試聴レポ EL803真空管アンプ
EL803 ウルトラリニア接続シングル・モノラルパワーアンプは、だいぶ音が落ち着いてきました。現状では出力段にウルトラリニア接続、PG帰還でオーバーオールのNFBは無しです。第一印象は、もの凄いワイドレンジでフラットであること。測定では95kHzまで伸びていました。清楚な佇まいで分解能は高く、それでいて聴き疲れしません。EF83 ロフチンアンプとは違った、大人な印象がしますね。もう少し芯が欲しいので、前回の秋葉原買い付けで仕入れておいた部品を交換します。交換する場所は、初段EF86のカソード抵抗器とカソードのパスコン。カソード抵抗器は東京光音のローノイズカーボン1/2Wに、ELNAのピュアキャップというパスコン。この組み合わせが、大人しさの演出にだいぶかっていると睨んでます。果たして、読みは当たるか??