|
カテゴリ:仏閣
正式名称は、円通山 慈光院、臨済宗大徳寺派の寺院です。 書院と茶室が重要文化財であり、庭園が国の史跡に指定されている。 住職から聞いた話では、ここは、庭も、建物も、置かれているものも、手入れも、おもてなしも、すべてを網羅した形で堪能して下さいと言われたが、正に、「おもてなしの心」とは、こういうことをいうのかと実感した気持ちになった。 京都の「詩仙堂」とイメージが似ているかもしれないが、こちらは、臨済宗寺院であり、茶道「石州流」の躾け?がすべてに表されているのかもしれない。 この場所は、ちょっと私の秘密の場所にしておきたいパワーを蓄えられるところです。(笑) 一の門 参道 鬱蒼と茂った木立、切り立った土手、綺麗な模様の石畳(水路には、孟宗竹を敷いてある) 切り立った土手は、木の根っこで流されずに留まっている。(憎い演出です。) 茨木門 摂津茨木の城は、徳川家康の発した一国一城令により取り壊されるが、その中の楼門(櫓門)を貰い受け、屋根を書院と合わせて茅葺きに葺き替えて慈光院の山門にしたという。 右が書院、左が庫裡 受付をする前から、そのバランスの美しさに足が止まってしまった。 庫裡より書院に行く途中の廊下に居られた 台所の神様「韋駄天」 禅宗の寺院では良く見ます。 きびきびと動け、時間はすぐに過ぎる! 色々な所に、生花が飾られているのですが、ちょっと一捻りされて、楽しいのです。 花器の中には、亀が・・・ ネコヤナギの中心に、蕗の薹(ふきのとう)が生けられている。 春だなー! 書院玄関より、茨木門(山門)を見る こちらから見ても、素晴らしい!(喜笑) 手水鉢や蹲(つくばい)も多く使われている 書院から見た庭園 「額縁写真」 庭園内のサツキ等木の刈り込みだけでなく、借景とのバランスも素晴らしい。 書院の床の間 茶道「石州流」も、生花も「石州流」があるのだろうか?? 聞きそびれた。 この書院で、お抹茶を頂きました。 本当に、美味しい抹茶でした。(最近嵌っている!笑) 書院廊下(広縁)より 後ろが、茶室「高林庵」になる 続きは、明日! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仏閣] カテゴリの最新記事
|