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カテゴリ:ゆっくりサイクリング
親水公園の一番奥まったところに平屋の建物があった。
建物の入口には野口水車保存館の看板があり、入場料は大人が100円である。 この水車は日本一大きな水車で有るそうだ。 保存館の中に入って驚いた。大きな水車が回り搗臼(つきうす)と杵(きね)が沢山有り 実際に米らしきものをついている。 反対側は石臼らしきものが回転しているように見えた。 水車の構造についての知識はない、家に帰ってから調べてみた。 この水車は屋内型水車で明治43年に建造され昭和30年ごろまで稼動していたものだそうだ。 水車の諸元 型式 横軸胸掛3軸 並行両袖 屋内型 水輪 直径: 5.64m(3間) 毎分6回転 幅 : 0.80m(2尺6寸) 羽根板:50枚 搗臼(つきうす) 16個(石) 挽臼(ひきうす) 1個(台) つきうすは毎分48回の往復運動をして居るそうだ、16個のつきうすが一斉に動いたら相当 大きな音がするのだろうと思う。 水車の周りには昔の農機具や生糸に使われた道具などの展示品が飾られていた。 この写真は稲藁で縄を作る機械で有り、私が中学生頃おじいさんの家で実際にこれと同じ 機械で縄を作った経験があり、大変懐かしく思いました。 稲藁を少し水に濡らして、木で出来た大きなハンマーみたいなものでワラをたたき、柔らか くしてから機械に少しずつ交互に差し込んでいくと縄が連続的に出来ていきました。 見学を終えたところで、茅葺の水車小屋がありました。 この水車小屋と同じようなものが、昔は沢山あったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.28 21:05:56
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