゃんにしてくれてありがとう」と…

そんな夜が半年位続いたろうか…

アートが足に食らいついてきたリ、

甘噛み行為は少しずつなくなり、

猫部屋へデビュー!



なぜアートは、レオと一緒に

カフェ引退を申し出たのか…

今となって気付かされた。

今まさに、どのような治療を受けるか

アートにも選択肢を迫られるところにきたから。



「レオと一緒に私も連れて行って!」

あの日、申し出たのはアートだけではなかった。



ハチもその一人だった。



■ ハ チ の 歴 史 ■



ハチは、てんかんを持っていた。

最近ハチも体調が思わしくないことを

皆知っていたけど、

目の行き届くこの場所を離れさせることに

抵抗を抱えながらも、私たちは、

ハチを尊重するという選択をとった。

ハチが保護家に来たのは、

今から二年前、2017年の冬だった。



てんかんの発作は、ハチの体には負担が大きく、

薬と一生付き合っていく道を選択した。

発作をゼロにする事はできないけど、

発作の回数を減らす目的の薬。

あれから二年・・・

ハチは、長毛美形男子へと成長した。



性格も穏やかで「高貴」という言葉がピッタリ。

この二年間、気にかけて下さる方は大勢いたが、

やはり最後には「てんかん」が左右する。

ハチを真剣に思って下さるからこそ、

それは当然の判断だと思う。



現在、ハチは・・・

色んな病気を併発している。

恐れていた副作用に苦しんでいる。

獣医師さんと一緒に最善方法を

慎重に探している段階にある。

頻繁に血液検査をしながら、

「今」のハチに合った薬を探している。



これで何度目の採血だろう…

いつか必ずストップをかける時期が来る。

それがいつなのかは分からない。

もう少しだけ、可能性に賭けてみたい…



ハチは・・・

まだ2年しか生きてないから。



ハチにはまだ可能性は残されている!

はずだから…。



レオ、ハチ、アート、+@(?)

なぜかくっついてきたクリリンの4匹は、
(クリリンはまだ答えが出ない)

「ご隠居部屋」へと移動したが…

結果的に「静養部屋」になった。



知らぬは人間のみ?

レオ、アート、ハチ、なぜかクリリン(^^;

静養ルームの4匹には、

最初から分かっていたのだろうな~と、

そう考えると全てつじつまが合う。





どうか、ご協力をお願い致します…。

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宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
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最終更新日  2019年07月26日 01時24分20秒
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