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カテゴリ:アマゾンの草木染め
カオバの表皮の染料(茶)と鉄分を多く含むアマゾン特有の「泥」をベロニカに頼んで現地から送ってもらった。無地の色々な色に染めて材料にしたり、ひと手間加えて「あやっち工房」オリジナルの商品を作るため、しかし言い方を変えれば私の趣味のためでもある。
昨年末に作ったガーゼのショールは日本の冬の間も大活躍だった。4色くらいの色を使い分け、私の地味ファッションには欠かせないアイテムだった。5歳の息子とペアで、お互いに色を変えながら使ってたけど、息子も嫌がらずに結構気に入って身につけてくれていた。 夏用に作ったものだったけど、季節は関係なく使えるなと実感した次第。飛行機の中でも、お風呂上りとか、ちょこっと寒い時にも、とってもよかった。 自分で良かったと確認したので、リマに戻ってまた作ろうと思っていたのだけど、同じ種類のガーゼ布がなかなか見つからなくて、すでに3回もそっくり似た種類のコットンを買って失敗した。あっちこっち探し回り、どうやらないと諦めたところ。元祖アマゾン屋草木染めショールの柔らかさには届かないのだけど、独特のしわしわ感が味があって良いという意見もあり、さっそくニューバージョンにて少量を染めているところ。薄いピンクやグレー、オレンジ系など。お試しを。 リマは今のところ2日おき位で残暑の強い太陽、半日はくもり、という感じになってきた。すでに朝晩は涼しい。そのうちに晴れ間が少なくなってきて、夏が終わり、太陽は全く姿を見せなくなる・・・・ああ、もう終わっちゃう!??と毎日思いながら、忙しい中を無理をして少しづつ染めている。ゴム手袋をしない私の手は怖いくらい汚く染まってる。爪をきれいに飾るのが流行ってるっていうのに、常に流行とは逆行する。 かわいいピンクは元の布が真っ白に漂白されたもの、オレンジはナチュラルなコットンの色で元はベージュっぽい。同じ染料で染めているのに、染め上りの色がこんなに違うなんてね。 それにしてもすごい日差しだ。陽に当たった部分が強く残って陰になった部分が白っぽくなってムラになる。くもりくらいだと割ときれいに染まるけど、やはり吊るして干すとダメなんだなあ、真上からの太陽、アマゾンでそうしているように、天日干しにしなきゃかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.26 13:32:09
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