公取による『緊急停止命令』
公正取引委員会(公取)は楽天市場に対して、一定額以上の購入で送料無料という方式が『優越的地位の乱用』に当たるとして、緊急停止命令を発動した。緊急停止命令は16年ぶりだという。拙はよく楽天市場で買い物するのだが、送料込みとなってしまうとモノの正確な売値が分からない。従って、商品の価格の比較をしにくくなってしまう。実際、楽天市場では送料込み¥2,000-といった商品が、このサービス開始をにらんで最近よく目にするようになった。しかし、同じ商品を多店舗と比較すると、商品単価と送料の合計が¥2,000-未満のお店もある。楽天市場のページで商品価格でソートすると、当然の結果として送料込みの価格は後ろに表示される訳だし。無理に送料込み価格の反映は、しなくてもいい気がする。一番の解決策は、一定額以上の商品購入は送料無料(一部地域除く)。ただし、送料の負担は楽天側で。一般会員は月に一回に限り、一定額以上の購入は送料無料。有料会員は月に5回まで、一定額以上の購入は送料無料。それ以上の回数は、店舗側の送料無料規定がなければ、購入者側が負担。こんな感じで良いんでないかい??今回はライバルのア○ゾンとの差を一気に縮めようと、焦っての失策だと思う。