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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2014.11.19
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カテゴリ:2014年一人歩きの山
9月15日 晴れ 7:30スタート 吹上温泉のキャンプ場を巻いて上部に刈りわけ道を見つけた。
少し先に外人ペアパーティ。その後ろ姿が見る間に小さくなる。
九条武子の歌碑は何処にあるのか探しながら歩いていた。
エゾ松の深い樹林帯にイワツツジの赤い実。
刈ってなければ藪漕ぎかと思うほど笹の残渣に埋もれた道だが迷う事は無い。
そんな登山道のど真ん中に歌碑が想定外の出現。
小さな登り坂の頂点にそれは道幅いっぱいに建てられ脇をすり抜ける構造。
絶対に見落とす事はあるまい。探していた自分に笑ってしまった。

P1300582眼下に沢が7:47.jpg
(↑)7:47 眼下に沢が
大きな轟音の富良野川だった。
先に渡渉した外人ペアのシルエットが空に浮かんだ。
深い沢形なので増水するんだろうと想像出来る。

樹林が切れたら一面シラタマノキが何処までも続き見事だった。
奇妙な溶岩帯にもシラタマノキが白い実をびっしり実らせて素晴らしい景観。

P1300592富良野岳振り返る.jpg
(↑)7:51振り返ると富良野岳
今日の山歩きで最後に辿る予定の富良野岳は今、背後にある。
次は十勝岳を目指すがいつもは望岳台からスタートなので此のコースは新鮮。

8:10 望岳台からの登山道に合流したらパーティが多い。
日差しが強くて暑い登りがすり鉢火口まで続く。

P1300617稜線9:33.jpg
(↑)9:33 やっとすり鉢火口の稜線に着いた
此処からは風も出て汗した背中が冷えて行く。
道標の背後は美瑛岳。

P1300635前十勝岳10:15.jpg
(↑)10:15 前十勝の噴煙
活火山の十勝岳。
道外のソロ男性と話しながら美瑛岳を眺めた。フラットな火山灰の固まった道を行く。
万年雪が消えたかと思ったが目を凝らすと砂の下にあった。
昔は随分と広い範囲にあったのだが。

P1300637美瑛岳と鋸岳10:16.jpg
(↑)10:16 鋸岳と美瑛岳
時折、縦走路に人影が空に浮かぶ。
今日は辿らないあのコースがノルタルジック。
山頂に向かう人の波に団体さんも確認。山頂は込みそう。

P1300650山頂から芦別岳10:32.jpg
(↑)10:32 人気の十勝岳山頂
画像の中央は美瑛岳、その奥に芦別岳。
全体に雲海気味の展望が広がる。

P1300657男性2人パーティと10:32.jpg
(↑)10:32 人で溢れる
休憩場所を探して登った方角の反対側斜面に寛ぐ。
傍に若い男性2人パーティが来てコッヘル出しクッキング、食後に下山のようだ。
彼らに時間があるから美瑛岳を勧めると決定したが不安もありそう。
一人が「・・・って言うかぁ~奥さんと行きたい」と申告された。
本日は富良野経由で主人に迎えを頼んだから無理な相談。
又、今度で一足先に彼等と反対方向の富良野岳に向かって出発した。
下って行くとこちらからもドンドン登って来る。
山を愛する若い人が増えて喜ばしい。

P1300677十勝岳11:05.jpg
(↑)11:05 十勝岳を振り返る
先ず目指したのは上ホロカメットク山。
十勝岳を下ったコルで望岳台に下山するつもりが間違えたと言う中高年ソロ女性がいた。
うら若いペアパーティに地図を出して貰い説明を聞いていた。
通り掛ったついでに出せたアドバイスは「此処を登り返せばいいだけですよ」
あっさり了解モードの彼女。
若い男性は地図を見ながらまっすぐ行ったら遠くなると教えていたが道、無いし。
無事に下山した事と思います。

P1300689振り返る11:15.jpg
(↑)11:15 十勝岳を振り返る
あの細尾根を歩いて来た。
細尾根の向こう側は安政火口。今は通行止めの三段山通じる大砲岩に大きなバッテンマーク。
此の辺りで出発時に前を行った外人ペアパーティと交差した。

P1300703小屋11:29.jpg
(↑)11:29 上ホロの避難小屋
花の時期には小屋周辺が素晴らしい。背後は十勝岳
その花畑の中を通過する道にさっきの若いペアパーティが辿って行く。

11:42 上ホロカメットク山到着
誰も居ないガスった山頂で昼寝した。
誰かが「あっ」と言いながら熊鈴鳴らして通過し寝坊に気付く。

P1300721下ホロと境山.jpg
(↑)12:09 下ホロカメットク山と境山
独り占めの景観に癒されながら平たい岩をカラカラならして急斜面を下る。
下ホロカメットク山の美しい円錐形には見惚れる。

P1300731上ホロ見る12:15.jpg
(↑)12:15 上富良野岳から上ホロカメットク山を振り返る
角ばった独特の山。
娘と歩いた日々が懐かしい。その娘もすでに中学生の娘が居る。
孫キッズも山歩きが好きなDNAに感謝している。

さて・・時間がある。
此処でD尾根から下山のチョイスもあったが足は勝手にガスった三峰山への道を行く。

P1300737母娘出会う12:29.jpg
(↑)12:29 三峰山の登りで母と山ガールのパーティに出会う 奥は境山
よく見かけるパーティで1番気が楽で信頼できると思う。上フラノ岳以来お初の出会い。
此処でも「お一人ですか?」と驚かれる。

三峰山は花の時期も紅葉も癒されるスポットだと思う。
今度はソロ青年と交差したのが最後。

P1300768ソロ男性も休憩13:05.jpg
(↑)13:05 三峰山過ぎて休憩
向こうのポコにはさっき交差したソロ青年がやはり休憩している。
歩いた稜線を腰を下ろして眺める。もう富良野岳の分岐に向かうだけ。

P1300779十勝岳13:20.jpg
(↑)13:20 振り返ると十勝岳に雲
遠ざかる十勝岳を眺めるがまだあそこから三時間経過していない。
美瑛岳に向かったあの2人も今頃、下山で何処を歩いているだろう。

P1300793コルを振り返る13:44.jpg
(↑)13:44 富良野岳の分岐でコルと三峰山を振り返る 右奥は境山と下ホロカメットク山
此処でも母と山ガールペアに出会うが先行して下山して行った。
最後の休憩だからのんびりと珈琲タイム。約束の時間も考慮し富良野岳はパス。

P1300800上ホロから2時間14:03.jpg
(↑)14:27 紅葉も様変わり
下山で眺めた紅葉は樹林がメインでこれもいい。
さっきの母娘パーティに追い着き次々パーティに出会う。

P1300816安政火口14:38.jpg
(↑)14:38 安政火口の紅葉
十勝連峰の秋も満喫。
凌雲閣で久々のお風呂。

15:12 下山 30500歩の山歩きでした。
翌日は旭岳に初冠雪ですが山の姿は見ていません。
21日まで悪天候で暫く山歩きも無く大雪山系では雪山の黒岳から旭岳縦走となりました。







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Last updated  2014.11.21 10:13:41
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