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テーマ:宮崎県(762)
カテゴリ:旅行 Travel
宮崎旅行で9月22日(金)に泊まった高千穂の旅館大和屋さんです。
高千穂のバスセンターから歩いて10分。街はやたら観光化しておらず静かです。途中おやつと夜のおつまみを買いましたが、お店の方もまんが日本昔話に出てくるみたいに素朴で親切ででした。 旅館はコンパクトな3F建てです。旅館に入る前に通り雨に遭いましたが、女将さんが入るなりさっとタオルを出してくれて、その気持ちががうれしかったです。このほかいろいろ気配りのある旅館で、ひとり旅にはおすすめの旅館です。 高千穂 旅館大和屋 今年部屋をリニューアルされたそうできれいでした。部屋は「祖母」の間。ひょっとしてもとは、亡くなったおばあちゃんの部屋で、部屋に仏壇があって遺影でも壁に飾ってあるのかとあせりましたが、隣が高千穂の間とあったので、検索すると、宮崎県に祖母山という山があるようでそこにちなんでいるようです。 和風旅館にしてはめずらしくシングルの部屋があるのはありがたく、1泊2食付きで14,500円。畳風の正方形のマットがしゃれていました。 部屋は2,3Fにしかなく、エレベーターが無いので同行者に足の不自由な方がいる場合、注意が必要です。 食堂はこんな感じの広間です。壁にかかった、若花田・貴花田時代の二子山部屋の額が時の移り変わりを感じさせます。 食事は立派な宮崎牛はじめ、アユの塩焼き、陶板かりぼし鍋等、予想以上に豪勢でした。生酒の初御代はやや甘口です。 翌朝出た「冷や汁」はよく説明を聞かないで、ごはんにかけずそのまま食べたのが悔やまれます。 ■参考リンク 山と渓谷オンライン:祖母山 大分・宮崎・熊本の3県境(ピークは大分・宮崎県境)に位置し、祖母傾国定公園の中核。また祖母・傾縦走の起点となる山でもある。 切り立つ岩峰と岩壁、それを取り巻く濃密な自然林は雄大さと神々しさとを合わせもつ。加えて深く刻まれた渓谷には岩を洗う清冽な水の流れがある。ニホンカモシカの生息地として知られ、また最近ではツキノワグマの生息の可能性も出ている。 以下略。 冷や汁 宮崎県:農林水産省 主な伝承地域 県央地方 主な使用食材 いりこ、豆腐、きゅうり、なす、麦飯、青じそ、みょうが 歴史・由来・関連行事 「冷や汁」は、即席のかけ汁で宮崎県の平野部を中心とする郷土料理である。近年は、食文化の情報が広がるにつれて県内に広がり、暑く湿気の多い宮崎県の気候風土の中で根づいていった。自然豊かで山の幸、海の幸に恵まれ黒潮に面した日向灘で採れる新鮮で豊富な魚介類、太陽の恵みを受けた野菜や作物など、美味しい食材の持ち味を生かした食べ方が「冷や汁」である。 農民たちが暑い夏に、麦飯に生味噌をのせ、それに水をかけて食べていことが元になっているといわれている。麦飯のほうも、かつては、丸のままの大麦をいったん炊いてから、水を加えてふやけさせ、それをもう一度炊き上げたものであったらしい。山地の多い宮崎県の農民たちにとって、藩政時代には、米はきわめて貴重なものだったことがうかがえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.29 14:52:59
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