|
テーマ:読書(8210)
カテゴリ:読書 Reading
「エルヴィスの真実」という、エルヴィスに帯同して演奏活動をしていた方の本を読みました。これまでてっきり享楽的で退廃的な生活を送っていたロックスターと思っていたら、お母さんから受け継いだ敬虔なクリスチャンの一面を持ち、聖書に書き込みしたり、TVでの礼拝を愛し、仲間とともにゴスペル(黒人霊歌・ブルース・ジャズを結合した、黒人の宗教音楽)を夜通し歌うのが楽しみだったことを知り、びっくりしました。先日観た映画からは想像できない一面です。
全ページにわたり様々な曲が紹介されており、たまにPCで検索してどんな曲か調べながら読むのも楽しみです。アメイジング・グレイス、明日に架ける橋や、アメリカの祈りがいいと思いました。 この本で一番驚いたのはスタッフの腫瘍にエルヴィスの手を当てて、みんなで祈ったところ、翌日病院での検査で腫瘍が消えていたことです。それを自慢しないでさらっと書いてあるところはひょっとして、日常的に行われていたのかもしれません。不思議なパワーを持った人で、かつきれいな心で歌うから人を感動させられるのかなと思いました。これまで奇蹟は信じない方でしたが、ちょっと考えさせられました。一方では奇蹟にすがる人から大金を巻き上げようとする人がいるのも事実ですので、だまされないよう注意が必要と思います。 エルヴィスの真実 ゴスペルを愛したプレスリー (いのちのことば社) (Forest Books) 単行本(ソフトカバー) – 2016/8/7ジョー・モスケイオ (著), 中嶋 典子 (翻訳) ■参考リンク Dr.高野の「腫瘍内科医になんでも聞いてみよう」2021年10月6日医療・健康・介護のコラムこの治療にかけてみたいんです。奇跡を信じちゃダメですか?yomi Dr. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.23 08:22:03
[読書 Reading] カテゴリの最新記事
|