6AN5WA ロフチン シングル・アンプの電気的特性 その2
6AN5WA シングル・アンプは負帰還の定数を変更したので、周波数特性などの電気的特性を再測定しました。最終利得はほぼ同じで、PG帰還とオーバーオール帰還を変えたので、そんなに大きな変化は生じないはずですが。測定風景↓測定結果です。周波数特性:7-135kHz(1/8W,8Ohm,-3dB)DF:4.0全高調波歪率:1.03%,0.5W最大出力:1.7W(THD=8%)残留雑音(A):6uVとなりました。ダンピングファクタが若干下がり、fレンジは極僅かですが狭まりました。カソード帰還とPG帰還を組み合わせつつ、3dBのオーバーオールのNFBのみで、まずまずの結果ですね。ハイレゾ音源でも十分対応可能ではないでしょうか。よく、私の作る真空管アンプは高解像度で広帯域と言われますが、データでも立証できた形です。このアンプもレンタルしようかな・・。