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秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2018.09.01
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カテゴリ:読書 Reading
アマゾン・キンドルunlimited読み放題から

一年前に読んでたいへん面白かったのですが、仏教の勉強をして今回久しぶりに読み返しました。昨年より少し理解度が増した感じです。宗教の入門書や本質を理解する上での参考書としても、また不況はなぜ起こるかといった問題をダイナミックに論じるファイナンスに関する書籍としてもぜひオススメの1冊です。

特に良かったのは、「第2章 なぜ、キリスト教は世界宗教として君臨できたのか」で、カタカナの名前が嫌いで世界史が苦手だった私も一気に興味深く読めました。イエスの活動期から原始キリスト教の成立、キリスト教を迫害していたユダヤ教徒で知識人のパウロが回心してキリスト教徒になり、教義を浄土真宗と似ている、祈りのみを重視するシンプルなものに再構築した経緯。ローマ帝国のコンスタンティヌス大帝がキリスト教を迫害から取り込むことにして、教義を自分の都合の良いものにしたことの説明。新約聖書への採用から漏れた外典福音書のマリアによる福音書等の説明が面白かったです。マリアによる福音書にはマグダラのマリアはイエス・キリストの奥さんだったと書かれていたそうです。

「第3章現代の世界宗教」「お金教(資本主義教)の時代」も良かったです。 お金がモノの交換の道具に過ぎなかったのが、ニクソン元米大統領の金本位制停止をきっかけにして独立した価値としてひとり歩きを始めてしまったとしています。下に引用していますが、「不況は銀行が起こしている」との指摘を見ると、以前見た映画の「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010)」と、随所に符合する箇所があります。


宗教の秘密: 世界を意のままに操るカラクリの正体 Kindle版苫米地英人 (著)


世界宗教の作り方も面白かったです。数年前、ホームレスを使って新興宗教を立ち上げるビートたけしさんの「教祖誕生」を見ましたが、そんなに簡単に作れるのかと思っていましたが、手順を踏めば意外と簡単なようです。この映画もおすすめです。

YouTube:『教祖誕生』予告編


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「宗教の秘密: 世界を意のままに操るカラクリの正体」からの引用
単純に言えば、不況は、銀行が通貨供給量を減らすことにより起きます。増やせば市場は活性化し、GDPは伸びます。 銀行のやり口はこうです。 彼らはまず、マネーサプライを増やして、個人や企業に資産を増やす機会を与えます。そして、充分に富が生み出された時点で、マネーサプライを絞ります。そうすると不況が来て、個人や企業が破綻、倒産します。結果、資産が担保に取られ、銀行のものになります。その後またマネーサプライを増やし、同じことを繰り返します。 一般に理解されていない、または経済学者が隠しているのは、不況は銀行が起こしているということです。それも意図的にです。実際、1929年にアメリカで始まった大恐慌のときは、先行してマネーサプライが3分の1まで減らされているのです。 逆に言えば、銀行がなければ不況はないということです。このカラクリは銀行員も理解していないようです。新たに生み出された付加価値の合計(GDPの成長分)に正確に合わせてお金の新規供給量を調整すれば、デフレもインフレも好況も不況もないのです。





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Last updated  2018.09.01 14:53:43



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