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カテゴリ:花
3日前にたった2輪咲いていた清楚なこぶしの花は、今朝はもう7輪咲いている。 この花をどういう風に描写すると分り易いかと考えていると、色々な状況の描写についても、試しに書いてみようと思うようになった。 まず四季について 心地良い寒さが、チクリと肌を刺激し、三日月が笑ったような口に見え、満天の星も降ってきそうな楽しい夜、昼間は、爽快な空気に運ばれて、半分緑で半分が茶色に変色した葉が吹き飛んでくる、ちょっとセンチメンタルな気分になりそうな秋口 星も凍りつき、氷のような輝きを見せ、月まで震えているような厳寒の冬 脂ぎったおっさんが笑い転げるように、容赦なく降り注ぐ太陽で、鉄板まで溶かしそうな猛暑の夏 真っ黒な雲が低空まで垂れ下がり、今にもみぞれが泣き出してきそうな木枯らしの冬 新緑が鮮やかで、遠くからでも葉や枝の一本一本がくっきりと見えそうな、頬を撫でる空気まで、ほのかに甘い香りのする爽やかな春 たけり狂ったように、風が吹き、パチンコ玉のような波や雨が窓に打ちつけ、怒涛のように打ち寄せる波と衝撃が船体を襲う台風遭遇時 生暖かい緩やかな風に運ばれてくるじっとりとした湿気、眉毛の先にも水滴がつきそうな陰気さ、墓の底から早く来いよと呼びかけるような“ボオー”と聞こえる霧笛、一寸先も霞んで見えないガスの時 まあ、上手い描写にはならないが、書いていると面白い。 ついでに、 彼女の大きな眼から真っ白な大理石のような頬を伝って流れる、真珠のように鈍い輝きのある涙 草一本生えない岩と砂の荒涼たる砂漠の中に、一本の小さな草が生え、一輪の花が咲いたようだった。 荒くれ者達が馬事雑言を吐きながら酒を飲んでいる酒場の中に居ても、彼女の周りだけは、後光がさすように異質の空気に包まれ、静寂の中に荘厳さを感じるようであった。 ケーキを食べるところ 拗ねるような態度で(仕方ないから食べるのよって言わんばかりの雑な態度で)冷蔵庫から出したケーキを皿の上に置き、入れたての香ばしいモンブランの香りのするコーヒーとともに、私と自分の前に置いた。 ケーキはモンブラン。。。。。 フォークで切り、口に入れるときは。。。。 等など、なかなか上手くは書けないが、描写を考えるのは、良い暇つぶしになるかもしれない。 あー、日本語とは素晴らしい!!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.20 20:57:00
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