6AK6 UL接続 シングル・パワーアンプ 組立て編
板金加工を終えた6AK6 ミニワッターアンプは、各アルミ板を合体させてシャーシに組上げ。電源トランスとヒータートランスを仮組みしたところ↓ヒータートランスには、しっかりとハムバランサを実装。それに使用する抵抗器の抵抗値は、誤差1%以下のペアを選別。出力が小さいとノイズが気になるので、ハムノイズ撃退の意味を込めて。かと言って、過去に出品した6AK6 ヘッドフォンアンプは、ヒーターの片側をアースしただけでもノイズに悩まされた事も無く。6AK6は傍熱管なので、ハムは基本発生しにくいのである。特注に応じて下さったお客様への、エンジニアとしての拘りを示した感じだ。念には念を入れてと言っても過言ではない。ヒータートランスの横に、リップルフィルタと電圧増幅部を一体化した、プリント基板を実装する予定。かなり実装密度が高いぞ、今回のアンプは!