|
テーマ:星空(74)
カテゴリ:月と星空
お正月の澄んだ空気のうちに東浪見の星空を見てみたいと天気予報の星空指数をチェックしていましたが、1/3に実行しました。のんびりホリデーSuicaパス2670円を一部区間に使用。せっかくのパスなので、朝、逆方向の多磨霊園にお墓参りして、いざ太平洋へ。
夏休みに遊びに行った、今はもうない母の疎開先の実家が、東浪見の先の大原からいすみ鉄道(旧国鉄木原線)に乗って上総中川という駅の近くだったので、せっかくなので立ち寄ることに。昔は両国が千葉に行く急行電車の始発でにぎやかでした。今の総武線のホームの下のホームです。1972年の総武線快速開通で一時はすっかりさびれました。 電車の中でネットで見つけたいすみ鉄道の国吉と上総中川の中間にある第二五之町踏切が写真を撮るのにいいらしいと見つけてせっかくなので行ってみることに。 外房線を大原で15:00過ぎに降りて、いすみ鉄道に乗り換えです。電車のお弁当が有名なようで、昼食も食べずに来て、売店で買おうとしたら売り切れで残念、ていうかこの先、正月で休業が多い上に店のあまりなさそうなところに行くのに手持ちの食料はお供えの歌舞伎揚げ、大福、ドーナツで一抹の不安が。 1時間に1本しか走っておらず、次の電車は上総中川に停まらない急行電車でした。 このため、国吉で降りて徒歩で30分くらいの道を行く事に。幸い、途中でセブンイレブンを発見。地獄で仏に会った気分でおにぎり3個で元気回復。 セブンイレブンの敷地にあった自動精米機「米ぼうやくん」と、乾燥専用のランドリー「乾燥やさん」。ゆるキャラ風かつ安直な、というかネーミングになっていなさそうなネーミングに好感が持てました。 第二五之町踏切は何もないところにある踏み切りで、踏み切りと星空の写真で有名なようです。あたりは暗くなれば真っ暗なので、写真を撮って、星空を待たず日没前に退散して上総中川の駅に向かいます。 電車は1両編成です。レストラン列車もあるそうです。1人16,000円。 菜の花の咲く頃に乗りたいです。 途中スマホの道案内を利用しましたが、駅だと思ったら民家の軒先に出たりとかで電池を結構消耗しました。 上総中川駅に着いたら真っ暗で、実家の場所もうろ覚えなので、行っても電車の時刻までに戻れそうにないと思い、実家は断念。無人の駅舎で月や星の写真を撮影。 たしか南西に見えた大きな明るい星は金星だったのか。 たてにななめに3つ並んだ星がありました。星座アプリで見てうさぎ座とあったので、はじめて聞くマイナーな星座だなと思ったら東浪見でもういちど見つけて、もういちど星座アプリで調べたらうさぎ座の上のオリオン座のようだと判明。星座アプリが無かったら自分は一生わからずじまいだったと思うと感謝です。東京に戻ってその晩空を双眼鏡で見上げれば、うっすらとオリオン座が見えました。東京で星が見えないといってばかりいないで、いろいろ双眼鏡でみれば見つかるものだと気づかされました。 上総中川駅だったと思いますが、女子レスリングの須崎優衣選手のポスターが貼ってあって、可愛かったので1枚。はじめて聞く名前ですが、ぜひオリンピックに出場してがんばって欲しいです。 2019.11.21 Sportiva20歳の須崎優衣に奇跡のチャンス到来。女子レスリング最軽量級が面白い宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiyaphoto by AFLO 今回の星空観察で活躍したのはオリンパスの双眼鏡。上総中川駅ではじめて使いましたが、肉眼で見えない星を拾って、こんなにたくさん出ていたんだとビックリしました。 東浪見に着いてやはり道が暗くスマホの電池がほぼ切れて、道案内できない状態で、とても海岸までいけません。星空観察に来た初老の男、道に迷って凍死、とかヤフーニュースのトップに出たら嫌ですし。 地図の赤線の先あたりの広いところでやむなく肉眼で空を見たとき、さすがに結構出ているなと思いましたが、双眼鏡を使ったら更にビックリ。星雲とは行きませんが、宝石をちりばめたようでした。ちょっとだけ人生観変わりました。行ってよかったと思います。 駅のホームでもまずまず星は見えました。 帰りは上総一ノ宮まで各駅停車で行って、そこから運よく総武線快速に接続して計1時間半で帰れました。 たくさんの星が見れたのと、こんなに手軽に行けたのにびっくり。これなら休日の午後、空が晴れていればちょっと星空といった気分で、電車に乗り遅くならずに帰ってこれそうです。 自動車を運転しない身には、望遠鏡のような重装備は運搬できないので、双眼鏡、三脚、スマホで観察したり、写真を撮る工夫をしていきたいと思います。 真っ暗な中で行動する怖さと、途中の駅で、いまどき珍しい暴走族のクラクションの音が聞こえたので海岸まで出るときは注意が必要かもしれません。 ちなみに天の川はみえませんでした。 東浪見も無人駅で暗いです。 そのうち、カーナビみたいにネット接続された家庭用の望遠鏡ができて、自動で星を見つけて写真を撮ってくれたらと思います。 ■参考リンク いすみ鉄道 踏切と星空の組み合わせは漫画のワンシーンのよう。「いすみ鉄道の第二五之町踏切」 1月に天の川は見える?冬に見える天の川銀河の方角と時間!2020年版天の川撮影候補日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.04 22:43:31
[月と星空] カテゴリの最新記事
|