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カテゴリ:2014年一人歩きの山
9月26日 晴れのち曇り 8:48 スタート 今季最後の大雪山系、望岳台から歩き出す。
美瑛岳から美瑛富士に周回して下山の予定。 三十分ほどで今月15日に合流した白銀荘との分岐を通過。 美瑛岳への道標からはより広くて歩き易い道になる。 気が付くと遠回りして十勝岳の避難小屋まで行ってしまった。 ギンギンに暑かったので大きな岩に腰掛けてゆっくりと20分ほど休憩した。 目の前、岩の間を登って行く登山者は皆さん十勝岳を目指している。 気を取り直してザックを背負い今来た広い道を下った。 (↑)9:52 改めてスタートだが気分はゆるい 此処から西に向かいすぐに石底の沢を渡るととても気持ちがいい。 裾野の紅葉が素晴らしくていい。 (↑)10:34 北向沢から 函の底に下りてから梯子で向こうに渡る。 すぐの花畑も紅葉が終わっていた。 (↑)10:44 ポンピ沢 此処を過ぎたら急登になる。 まだどなたにも出会わずそれは静かな日だった。 11:18 美瑛富士と美瑛岳の分岐に着いた。 美瑛岳に向かい急登に取り付いた途端、休憩中のソロ女性に気付く。 山頂は寒かったのでやっとランチタイムとの事。 (↑)11:52 下山の年配ご夫婦に出会う 風が強いですねとご挨拶 風は益々、冷たくなって行くが飛ばされる心配は無い。 冬バージョンの装備なので大丈夫だが思ったより天気がイマイチ。 (↑)12:06 振り返ると十勝岳 下ホロカメットク山が一番左に。その横は境山。 十勝岳の右奥は富良野岳。 15日に歩いた稜線を此処から眺める。 風はやや強くて本当に冷たい。 十勝岳からは平ガ岳を辿り鋸岳を反対側に巻いて下り美瑛岳の輪郭まで登り返して山頂に至る。 (↑)12:16 美瑛岳山頂 丁度、年配男性2名のパーティが同着。十勝岳から縦走して来たとの事。 普通に話そうとしても全くろれつが廻らなかった。 美瑛富士から下山すると言ったら「ちょっと待ってて」と言い一人は一緒に降りたそうだったが結局、普通に分岐へと向かって行った。 標識の向こう側が十勝岳からの縦走路となる。 (↑)12:17 トムラウシ山を中央に 眼下のコースは美瑛富士分岐から石垣山、ベベツ岳を経てオプタテシケ山への緑の山並み。 その先で2つコブに見える高い山頂がトムラウシ山。 表大雪から眺めるとクラウンに見えるが全く雰囲気が違うトムラウシ山である。 (↑)12:17 表大雪 旭岳や安足間岳は白い。 手前の台形は美瑛富士で帰路の方角。 (↑)12:23 美瑛岳の山頂を振り返る 殆ど休憩もせず居合わせた男性と少し話して下山にした。 分岐道標から美瑛富士分岐にまっすぐ一直線だが歩き易い。 (↑)12:33 急に雲が湧いて 真っ暗になり振り返っても美瑛岳はガスの中。 足元は時折、雪渓になるが問題ない。 向こうから美瑛富士をピストンした帰りと言うソロ男性に出会っただけ。 結局、此の日は以降、どなたにも出会わなかった。 (↑)13:00 分岐に到着 山頂から丁度一時間経過。 以前、美瑛富士を登った時もガスで何も見えなかったから今回はパス。 此の分岐を右に行ったら美瑛富士の避難小屋にすぐ着く。 その手前からオプタテシケ山にコースは別れている。 トムラウシ山にはオプタテを標高差600メートル落として至る。 今回は左折して美瑛岳をトラバースして分岐に合流して朝のポンピ沢に下る。 (↑)13:09 沢形の紅葉 美瑛岳を遠くから見たらヒダに見える部分の沢形がきれいだった。 何度も沢形を越えて時には羆の糞を跨いで行く。 (↑)13:10 霧が晴れたら 寒かった美瑛岳の山頂方向が現れる。 (↑)13:19 紅葉 晴れた瞬間には裾野がきれい。 思った以上に良くて儲けた気分。 (↑)13:26 振り返る あたり一面、コケモモがびっしり。 背景は美瑛富士で景観がめまぐるしく変わるのがいい。 (↑)13:36 鋸岳が見えた ぐるっと美瑛岳を大きくトラバースして歩き続けやっと十勝岳方向が現れた。 13:41 美瑛岳の分岐に到着。登りでは此処から美瑛岳に向かった。 14:05 ポンピ沢。 14:23 再び北向沢の函に降りて登って (↑)14:55 黄葉が美しい 繰り返し現れた景観に飽きもせず楽しい一日。 (↑)14:58 草紅葉 もっさりと背の高い草だった。 (↑)15:06 避難小屋と十勝岳 お気に入りの光景。人の姿も無い。 (↑)15:11 石底の沢 此処を渡ると十勝岳への登山口に間も無く合流して望岳台に戻る。 (↑)15:43 美瑛岳と美瑛富士 観光客が散策する中、振り返ると何事も無く穏やかな美瑛岳。 眼下の紅葉の美しさに癒されながらのんびりゆるゆる登山でした。 15:45 下山 27000歩 オオラス! これにて大雪山系は終了。 悲喜こもごもの夏山シーズンでした。 旭岳ビジタセンターの館長kさんとの貴重植物の情報交換。 そして彼の言うしつこい性格のタクシードライバーと私が言う食欲旺盛のタクシードライバーが同じOさんだった事。旭岳温泉の大雪山山荘の女将さんからお裾分けされた九州の蕗は蕗ではなく茎だった事。 層雲峡ビジターセンターでのトラキチランの事とか思い出は尽きない。 涙が出るほど今年も楽しかった。 ありがとう・大雪山系、てな感じ。 オフにはまた旭岳の温泉街に宿泊しに行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.23 04:27:57
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