カテゴリ:掌蹠膿疱症・冷え・しもやけ*予防と対策
10月に入った途端…朝晩がめっきり寒くなり… 大慌てで長袖長ズボンの家着を出しました…。 クールビズが終わり…学生や社会人も衣替えの季節ですが、 暦の月日が季節の変わり目の気候に合っているのか?! 衣替えの月日が気候に合っているのか?! 本当にぴったりなタイミングだなとも思う今日この頃です。 お家の衣替えは少しずつしていますが、ウール系を出すにはまだ早く… 断捨離しながらなのでなかなか進みません…。 寒くなって来ると…数年前からすべて指先が赤くなり、 そんな初期症状を見逃し… ナイロン手袋なしで…食器洗いや掃除で冷たい水を使ったりしていると… あちこちの指先の爪横が、ぷっくり赤く腫れてきたり… 水疱のような膿疱が、 あちこちの手のひらや手指の関節の内側にプツプツとできたり…と "掌蹠膿疱症"(しょうせきのうほうしょう)の症状に悩まされています。 写真は、今年は鳥害対策のお陰で?! 8月の下旬にもベランダ庭で最後の収穫をした…葡萄(デラウエア)です。 なぜか指先がこのような赤い実のような状態で、 そっくりだなと思い、載せてみました…。 今年の葡萄の成長期は以前の記事で➸「残暑見舞い&秋を感じる?!色づき葡萄 」 今回も少しばかり長いですが、関心のある方はよろしければご覧ください。 あまりにひどくなると手指を曲げづらく少しの痛みも伴いますが… 現在はできては消えての繰り返しです…。 また"掌蹠膿疱症"という病名通り… 手の平(掌)だけでなく、足の裏(蹠)に症状が現れることが特徴…。 足裏は痛かったり…寒く足が冷えてきていると感じ、 水中ウォーキングや靴下を履くときに見てみると… 足底部にも同じように腫れや膿疱が掌よりも大きく、 また足指の裏にもぽっこり赤い腫れが出来ています…。 リウマチの治療薬の副作用で免疫が抑制されている以外に、 きっと低血圧や冷え性で血行が悪い… 私だから起こる症状かもしれませんし… 少しいろいろなストレスを感じていた時期でしたので… ここ2.3年で急激に出現し、今年は初めて"レイノー症状"も出現しているので、 年齢やリウマチ歴や冬の心身ともに受けるストレス環境で、 そういう症状が出現しやすい身体の状態になっているのかもしれません。 先月の9月のこの秋口もカビが発生しやすいで、 旅行に行くシルバーウィーク前に掃除を念入りにしようと… 刺激の強い薬品(カビキラーやハイタ―)を使い、 まだ寒さや冷たさは大丈夫かなと素手で水を使う機会も多く、 過敏に反応し手指を冷やしたりした為か… あちこちに膿疱や発赤疹が出来ていました。 wikipediaより 「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、皮膚病の一つ。 手掌・足底に無菌性の膿疱が反復して出現する。 基本的に慢性難治性の疾患である。膿疱性乾癬とも類似するが区別されている 手掌・足底に多数の膿疱が両側に急に出現し、しばらくするとガサガサになる。 こういった経過が寛解、増悪を繰り返す。 約10%に胸肋鎖骨関節、脊椎に関節炎を併発する。 特に胸肋鎖骨間骨化症を合併することが多く、 その場合は、上胸部の疼痛や運動制限が見られる。 原因は不明であるが、 溶連菌やスーパー抗原に対する免疫応答に異常があるという報告がある。 また、膿疱が無菌性であるが、慢性扁桃炎(扁桃病巣感染症)・ 虫歯・歯肉炎などの歯性病巣や、 歯科用金属やアクセサリーなどによる金属アレルギーの関連性があるとされる。 その他、ビタミンの一種であるビオチンの不足も原因とされている。」 このような副作用の治療には… 結局…リウマチ科でこれまで処方してもらっていた 副腎皮質ステロイドホルモン外用剤の… リンデロンDPやネリゾナやロコイド軟膏が効果があるとの事で、 それらを就寝前に塗布しておくと… 2~7日程で2~3mm程の膿疱は吸収されたように、 赤くて腫れていた箇所も少し腫れが引いていたりと自然に治り… 特に温めて血行を良くしていると悪化がしないように思います。 けれど、ここ2.3年は…こんな"掌蹠膿疱症"が、 冬につれひどくなり、年末の大掃除や年始のお節料理には、 本当に辛くひどくピークを迎えます。 ↑昨年初めて購入し、重宝しましたし、 実家の母にはLサイズを2セット渡し、冬場の水仕事に重宝したと喜ばれた… 塩化ビニール手袋。 また、"掌蹠膿疱症"以外にも…ここ数年も年末年始は、 小学生の頃、かなりの通学時間が長くよくなっていた…しもやけまでも出現し、 リウマチによる腫れか?!しもやけによる腫れか?!痛みか!! 分からない程手指がボロボロでした…。 ですので、今年こそ…来年や…この冬に向け、 炊事や水での掃除をする時には、早めに塩化ビニール手袋を使い、 こまめな軟膏塗布やマッサージや外出時のウール手袋使用や、 "掌蹠膿疱症"の悪化予防に努めたいと思います…。 またここ数年は、漢方薬に頼り切っていましたが、 (➸「お守り代わり!?の漢方薬」) 補血・強精作用や喘息・咳止めなどに効果があり、 私にとっては身体を温めたり、血圧をあげ交感神経を活発にできる… こちらの↑節蓮根粉末も少しずつお茶にせず、漢方薬代わりに服用しています。 また調べていて気になるビオチンとは… wikipediaより、 「ビタミンB群に分類される水溶性ビタミンの一種で、 ビタミンB7(Vitamin B7)とも呼ばれるが、 欠乏症を起こすことが稀なため、単にビオチンと呼ばれることも多い。 …多く含む食材には、 酵母・レバー・ローヤルゼリー・いわし・ くるみや落花生や大豆の豆類・卵黄・穀類・牛乳などがある。 …ビオチンは、抗炎症物質を生成する事によって アレルギー症状を緩和する作用がある。 また、ビオチンはタンパク質の生成にも関係し、皮膚を作る細胞を活性化させ、 老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きもある。 皮膚疾患で代表的なアトピー性皮膚炎や 掌蹠膿疱症の治療にもビオチンが使われることがある。 ビオチンにはコラーゲンやセラミド(細胞間脂質)などの生合成を高める働きがあり、 骨などに炎症や変形をともなう病気の治癒を促す。 しかしながらビオチンは未だ日本食品成分表に掲載されておらず、摂取基準が曖昧である。」 アトピー性皮膚炎の夫も理解していたようで驚き… またリウマチの自己免疫疾患と"掌蹠膿疱症"の原因や関連性も分かり、 この秋冬はビタミンB7を多めに摂取しながら、 食による体温アップも図りたいと思います。 どうぞ寒さを感じられないように、 衣類やお布団の寝具を調節し…温かくしてお過ごしください♪ 長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。 更新の励みになりますので、ぽちっとクリック↓もお願いします。 ちなみに、写真の葡萄は…"干し葡萄"にしてみたのですが… ドライトマトと同じく、 そのまま窓際にキッチンペーパーの挟んで並べて干しただけで、 種もあり皮もあり…かなり歯ごたえのあるレーズンが出来てしまいました…。 甘さや渋みも濃縮され、アントシアニンはたっぷり摂れそうですが…。 通常は、皮を取り?!食塩水につけて!!から干すそうな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/10/16 02:38:11 PM
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