2SK170 自作 差動プリアンプを試聴
半導体式差動プリアンプ、今回はシャーシと機構部品が流用なので、簡単に改造が出来ました。上がってからNHK-FMで、クラシックやラジオ深夜便などをプリに入力し、丸一日ほどエージング。それから試聴してみました。パワーアンプには、EL803 SIemensのULシングル モノラル・パワーアンプ。一聴して感じたのが、ヴォーカルのリアルさです。スピーカーの中央に、人がいるよう。それはFMラジオでもハッキリと感じられます。時々リアル過ぎて、ビックリするほど。評判通りの、ワイドレンジでフラット、癖がなく定位が抜群ですね♪12AU7 カソフォロ・プリは力強さがややあり、濃い目の音でしたが、半導体式差動プリはやや大人しい方向に向かいました。結果に十分満足したので、おかわり決定です。12AU7 カソフォロ・プリでバラした、ヴィンテージのERO製 MKT1813 3.3uFを流用するつもり。このコンデンサは音に厚みがあり、適度な分解能で使いやすいです。2SK170-BLはペアを使い切ってしまったので、代替として2SK117-BLに。後日100個購入し、ペアを見付ける予定です。