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カテゴリ:仏閣
正式名称は、古保利山 福光寺で、真言宗の寺院でした。古代の豪族凡(おおし)氏の菩提寺であり、戦国大名となった吉川元長、元春氏等の菩提寺として栄えましたが、吉川氏がこの地を去った後は衰退し廃寺となってしまいました。
小振りな十二神将像は、古いものであるが、18世紀頃似たような仏像を集めてきたようである。 駐車場の傍には、樹齢千年を越える大檜(天然記念物)がそそり立っている。 管理人さんに案内され、収蔵庫に向かう。 仁王門を抜けた所が収蔵庫で、両側に、神社がある。 この金剛力士も、町指定文化財となっている。 収蔵庫の拝観料は、300円。 写真を撮る人は、追加500円です。 (どんどん撮って下さいといわれましたが、歴史から仏像の由来から次ぎから次へと沢山説明をして下さるので、話を聞くのも忙しく、多少、撮影枚数が少なくなったかも・・・ 参拝者も私だけだったので、次回は、夫婦で来る事にしましょう。) 向かって右側 左側 右側のアップ 正面に、薬師如来 廃墟のような雨漏りのするお寺の中にあったこれらの仏像は、相当痛みがひどかったようです。奈良の仏師に修復を依頼し、その費用が当時三千万円位かかったといいます。 寄付をお願いし、そのお礼に、薬師如来の螺髪(らはつ)を1つづつ渡したのだそうです。 その為、薬師如来さんは、ツルツル坊主頭になっておられました。 ちょっと見れば、新薬師寺の薬師如来に良く似たお姿のようで、大きな目をしたイケメンなのですが・・・ どの像も、素朴で堂々とした立派な像だと思います。 千手観音 吉祥天 四天王 四天王は、どれが持国天、広目天等は書かれていない。 十一面観音 日光菩薩 月光菩薩 由来は不明のようですが、古代に中国か朝鮮から持ち込まれたもののようです。 収蔵庫を出ると、おさすりさん(ビンズルさん)が居られました。 18世紀のもの 阿弥陀堂には、阿弥陀如来が・・ こちらも、18世紀のもの 以上
Last updated
2012.05.13 15:08:14
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