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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2014.11.21
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カテゴリ:2014年一人歩きの山
9月21日 晴れ 7:52 スタート 黒岳7合目はやっと晴れたせいか人が多い。
本日の予定は黒岳から北海岳を経由して16日に初冠雪の旭岳に縦走。
下山はゴンドラを使わずに盤の沢から静かな天女が原湿原を歩く。
P1300860ニセイカから秒屏風岳8:06.jpg
(↑)8:06 振り返るとニセイカウシュッペ山
右には屏風岳と更に武利岳、武華岳。左には手塩岳が見え展望が良い日。
登山道には雪も無く歩き易かった。

P1300867北鎮岳真っ白8:51.jpg
(↑)8:51 黒岳の山頂
真っ白い展開に意表をつく。
沢山の登山者が立ったままでその景観をため息混じりで眺めている。
特に北鎮岳の白さは際立つ。
間も無く黒岳石室に向かって下山したが目の前を撮影隊が行く。
BS放送だとディレクターさんらしき女性が放送日を教えてくれた。

P1300869石室に8:54.jpg
(↑)8:54 黒岳石室に向かう登山者の列 
正面には縦走先の旭岳が白い頭を出している
左の頂がこれから辿る北海岳。
石室分岐から左折して美ヶ原に降りる。
紅葉が素晴らしいまま新雪も輝く赤石川を渡った。

P1300909万年雪のトンネル9:35.jpg
(↑)9:35 北海沢に万年雪のトンネル
前回、此のコースを歩いた時は時期外れの花が咲いていた。
北海沢を渡ってトラバースの後、登り始めたら雪が深くなって行った。
部分的に50センチ以上も足が落ちた穴もある。

P1300919北鎮岳を9:45.jpg
(↑)9:45 真っ白な北鎮岳を眺める 左は中岳への稜線 
風が冷たくて稜線との中間にあるベンチは腰掛けていられない。
少し進んだ雪の上で休憩したら若者5.6名パーティが傍に来て一緒に休んだ。

その先は硬雪になって来た。もう何処を歩いても足は抜けない。
稜線では登山道から大きく離れて岩のポコに立ち寄った。
そこからは白雲岳がとても近く感じ方角が違う景色を堪能。

P1300949山頂10:40.jpg
(↑)10:40 北海岳山頂 寒い 中央が旭岳で左が後旭岳
耳かけも出した。ダウンジャケットが重宝。
若者パーティの山ガールが寒がる。
冷えない内に着なさいとリーダーに促され各自レインウエアを羽織ったら「アッタカ~イ」
彼らは銀泉台に下山すると言っていた。

P1300953楽しそう10:44.jpg
(↑)10:44 楽しそう
あの若者パーティは北海平に少し下った処で風を避け円座を組んで休憩していた。
北海平の右は白雲岳。左が小泉岳への稜線でその先に赤岳、そして銀泉台に至る。
白雲岳は大雪山系で3番目の標高だが2番の北鎮岳と比較したら極端に雪が少ない。

P1300961進行方向11:02.jpg
(↑)11:02 進行方向 右の窪みはお鉢平
間宮分岐から旭岳に方向を取るがその前に松田岳と荒井岳を越して行く。
風は弱いが体感温度はかなり低い。
旭岳から来たソロ男性がアイゼンを装着していた。
自分は下山で辿るからと時間的に持参していなかったので少し焦った。

P1300970トムラウシをズーム.jpg
(↑)11:22 白いトムラウシ山をズーム 
手前の化雲岳も白い。
ずっと奥に円錐形の下ホロカメットク山で右は十勝連峰。
画像の左端は忠別岳だが全く雪が無い。

カメラ抱えたソロ男性と出会い寒い稜線で立ち話。

P1300983比布岳から安足間岳11:33.jpg
(↑)11:33 間宮分岐から北鎮岳への稜線 手前の窪みはお鉢平 
その奥の稜線は右端から北鎮岳、次いで鋸岳、比布岳、安足間岳。
一週間前まで紅葉時期で何度も遊んだコースが真っ白。
雪にマットを敷き腰をおろして珈琲を入れた。
飲みながら白い景観を眺めていたが風は相変わらず冷たく吹いている。

P1300989間宮分岐11:37.jpg
(↑)11:37 間宮分岐
人の姿が見える。今日はどなたも本当に山歩きを堪能している。
間宮分岐から直進したら北鎮岳方面になる。
此処から左折して最後のピーク旭岳に向かう。
画像の左端は熊が岳。

P1310005エビの尻尾12:05.jpg
(↑)12:05 エビの尻尾
初冠雪の後はこんな景観なので登山道を南側に外れて登って行き撮影した。
テン場を見下ろす斜面の暖かい岩場で山ガールやボーイが休憩していた。

P1310017旭岳に12:15.jpg
(↑)12:15 旭岳に来た
確かにいい場所。 此処は最後の珈琲タイムにふさわしい。
若者達から外れて小さな岩の椅子を見つけあったかいカップを手に旭岳を見上げた。

左に廻る夏道を忠実に辿ったトレースから早めに離れテン場を過ぎたら雪原をまともに直進して旭岳の急登に取り付いた。

P1310025後旭岳に若者12:50.jpg
(↑)12:50 後旭岳に登るテン場の若者達
想定内の腐れ雪となりアイゼン不要の登りだが暑い。
今日、初めて汗をかいた。
何度も立ち止まって冬景色を楽しむ。

後旭岳の標高は大雪山系と言うか北海道では白雲岳の次で4番目。
間宮分岐方向からの姿形は旭岳にそっくりで大小のおにぎりが2個並んだ感じ。

P1310023比布の方向を12:50.jpg
(↑)12:50 旭岳の登りから
斜面から左の安足間岳と右の比布岳を眺める。
今季最後の登りとなる此の景観。

P1310024熊が岳を12:50.jpg
(↑)12:50 熊が岳 北海道では5番目に標高が高い
後ろは比布岳。
黒岳から旭岳への縦走路は銀座コースだがあの比布岳に至る稜線は静か。
毎年、必ず辿るお気に入りの癒され行程。
今年も楽しませて貰った事を思い出しながら眺める。

P1310031山頂から13:04.jpg
(↑)13:04 旭岳山頂から
背景は安足間岳だがあそこの標高は北海道で6番目。
要するに旭岳の東側に4、5、6番目の山が後旭岳、熊が岳、安足間岳と1列に並んでいる事になるが無駄知識かも知れない。

旭岳の山頂は時間的に黒岳ほど賑わっては居ない。
真下に煙を上げる姿見の池を観る。
ゆっくりと360度を眺め回しながらそのまま下山。

P1310051旭岳山頂を13:20.jpg
(↑)13:20 旭岳を振り返る
まだまだ登って来る若いパーティとすれ違いながら本日は吉日なりと感謝。

P1310059エビを縫って13:25.jpg
(↑)13:25 エビの尻尾を縫って
松田岳の辺りで旭岳から来たソロ男性に此処のエビの尻尾を聞いてみた。
大きいのが出来ていたよと手応えあり楽しみながらの下山だった。 
北海岳辺りからずっとお供してくれたトムラウシ山を8合目で尻尾越しに眺めてお別れ。
若い団体さんが登って来るがバテ気味も居た。

P1310064姿見の池14:07.jpg
(↑)14:07 姿見の池に到着
観光客が多い。
チングルマの紅葉の中を人々が移動している。
これで表大雪山系は最後かもしれないので惜しみつつ歩く。
予定通りゴンドラは使わず盤の沢から歩いて下山する。

P1310082天女が原15:19.jpg
(↑)15:19 天女が原
いよいよオオラス。好転に恵まれた新雪の縦走でした。
途中で道有林パトロールの方に出会い愛山渓温泉からの登山口の件を再度お願いするチャンスがあった事にも感謝。

15:19 下山 旭岳無料駐車場。 33902歩

大雪山山荘の女将さんは今日も山に行っているらしい。
旭岳温泉の六稜山荘でO氏と珈琲タイム。
バテ気味が居た団体さんは山荘の宿泊客だったような。

26日に十勝連峰の美瑛岳がオオラスの大雪山系となりました。





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Last updated  2014.11.22 11:07:34
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