テーマ:TVで観た映画(3892)
カテゴリ:映画 シ
あらすじ 17歳で出演した『オズの魔法使』で一躍注目され、その後も数々の ヒット作でハリウッド史を代表するミュージカル女優となったジュデ ィ・ガーランド。月日が流れ1968年。彼女はロンドンのクラブに 出演するため1人旅立つ・・・。 解説 アカデミー賞主演女優賞 ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ) 『シカゴ』等で知られるレネー・ゼルウィガー、 久し振りに観たけど、別人やんと思ったら、アカデミー賞の授賞式の 時には元に戻ってるし、やっぱ凄い女優さんやね ジュディ・ガーランドは自分が生まれる前の女優さんとは言え、流石 に名前は知ってるが、バーブラ・ストライサンドの『スター誕生』は 観たけど、『スタア誕生』や『ニュールンベルグ裁判』も 観てへんし、観た事あるんは『オズの魔法使』だけ、 私生活で知ってんは娘がライザ・ミネリって事だけ、ライザですら、 親世代やから、そんな詳しくは知らんねんな 伝記映画って、ダイジェスト的に人生を描き、ざっくりと生涯が理解 できる作りになってるんが多いけど、この作品ではガーランドの晩年 に焦点を絞ってて、一般的には彼女が最も華々しい活躍をしてた頃の 話は有名やから、あまり語られてへん部分を描きたかったんかな。 共演は『ワイルド・ローズ』のジェシー・バックリー 『ROCK YOU!』のルーファス・シーウェル 『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロック 『カルテット! 人生のオペラハウス』のマイケル・ガンボン 『レ・ミゼラブル』のリチャード・コーデリー 『俺たちホームズ&ワトソン』のベラ・ラムジー 『スペクトル』のロイス・ピアソン 『ジャングル・クルーズ』のアンディ・ナイマン 『メリー・ポピンズ リターンズ』のジョン・ダグリーシュ 『グッドライアー 偽りのゲーム』のフィル・ダンスター 『ヴィクトリア女王 最期の秘密』のフェネラ・ウールガー 監督は『トゥルー・ストーリー』のルパート・グールド 音楽は『コールド マウンテン』のガブリエル・ヤレド。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞってみて下さい。 メイヤーがジュディに、可愛くないけど、歌だけは特別って言う鬼畜 シーン、ジュディ役の子が可愛すぎてミスキャストちゃうんか(笑) メイヤーの脅迫じみた言動でコントロールされ、ダイエット、薬漬け 、スケジュールの都合で一ヶ月前に誕生日を祝う、子役時代の異常な 生活のせいで、大人になったジュディは精神が不安定で、仕事も家庭 も上手くいかず、泣く泣く子供と離れて、イギリスで起死回生を狙う も、有能なアシスタントのロザリンのおかげで最初は上手くいくが、 遅刻に客を罵倒で仕事を失い、ミッキーとの5回目の結婚も失敗。 ジュディ・ガーランドは本名やなく芸名とか、結婚5回してるとか、 47歳の若さで死んだとか、自分には知らん事だらけやった。 ライザ・ミネリがオスカーを獲る前に亡くなったが、子役賞しか縁が なかったジュディが、もし生きてたら、どんな感想やったんかな? ライザはオスカーこそ獲ったけど、親の背中を見て育つとは言え、早 死にはせんかったものの、似たような人生を歩んでしまってるよな。 出待ちのファン同性愛者2人と食事に向かうと、店が閉まっていて、 自宅で謎の卵料理を食べるってエピソードは、彼女が当時では珍しく 、同性愛者に理解があったって事に関係してるみたいやけど、あの2 人のキャラクターは、この作品の清涼剤になってた。 ジュディがクビになった後に、代役のロニー・ドネガンに1曲だけ歌 わせてと言って、火が点いて2曲目に「虹の彼方に」を歌うが、途中 で歌えなくなって、同性愛者2人を皮切りに観客が合唱して味方する 、映画的には落ちぶれたスターが復活を遂げるってのが理想の展開な んやけど、これは実話やから、そういう訳にもいかん中では最大限で 、救いのあるラストシーンと言えるかな? 人気子役の頃は知らんから、『ティファニーで朝食を』の変な日本人 のイメージしかないミッキー・ルーニーに、ジュディ本人は衆人環視 のデートで振られたと思い込んでいたけど、恋愛よりも舞台を選んだ んはジュディの方で、初めは嫌々やらされてた仕事ではあるけども、 彼女には天職やったんやろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.11 12:47:19
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