|
テーマ:暮らしを楽しむ(384562)
カテゴリ:幸せになる「勇気」
みなさん、こんにちは。 すずひです。
![]() 9月ですね。 9月1日は、「防災の日」でしたね。 3.11の震災の日、には、書けなかった思いを、今。 ![]() 震災の日や、 過去、大きな災害の起こった日は、わたしにとって。 その日のことを忘れることなく、 犠牲になられた方々への黙祷を捧げ、 被害にあわれた方々を思い、 復興を祈り、 そして自分自身の備えを見直す日、だったのです。 そういうことを 何年も繰り返していました。 2019年の春、までは。 震災を思い出すとき、 わたしにはなにもできなかった。と。 いつもいつも思うのです。 ![]() 「1日1捨」という本の初版発売日は、 本当は「1月15日」の予定で進められていたのです。 2日遅れてしまって「1月17日」になりました。 1月17日は、阪神淡路大震災の日です。 不思議な気持ちになりました。 阪神淡路大震災のあの時は、 まだ独身で、自分のことばかりで、 わたしはテレビを見て呆然となるばかりで、何もできなかった。 使命をもって被災犬を預かったけれど、 犬も、誰も、幸せにしてあげることができなかった。 今、ここからでも、 ほんの少しでも、わたしにできることはあるかもしれない。 それをわたしに気づかせるための「2日遅れ」「1月17日」なのでは、と。 そんな気がしたのです。 ************************************** 進学を希望する震災遺児の思いを、 みんなの力で、一人でも多く、叶えることができたなら。 夢に向かおうとする子どもたちの応援をできたなら。 震災や、災害や、 そして事故などによって親を失った遺児の教育支援事業に、 「1日1捨」でいただいた印税から、 微力ながら、毎年、寄付をさせていただくことを始めて、 今年は、3回目の夏、でした。 3回目の「防災の日」でした。 2021年9月1日の「防災の日」。 ![]() わたしが我が家の防災用品を用意することができたのは、 ものをうんと減らしたあとのことでした。 それまでは、何も、 部屋を飾り立てることを考えるばかりで、 本当に、何の備えもしていなかったのです。 個人個人が自分の家族を守る意識を持つことは、 もちろんとてもとても大切なことなのですが、 けれど、それだけじゃなくて、自分のことだけじゃなくて、 もう1歩、小さくても、今、できることがある。 過去の災害を振り返って悼み、学ばせていただくのと同時に、 これから起こるかもしれない未知なる災害に備えるのと同時に、 今を生きる、 大きな悲しみを経験してなお、 いまを懸命に生きておられる被災者の方々の。 とくに「遺児」の。「子ども」の支援を。 どんなに微力であっても、継続的に。 わたしにできる範囲で。 *********************************** 防災の備えをしていて もしもそれを1年、2年、3年、 5年、10年 もっと・・・使わないで済んだとすれば、 それは、もったいない、でも、無駄だった、でもなく、 「奇跡」にも匹敵するような、ありがたいことなのだと 心から思うのです。 災害への備えはそういうものであることを、 忘れないでいたいです。 この国に住んでいる限り いつ、どこで、どんな災害に遭遇してしまうか、 わかりません。 誰にも わからないのだから。 ![]() 防災リュックに付けた、大音量120dbのホイッスルは、 これを吹くようなことがどうか起こりませんように・・・の思いを込めたお守り、です。 本を出させていただいたあと、 思いがけず、 とてもたくさんのお手紙をいただいたのです。 KADOKAWAさんの検閲を通して、のお手紙でありましたから、 本当に、お優しい、あたたかな言葉に溢れたお手紙ばかりで。 だから、 お手紙をくださった方のお住まいの都道府県に、市町村に、 そしてブログを通して仲良くしてくださったり、 いつも楽しい発信をしてくださっている、 親しみを感じている方々のお住まいの地域が・・・ 福岡が、松本が、滋賀が、奈良が、 ああ、鎌倉が、伊豆が、東京が、 大阪が、兵庫が、京都が、沖縄が、愛媛が、北海道が、 埼玉が、長崎が、群馬が、そして「福島」が。 この国の全てが。 そして県内とはいえ10km20km離れた地域に、 避難の勧告が出されていたり、 河川の氾濫が迫っていたりすると、 どうか堤防、持ちこたえてほしい、 ああ、大丈夫かな、と、たまらない気持ちになります。 どうかご無事であってくださいますように、と、 わたしには、ただただここで、祈ることしか (;_;) ![]() 【すずひ M 弁当】 ひれかつ・茄子の旨煮・ねぎ入り卵焼き・おくら素焼き弁当。 どうか、今、この瞬間が。 そして、これからのみんなの未来も、安全に守られますように。 そう祈るような思いで、 神さまに託すような気持ちで、寄付をする。 いえ、寄付を、支援をさせていただく。 思いを受け取ってくださってありがとう、と感謝しながら。 まだわずか3回目なのですけれど。 9月1日は、わたしが「あしなが基金」に寄付をさせていただく日。 どうか子どもたちが、夢を、進学を、人生を。 金銭的な理由で諦めてしまうことのないように。 あなたがたの未来が、あたたかく見守られますように。 子どもたちの笑顔を、希望を、 みんなで支えることができますように。 「あしなが育英会」さまはこちらです。1回からの寄付も可能です。 → ★ ![]() 【すずひ N 弁当】おなじみ3色弁当。青菜炒め・鶏の照り焼き・甘辛たまごそぼろ。 + ウインナーのおまけ付き。 **************************************** どの災害の復興にも、終わりはなく、 きっと、永遠に「途中」なのだと思います。 街やビルや高速道路が、 水に浸った商店街や、学校や、 土砂に流されてしまった家屋が、 そして決壊した堤防が、 どんなに元どおりに、強靭に修復されたとしても、 悲しみや恐怖が、被災された方々の記憶から消える日など、 本当に癒える日など、 生きている限り、永遠に訪れないのだと思う。 その中で助け合えたことや、支え合えた記憶が、 ほんの少し その心に、 小さな灯りをともすことはあったのだとしても。 ![]() 曲げわっぱの力で、プラスチックのお弁当箱時代より超・見栄えUPな気がする3色弁当(笑) **************************************** 21年前の東海豪雨も、9月。 この時期でした。 お子が産まれる3週間前の夜のことでした。 胸のあたりまで浸水した実家の後片付けに向かうおとーさんに、 手伝ってくださる方へのお弁当をいっぱい作って託したことを思い出します。 あの時も、本当に何もできなかったな、わたしは。 臨月のお腹を抱えて、なにもできなかった。 お弁当を作ることしか、できなかった。 ![]() けれど、 ありったけの心と思いと感謝を込めて、 みんなの分のお弁当を 一生懸命作ったことを覚えています。 残暑厳しき上に、電気も止まってしまっているから、 お昼まで傷まないようにしっかり保冷して、 おしぼりを、たくさんたくさん用意して。 ![]() これからの季節。 台風や豪雨が、 今年もまた、日本中で猛威を振るうのでありましょう。 もしもの時にも、 わたしが、家族が、落ち着いた行動をとることができますように。 みんなも、みなさんのご家族も、そうであってくれますように。 今日という1日を、 どうか、どなたさまもが無事に、安寧に過ごせますように。 薄桃色の朝焼け雲を見上げながら、 毎朝、そう祈るのです。 おわり 防災への思い。あしなが基金への思い。お読みくださって ありがとう。 ↓ ポチッとしてくださった あなたと あなたの大切な人の幸せな暮らしが・・・ にほんブログ村 今日も守られますように。 1日1日を、どうか無事に生きてくださいますように。 フォローをしてくださっている1288名ものみなさま・・・ 更新を楽しみに待っていて下さるお気持ちを、いつもありがとうございます ![]() ↓ ずっと前からお気に入りに入れていた、大容量のポータブル電源。 素敵なブロガーさんお勧め防災用品を、購入する決心をいたしました ( ´▽`) ↓ ワイヤレス充電可能なこちらも人気ですね。比較検討中です。 : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.04 13:25:51
[幸せになる「勇気」] カテゴリの最新記事
|