映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

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長谷川博己

June 28, 2022
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カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。JR東日本は山手線にATO(自動列車運転装置)を導入すべく、乗客を乗せた列車で自動運転の実証運転を行うと発表しました。試験時期はことし10月頃から2か月程度です。
映画シン・ゴジラを見ました。

シン・ゴジラ
Shin Godzilla

出演
長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ 市川 実日子 余 貴美子 片桐 はいり
高良 健吾 國村 隼 平泉 成 柄本 明 大杉 漣 高橋  一生
手塚 とおる 松尾 スズキ 塚本 晋也 ピエール 瀧 光石 研
鶴見 辰吾 小林 隆 津田 寛治 古田 新太

監督&脚本
庵野 秀明

監督
樋口 真嗣

 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが。

 つくづく怪獣映画って子供の時に見ておくべきだなぁ。大人になってみるとゴジラの動きがとにかく遅い。あんな巨体がスピーディに動けたらそれこそおかしいが、のし、のしと歩いていて簡単に逃げられそうだ。襲来を繰り返しながら進化を繰り返すゴジラは新鮮。昔のゴジラは既に最終形態だったし。ただもっと両手が大きかった気がする。

 ゴジラの実態が専門家の意見を越えていくのと、今まで見向きもされなかったはみ出し者=オタクたちが意外な活躍を見せるのは少年漫画的&予定調和。それにしても昔怪獣を退治するのはパイロットみたいな武官だったのに今は文官の姿の多い事。怪獣は人間の思考を先読みして動くわけじゃなく好き勝手に動いているだけだから(台詞でもあった)要人と一般ピープルをも区別しない。あっさりと首相以下閣僚が亡くなってしまうのは、その後の混乱と収拾をドラマにしたいから。映画の中でも日本の対策会議などの会議の多さに言及。怪獣映画なので「怪獣をやっつけた!万歳!」というこちらも予定調和に行くかと思いきや、まさかの生物保護に傾くとは。下手に爆破させると放射能が飛び散るから?海外が核攻撃を簡単に考えているのは他の映画でも描かれているのでおそらくその通りなんだろう。映画での被爆の描写がいつもぬるすぎるので日本ならばもっと慎重になってしかるべき。ところで蘭堂って日系じゃないのにその名前なの。


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最終更新日  June 28, 2022 04:45:06 AM
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February 7, 2021
カテゴリ:長谷川博己
大河ドラマ麒麟がくるを見ています。
今年の大河はオリンピックの影響でもともとの話数が少ないと決まっていたけれど、
それ以外にも本当にいろいろありました。主演の長谷川博己さんお疲れ様!

麒麟がくる

出演 美濃篇
長谷川博己 吉田鋼太郎 川口 春奈 尾野 真千子 木村 文乃 南 果歩 門脇 麦
檀 れい  石川 さゆり 風間 俊介 向井 理 伊吹 吾郎 村田 雄浩
徳重 聡 片岡 愛之助 佐々木 蔵之介 滝藤 賢一 谷原 章介 眞島 秀和
岡村 隆史 尾美 としのり 高橋 克典 伊藤 英明 染谷 将太 大塚明夫
木下 ほうか

越前篇
ユースケサンタマリア  間宮祥太朗 安藤政信 本郷奏多 真野響子 ベンガル

越前&桶狭間篇
榎木孝明 金子ノブアキ 今井翼

京伏魔殿編
坂東玉三郎 陣内孝則 片岡鶴太郎 駿河太郎 小籔千豊 手塚とおる 
井本彩花 春風亭小朝 

芦田愛菜 石橋蓮司 石橋凌 銀粉蝶 須賀貴匡 加藤清史郎 井上瑞稀 望月歩

本能寺の変
濱田岳

脚本
池端俊策 前川洋一ほか

演出
大原 拓 一色隆司ほか

OP最初の表情は決意したあの日の光秀。緑の野が、やがて戦火に焼かれる様を見ながら湖のほとりを歩き、再び視線を上に。無言の子供達が桔梗紋の幟を掲げてあの場所に向かう理由になるのか。

第1回「光秀、西へ」  
「明智が者と見え申候」で掲げられる桔梗紋。 燃える家から少女を救った十兵衛が後に主君の眠る寺に火をかける。最初と最後は繋がる。意味ありげな笑みの松永久秀(吉田鋼太郎)が残した銃は恐らくパチもん。久秀の前で美濃事情喋りまくる青い十兵衛。やがて信長が手を伸ばす自治都市堺。

第2回「道三の罠」
大河史上初借金返済のため首取りに向かう明智光秀。武士の誉れに悩む光秀はまだ大将も足軽も同等に倒し更に誉を踏みにじる鉄砲の凄さをまだ知らない。後の息子信長の桶狭間を彷彿とさせるような油断をつかれて急襲される織田信秀。眼前の敵と本当の敵を一夜にして倒してみせた斎藤道三。

第1話で目覚めたら枕元に置いてあった鉄砲だが良くして不発悪くして暴発くらいじゃないかと思うのは性格悪すぎだろうか。どうも松永久秀(吉田鋼太郎)がサンタさんに見えなかったので鉄砲を弄る山城守が使い方を知らないからいいが知ってたらあそこでどうなっていたかとはらはら。

第3回「美濃の国」
着物は緑と赤で裏山も緑がいっぱい。ザ・青春真っ只中十兵衛と高政。家柄だけの守護と実力は上の守護代の美濃の構図は後の信長と足利将軍に繋がる。父の欠点を知り補える自分の能力も知りながら悲劇に向かう利政と高政親子。ラストに実力も家柄も兼ね備えた本物の駿河守護今川義元降臨。

第4回「尾張潜入指令」
さりげなく登場する本能寺。十兵衛が本能寺に立った時鉄砲の的の先にあるのは誰。待って天下を取ったのちの家康に待つことを教えるイケメンすぎる農夫(実は十兵衛)。今回は感情表現豊かな山城守。汗をかく信秀をじっと見る東庵。東庵の暗号はわかるのに駒の複雑な女心はわからない十兵衛。

第5回「伊平次を探せ」
「真田丸」から転生した信長・信忠親子(吉田鋼太郎 玉置玲央)黒歴史を語り合う2人に置いてかれるこの中で一番偉い松永久秀。松永久秀(吉田鋼太郎)が唱える鉄砲抑止力説。とはいうものの核兵器にせよ何にせよ抑止力に留まらないのは歴史が語る所。まさかの大河で始まる月9的すれ違い。

第6回「三好長慶襲撃計画」
イケメン雅な将軍&側衆とイケオジ&イケボ三好衆華麗に登場。幕府の権威が地に落ちた京で理想に引き裂かれる剣豪将軍の憂い顔が美しい。細川藤孝と未来の約束を交わす十兵衛(しかしその時の将軍は)。美しい武器鉄砲を最初に使いこなし将軍も使いこなす相手は次週いよいよ満を持して登場。

第7回「帰蝶の願い」
京でモテモテだった余波を受けて斎藤家でも父・息子・娘からモテる光秀。情に流されていかにも若者風の意見を言う光秀を叱ったもののリクエスト通り和議の意味を丁寧に説く利政。農民コスプレも板についてきた光秀と新しい時代を連れて来る英傑らしく朝日を背負って信長未来の主従邂逅。

第8回「同盟のゆくえ」
帰蝶、駒、十兵衛「ハチクロ 」のような戦国全員片思い回。答えが自分の心を抉ると知っていても本心を吐き出させようとする駒健気。「そうやもしれぬ」というまでに随分と間を取りましたね。他国調略より御曹司のお守で神経をすり減らす平手正秀。高政が危惧した通り始まる今川の織田攻め。

第9回「信長の失敗」
ゲスト 濱津隆之 横田栄司
「絶メシRoad 」で絶メシ探索中の濱津隆之 さんが京で茶を売っていた!鬼ごっこの過去を思い出すほのぼのした後の明智夫妻(お見合いは半分成功)と新婚2日目で鉄砲撃ちに興じるワイルドな織田夫妻。家族と引き離され処世術に長け父の仇とも知らず信長を慕う竹千代。

第10回「ひとりぼっちの若君」
京で地味に十兵衛絶賛推し中の松永久秀。母に疎まれながらも愛を求める息子信長と敵方につき母を離縁した父をためらいなく憎む息子家康。将棋の腕も割り切り方も後の麒麟家康に軍配が上がる。変な人といいながらも花を贈られたり獲物を取ってきたり夫婦仲はいい信長夫妻。

第11回「将軍の涙」
この先ほぼ確実にとんでもない時に高政から「なんでもする」約束を持ち出されそうになりそうだが今はただ駒に続き麒麟の話を儚い将軍から聞かされ涙ぐむ若き光秀。娘をむざむざ殺させるつもりはないが金を出すつもりもない利政。同盟が破れても帰蝶を返すつもりはなさそうなぞっこん信長。

第12回「十兵衛の嫁」
前回儚げな将軍様に麒麟という呪(しゅ)をかけられてしまった光秀に母と叔父のプロポーズ大作戦始動。さりげなく鷹狩場を婚約者の実家にアサインし気心の知れた従兄をつけた作戦の首尾はいかに?

新沼謙治バージョン“嫁に来ないか”の光秀プロポーズ。一瞬表情が固まる駒。何者かわからぬ信長が誰よりも認めてもらいたかった父信秀死す。ツーカーだった信秀の死で平手政秀の受難始まる。三英傑のうちラストに登場する光秀を倒す背の高いイケメン秀吉次回登場。

第13回「帰蝶のはかりごと」
「どちらかと言うと嫌いでございます!」あの主君に直球すぎるぞ光秀。蝮を父と認めたくない高政こっちも直球すぎる。鷹を殺され退場し長命を保つ守護土岐。3英傑中唯一笑顔で多幸感溢れるBGMと共に登場した藤吉郎。紋となる千成瓢箪を意識してか瓢箪をぶらさげ向学心に溢れる未来の太閤登場

第14回「聖徳寺の会見」
娘を持ち上げ舅を間接的に褒め礼を失しない態度で単独山城守に対峙した信長が本作のキーアイテム鉄砲で戦に勝利し頭一つ抜ける。珍しい武器からなくてはならぬ武器へ。トップダウン体制故の弊害で有力家臣に背かれる山城守。後に恐怖をベースに同体制を取った信長が辿る運命にも似て。

第15回「道三、わが父に非(あら)ず」演出・一色隆司
「打ちに行けばよいのです。碁を(討ちに行けばよいのです、彦五郎を)」言外の意味を確認しあう信長の嫁と叔父。斎藤家織田家それぞれの暗殺による政敵粛清。自分ではない者に手を汚させた点は同じなのに斎藤家は親子の争いを生み織田家は尾張をほぼ制圧。織田家にロックオンする藤吉郎。

第16回「大きな国」演出・一色隆司
初回からしつこいほど強調されていた道三のケチは国を欺かぬ彼の生き方の伏線。決して陣に加われとは言わず夢だけを託して光秀の前から去る道三。「信長から目を離すな」道半ばで去る道三の遺言を抱えて戦ののち光秀の流浪が始まる。

第17回「長良川の対決」
理想の国造りを光秀と信長に託し長男の答えに美濃の行く末を託した道三。真実を言わない義龍に親殺しの汚名を着せんがために自らの命まで犠牲に。家も家臣も領地も全て失い名誉だけを持って流浪の旅に出る光秀。この帰蝶なら本能寺に一緒にいそうだ。

第18回「越前へ」
光秀がどこに来てもいいように書状を回す気配りの人細川藤孝。戦国最大のケチ雄道三の次の主君はえらく気前のいい裕福な朝倉義景。「何もしてないのに金を貰うわけにはいかない」と言ってしまう光秀の融通の利かなさ。キングメーカー帰蝶に背を押され兄弟の情を越え非情な決断を下す信長

第19回「信長を暗殺せよ」脚本前川洋文
当主になれば自分もまた父と同じだったと気付く義龍ナレ死。貰った剣を振るう場のない将軍のくれる役職を有難がった時代は終わった事を知りながらも旧来の形を崩せない近習衆。信長とのファーストコンタクトでまさかの国とりかえばや話をもちかけられる松永久秀だがお楽しみはこれからだ

第20回「家康への文」
放送休止までに前半の山場が来てよかった。駒により薬フェチになった家康が母や三河の民のために苦悩する。それに引き換え自分は…とフィクサーとして帰蝶を動かしながらも不甲斐なさ全開で運命の戦場を見に行く十兵衛。

第21回「決戦!桶狭間」ここで放送休止。演出 一色隆司
多く砦を落とした故の兵の分散、鷲津城の乱取り、このタイミングで三河が松平に戻らぬと知る元康、定番の雷雨、総ての布石が「今川義元討ち取ったり」に向かい打たれる。海道一の弓取りを奇襲で討ち取り褒められる信長を後に同様の奇襲を行ったにもかかわらず逆賊と罵られる光秀が見送る。

第22回「京よりの使者」
祝麒麟再開。麒麟候補の一角ボランティア僧侶義昭登場。妻子を朝倉義景に人質に取られまたもや隠密ミッションを託される光秀。妻の死を嘆く先から伊呂波大夫を口説く二枚舌松永久秀。将軍の形骸化という時代の流れにひとり抗しようとする落日の将軍義輝。未来の嫁とご対面細川藤孝。

第23回「義輝、夏の終わりに」
要求を退けることなく話の方向を変え光秀の関心を他に向ける最強ライバル秀吉。豪奢な御所に鎧と一人きりの義輝と貧しいあばら家に自分を待つ家族がいる光秀。器に託して将軍の器量を語る久秀。美しいものに憧れる性向は「太平記」で後醍醐天皇を見てその美しさに惹かれる足利尊氏と共通。

第24回「将軍の器」
将軍でいたい義輝の側には刀を持ち守る武士一人もおらず生きるために将軍になるしかない覚慶の周囲には武家の棟梁の血を重んじるお側衆が侍る。伊呂波太夫が代表する武士ではない人の将軍観。器の目利き松永久秀から人の目利きを頼まれる光秀。成り上がりながら将軍の権威を重んじる久秀。

美濃を去って後未だくすぶっている光秀に奮起を促す久秀。鉄砲を喜ぶ光秀を暖かく見守り道三亡き後のメンターになってくれそうな久秀とこの先敵対する日が来るとは。光秀の回答に安心する山崎吉家と意外な表情を隠せない朝倉義景。これだけ乗り気だったのに結局奉じて上洛しなかった謎。

第25回「羽運ぶ蟻」 脚本 前川洋一
待遇も聞かずに信長のスカウトを断るばかりか義輝を失った自分の人生相談をしちゃうそんなとこだぞ光秀だったがそんな二人の会話から誕生した大きな国による天下布武。多くの人を救うため将軍になると言う義昭。義昭を頂き上洛に乗り出さんとした義景だが次回阿君丸の死が影を落とす。

本編の信長は両親に褒められた記憶がなくとにかく褒めてくれる人にもっと褒められたい承認欲求の塊。結果自分の基準がなくなり褒めてくれるから戦をする。しかし平らかな世になれば戦はなくなり光秀に褒めてもらえない。そこへいくと秀吉はヨイショの達人なので二人はいいコンビ。

第26回「三淵の奸計」
久秀に続き太夫に船出を促されるも「船がない」(が船出したい)本音を明かす光秀。一族重鎮と将軍側近と家老が画策した若君の死により将軍を擁して上洛する大名の座が朝倉家から新興大名織田家に転がる。この選択が吉と出るか凶と出るかは歴史が証明する通り。昔の京を愛する太夫の目的は?

第27回「宗久の約束」
「太平記」 の佐々木道誉こと陣内さん登場。何度プロポーズしても断られる信長。約束を守る信長に心酔する秀吉。信長に褒められたい秀吉→光秀に褒められたい信長。これで光秀が信長に褒められたければ黄金の三角形は完成したのだろうが生憎光秀は褒められたいと思っていないため後に破綻。

第28回「新しき幕府」
議論では埒が明かぬ事も従来の幕府では立ち行かぬ事も三好が戻ってくる事も見越して一旦は義昭の要求を呑み事が起きてのち自らの名による御座所を造営し“将軍の名”という使える駒を汚れた手でしっかり握る強かな信長。倒される石仏に後の比叡山の幻影を見たか光秀。久秀と茶道具登場。

「太平記」でも足利尊氏は後醍醐天皇を見て美しさに魅了されるが、結局その美しい帝を追い落とす立場になる。帝から将軍にその時代の美は託されるが相変わらず美は武に勝てない、美だけでは世の中は回らないという輪廻。

第二十九回「摂津晴門の計略」
世の中で一番偉いはずの帝の塀が何年間も修理されずその門番に過ぎない将軍の二条城が壮麗であることに忸怩たる思いを抱く光秀。その思いは本能寺で結実か。信長が怖くて表立っては物申せず帰った後に供出した宝物を返しちゃえばいいとピュア将軍。その裏で悪代官摂津晴門が大儲け。

第三十回「朝倉義景を討て」
お天道様の次に偉い帝に褒められ勅命まで頂き得意満面の信長にとって利用価値は下がる一方なのに駒とお忍び&蛍デート中の将軍様。 「太平記」で武士による政治を目指し血族の争いまで繰り広げた足利家と幕府が容易く手放す権力。パーソナルスペースを侵しに来る秀吉とへうげもの の久秀。

第三十一回「逃げよ信長」 演出 一色隆司
3英傑揃い踏み回。戦のない世を切望する麒麟を連れて来る男・家康。敗戦の屈辱・帝の期待を裏切る辛さ・裏切られた怒り・焦りを一人で治めて逃亡を告げる信長。妹を犠牲にして得た命の使いどころを心得ている秀吉。戦をやめるために戦をしなければならないジレンマに改めて気づく光秀。

第三十二回「反撃の二百挺」
アヴァンタイトルはかつてピュア兄弟のように心を通わせたが今は腹に一物ある同志の義昭と信長。直球勝負の藤吉郎に対し茶会で順慶に引き合わせ遠回しに光秀の願いを叶えるいかにも商人らしいスマート宗久。蝶、蟻、ムカデ、トンボと戦国の昆虫博士の義昭。強大な敵信玄に立ち向かう家康。

第三十三回「比叡山に棲(す)む魔物」 演出 一色隆司
最澄が既存仏教に異を唱え始まった天台宗の比叡山延暦寺も時経りて古き悪しきものとなり排除される生生流転。一声言えば武将が和睦してくれる時代が終わった事に気づかずキレる将軍と信長の亀裂は摂津晴門の画策により深まり(右からのlighting最高)。弟のコンプレックスをわかりすぎる兄帝。

死んだ虫を悼む心は持っていてもなぜその虫が死んだかに思い至らない公方様は戦が終わらず十兵衛が死ぬことを憂う心は持っていてもなぜ戦が膠着状態にあるかに思いが至らない。そして思いが至らない故に今回松永久秀を失ってしまう。既に信長も。

「太平記」で悪役はフランキー堺演じる長崎円喜に任せ退廃美の中滅びゆく実権なき執権北条高時を演じた 片岡鶴太郎 さんが時経りて 「麒麟がくる」 で海千山千の悪役摂津晴門を演じているのは感無量。そしてやはり実権なき将軍様が側にいる。

第三十四回「焼討ちの代償」
アヴァンタイトルで“次は皆殺しに”と詰めの甘い光秀に念押しした後の信長満面の笑顔。荒れ果てた御所を尻目に金を集めもう一人の帝の如く振る舞う弟を排除するため孫悟空を掌で転がす釈迦の如く信長を操ったリアリストにして策士の帝。十兵衛と将軍に甲斐の虎まで巻き込まれる兄弟喧嘩。

第三十五回「義昭、まよいの中で」 演出 大原拓
傷を負っても将軍の元にかけつける光秀を見てやっと古き者との決別を決断する義昭。3年前は共に賊から身を隠し同じ未来を見ていた光秀と義昭はこの先の未来を描けない。帝に寄り添いながら最終的には決別した「太平記」 の尊氏と将軍に寄り添いながら最終的には決別した光秀。

「死にたくない」から将軍にもなりたくないと出自から逃げてきた義昭が駒に「殺してくれ」と頼むくらいに追い詰められていた。信長に頼っておきながら他の武将を頼る頼りない将軍という描かれ方が多かったが今回は味方を求めて幕府で孤立する将軍にスポットが当たっていた。

第三十六話「訣別」 演出一色隆司
生き永らえる事、人を救う事、かつての都を取り戻す事、かつて語り合った事全てより信長を倒すことを優先させる将軍と決別する光秀。こののち再度信長との板挟みに立たされる光秀。その相手は今日会ったあの人。左遷される運命を知っているかのような信盛とこの頃から藤吉郎と不仲の勝家。

第三十七回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」
孤立した将軍を捉え「我らの世が来た」と迷いもなく言い放つ百姓出身の秀吉。裸足の由緒正しき将軍家の末裔に頭を垂れ膝を折り礼を尽くす光秀。二人が同じ世を戴くとはとても思えないアヴァンタイトル。

かつて父信秀に褒められたくて松平広忠の首をぽいと投げ出したように蘭奢待を帝にくれてやる信長。そしていずれも喜ばれず。若き頃より自分の値打ちを目に見える形で欲しがる信長を描いてきたからこそ繋がる。数多の大名を御簾の奥で操る魔性の帝と主君でなく“家臣”の器を説かれる光秀。

今年は5人以上の会食NGに伴い?浅井・朝倉攻めで必ずといっていいほど登場する首を薄濃にして正月の酒席に供する場面がなくその代わりに飛び切りキュートな景鏡の寝返り顔が登場。 「太平記 」佐々木道誉の軽やかな「寝返り致す!」を思い出す。

第三十八回「丹波攻略命令」
夏を盛りと鳴き続けることしかできない蝉と生まれ変わっても信長に仕えることができない三淵藤英が夏の最中に散るアヴァンタイトル。彼に花を習う光秀の娘たまもまた夏の最中に燃え盛る炎の中壮絶な最期を遂げる。夏で結ばれた運命の二人はまだそれを知らない。
光秀に甘い金平糖を与えながら小さな斎藤利三返還と大きな丹波攻略の苦い命令を下す信長。一族郎党に笑われた第六天魔王コスプレだが「ハセヒロ 信長ありかも」と意を強くした視聴者は多いはず。譲位を働きかけ操りやすい誠仁に信長が接近するに至り遂に御簾の中から光秀を呼ばせる帝。

年末で特報が流れました。
「わしは、寝返る」「寝返るのだけはやめて頂きたい、どうかこの通りだ」の瞬時返しのコントめいたやり取りから「そうはいかんのだ」でがらっとシェイクスピア風の王の嘆きに変わる。この回は吉田鋼太郎 劇場になる予感。西周幽王の笑わぬ寵妃褒姒が笑った場面を想起させる十兵衛の笑い。

第三十九回「本願寺を叩け」
神仏(帝も)恐るるに足らずと弾丸の前に飛び出す信長と病快癒を願いお百度を踏み鳴弦する明智家。妻にちくちくやられる盟友家康も捨て置かれ。
伝統排除の信長が大和守護のみ従来のやり方を重視した事が次の火種に。“あなたこそ麒麟を呼ぶ人”妻に続きこれから何人もが光秀に呪いをかける。

第四十回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」
「なぜ皆わしに背を向ける(前は褒めてくれたのに)」どこまでのぼりつめればいいかわからず高みへ高みへと向かう信長の誰にも理解されぬ孤独。バベルの塔を止めた神に光秀がなるか。器の値打ちは持つ者が決めるが信長に決められたくなかった久秀の誇りと矜持が炎上する吉田鋼太郎ナイト。

初回十兵衛の求めに応じて鉄砲を与えて以来様々な十兵衛のリクエストに応え続けてきた久秀が最後は自分から「これは儂じゃ」とわざわざ前置きした天下の名器を求められもしないのに託す。さてこの器は祝福か呪いか。

第四十一回「月にのぼる者」
アヴァンタイトル光秀や信長が古い権威と切って捨て秀吉に至っては素足で引っ立てた足利将軍に恩顧を感じる者がいる。まさに価値観も混沌の時代。

“そなたこそが持つべき”松永の最期の願いも振り切って名物を捧げ懇懇と持つ人徳について説くも信長はあくまで金銭でしかその価値を計らない。遠くにありて美しき月は身の程知らずの夢を掴もうとした男達の墓場であると帝。帝にとっては天にも昇る信長の安土城は月に昇る梯子に見えるのか。

事実上秀吉と光秀の最期の出会い。次に会う時は敵味方。この時光秀が秀吉をとことんとっちめなかったのは信長にはもう見えていない国のビジョンが辛うじて彼にはあったからなのか。

信長や秀吉からすれば流浪の民時代があっても弟&義弟に毒殺され裏切られたことも腹違いの兄弟が多くて食う物に困ったこともない家族に愛された記憶を持つ光秀は青臭い理想ばかり語る幸せな男。「名器を売って金にする (わざわざの宣言は嫌がらせだが)」は見方を変えれば戦費を貧民救済に使った義昭と同じかも。

「太平記 」で室町時代の始まりを描き「麒麟がくる 」で室町幕府の終焉を描く。長い長いロングパスだったのか。「太平記」最終回も実弟を毒殺して義満の建てる金閣寺の幻を見ながら尊氏が息絶えるという美しきものと残酷が共存する世界だった。ならば 「麒麟がくる」も麒麟を見たと思った瞬間に光秀が竹槍でぶっ刺されるのか。本能寺の変の信長の笑いは誰を笑ったものか。光秀か、自分か。

第四十二回「離れゆく心」
アヴァンタイトル荒木村重詰問篇は容疑者を落としに来た恫喝刑事と温情刑事のコンビみたいな光秀と秀吉。そしてこれからナントカ官兵衛の受難が始まる。全ての原因の元へ向かう十兵衛の首尾やいかに。

「なぜこうなる」思う事は同じながらこれだけは変わらないと思っていた太い絆が断ち切られる。これまで丁寧に描かれてきた光秀に臨機応変対応能力(秀吉なら「褒めておられました」とか言いそう)がない事が肝心な所で出てしまう。上機嫌、哀願、恫喝、諦念へと目まぐるしく変わる信長の感情。

ずっと見ていましたが確かに一瞬上様可哀想モードになり「あんなに必死なんだから何か適当なこと言ってやれよ十兵衛」と思った。

実澄と昵懇である事を明かし「少人数でいる時を狙えば信長も殺せる」と本能寺の変を予見した方法を囁く確信犯家康。「十兵衛と一緒なら“麒麟”を呼べるやも」というキーワードを囁く公方様。

「麒麟が来る大きな国を作るには古い秩序を壊す そのためには戦も必要」最終目的は同じでも、今まで葛藤し続けてきた十兵衛と「従わねば殺す」白黒はっきりつけ葛藤とは無縁だった信長の根本的なそして決定的な違い(今まで表面化しなかった)が決定的場面で浮上して本能寺に向かう仕掛け。

第四十三回「闇に光る樹」 演出 一色隆司
光秀が上から下りて来る巨人を止めんと豆の木を切り倒したジャックみたいだ。

麒麟を呼びそうな人なら誰の所にも行く十兵衛と二人で安土城の天守閣に登り「これが大きな国ぞ」と宣言し褒めて欲しい信長。行きつく相手を次々排除しやっと自分の所に戻ってきてくれたと思ったら自分を殺す為だった。切ない本能寺。切ない信長。それでも自分に向き合ってくれたと喜ぶか。

アヴァンタイトル浅井朝倉の薄濃がなかったと思ったらこんなところで首の塩漬け。領土も命も安んじると約束して送り出した光秀の驚きたるや。細かいことに拘らないようでいて部下の行状を査定している信長。ああいう風に叱られても茶化してしまえるところが秀吉。

帰蝶にモンスターを作ったフランケンシュタイン博士呼ばわりされる十兵衛。家康には笑顔を向け親しく会話するのになぜ自分には逆らい嘘をつくか。家康の前で光秀を酷い目にあわせれば振り向くのか。嫉妬と焦り以外の何物でもない信長の一撃が遂に光秀に夢の木を切らせる。

義昭を頂き室町幕府の復権を図り光秀が起こした乱が武士嫌いの秀吉の世を招き幕府復活の芽を完全に摘む皮肉。今度の本能寺で乱心でも気の迷いでもなくはっきりと敵として信長を名指しするシーンは長良川の戦いではっきりと敵の名を口にしたシーンに呼応する。

最終回黒田官兵衛役に濱田岳さん。有岡城に監禁されていたナントカ官兵衛ではなく顔があった!1回だけなのに豪華出演。「殿、武運が巡ってまいりましたぞ」の決め台詞と共に超高速中国大返しを共にするのはこの人か。

本能寺の変スペシャル でちょっと余計に見せてくれた予告。あることを知りにやりと笑う秀吉。「やはり十兵衛か」笑いながら涙を浮かべ戦う染谷信長。「明智が者と見え申候」と言われた時の愛憎ないまぜの表情をきっと対する光秀も浮かべているに違いない。きっと涙は流さないだろうが。

直前の土スタに満を持して長谷川さん出演。
本木さんの言葉は大河主演を経験したからのこれまた滲み出てくる言葉で聞いている 長谷川博己 さんも感じ入っていたような。信長は自分の半身という言葉を聞いて 萩尾望都 さんの漫画「半身」「愛よりももっと深く愛していたよ おまえを」の一連の台詞を思い出した。

最終回「本能寺の変」 演出 大原拓 一色隆司
信長から十兵衛への台詞「そなたがわしを変えた」に「おっさんずラブ 」部長の「お前が俺をシンデレラにしたんだ」をなぜか思い出す。

脅威的な武器として登場した鉄砲が最終回で信長の諦めを誘う。なぜ変わったと責める光秀。なぜ変わってくれないと責める信長。朝日と共に現れた信長が朝日を見ずに散っていく。まばたきもせず燃える本能寺を見る光秀はどう見ても恨み骨髄ではなく最も愛しいものを失う悲しみに満ちている。

キャストが発表されるのでてっきり「をを!ならあの台詞を言うんだ!」と思わせておいて製作陣の壮大なフェイクでしたね。その事によって秀吉の狡猾さが前面に押し出てくるという。そういえば秀吉は基本的に武士はキライだったのだ。

従来の信長はほぼ「志半ばで討たれるから可哀想」だったが本作では「なるべくしてなった暴君の暴走と孤独」が人々の哀れを誘ったのでは。自分を認めない父の代わりに道三、愛さない母の代わりに帰蝶、毒殺を試みた弟の代わりに頼れる兄光秀という疑似家族を得たのに彼等を次々と失う。

これまで「不敵に笑う信長」「怒りに我を忘れる信長」は何度となくドラマで見てきたが確かに涙を流す信長を見た記憶はない。そしてこれだけ泣きながら嬉し涙が一つもない(最期は微妙かも)のも信長の信長たる所以。

推し麒麟と言う企画があったので書いちゃいました。

第1話でどれだけ敵を倒せば平和が訪れるのかと問いながら結局戦に身を投じ続けた十兵衛、温和な僧侶から信長憎しに転じる義昭、鉄砲抑止力説を唱えた松永久秀、大きな国の夢を託した斎藤道三、矛盾に満ちた登場人物の心の中に確かにいた、そしてまたいつかどこかへ去っていった麒麟を推す。


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最終更新日  July 12, 2021 07:12:01 PM
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February 6, 2021
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。いよいよ明日大河ドラマ「麒麟がくる」最終回です。
普通の主役とは違う苦労を様々に強いられたであろう長谷川博己さん、お疲れさまでした!

長谷川さんが出演した映画半世界を見ました。

半世界
Another World

​出演
稲垣吾郎 長谷川博己 池脇千鶴 小野 武彦 石橋 蓮司 堀部 圭亮 渋川 清彦

監督&脚本
阪本順治

 とある地方都市のさらに郊外に暮らす紘は、山中の炭焼き窯で備長炭を製炭して生計を立てている。何となく父から受け継ぎ、ただやり過ごすだけの仕事だが、それを理由に家のことも息子のことも妻に任せっぱなし。ある日、旧友で元自衛隊員の瑛介が突然、帰郷した。紘は同じく同級生で中古車販売業を営む光彦にも声を掛け、十数年ぶりに3人で酒を酌み交わす。やがて紘は、瑛介が海外での派遣活動で心に傷を負ったことを知り…。

 元SMAP、今は新しい地図の稲垣吾郎が主演。アイドル映画ではなく、阪本監督映画によくある、笑いのめす映画でもなく、“働けど楽にならざる”日々を過ごす男三人の行く末を描いたまじめな映画。登場人物は皆あて書きらしい。とはいっても池脇千鶴ちゃんなんかまんまだなーと思った。あて書きということは長谷川さんはああいうアクションありきのキャラクターに見られているということ?

 勢いで乗り切れた20代、ちょっと慣れてきた30代。そしてこれからの折り返し地点になる40歳。体力は段々衰えていくから知識と経験がカバーするしかない。しかし本当にカバーできるだけの物を自分は持っているのか。その事すら立ち止まって考えることはしない。なぜなら、あまりにも忙しすぎるから。しかし今回旧友の帰還が、紘にとって自分の家庭や仕事を振り返るいい機会になった。地味な顔立ちながら鋭いことをぴしっと言ってくれる光彦、穏やかだがキレてしまいそうな危うさと脆さを抱える瑛介など対比的に主人公を見られる友人が配されているので物語がくっきり見える。途中までは良かったのに、ラスト近くでなぜある人物が死ぬのか不明。彼が死ぬことで何かおさまりがつくかと言ったら、ついてない。中途半端なままほうり出されてしまった。あとタイトルの意味をわざわざ主人公に説明させるのってどうなの?


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最終更新日  May 29, 2021 04:20:39 AM
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March 30, 2019
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。
朝の連続テレビドラマまんぷくを見ていますがいよいよ最終回ですね。

まんぷく

出演
安藤サクラ 長谷川博己 松坂慶子 片岡愛之助 桐谷健太 菅田将暉 内田有紀 松下奈緒
要潤 大谷亮平 瀬戸康史 モロ師岡 奥田瑛二 田中哲司

第1話
「こんなおいしいの うちでは食べられへん」と言っていたラーメンを家で食べられるようにする未来のダンナは町の小さな店屋で奮闘中、という第一話。

第2話
結婚した次姉と友達は「お姉さんがお嫁にいくのが嫌なんじゃないの?」と直球答えにたどり着いているのに長姉と福ちゃんは一緒にいる時間が多いせいかかえって目が曇り「まさかそんなことは」って言ってるあたり。それにしても昔のホテルはあんなに簡単に外部からの電話が繋がったのか。

第4話
あまりにもあっさりすぎるボーイ・ミーツ・ガール。眼鏡外してチャオってないからイケメンなのに❣と思ったら二人とも心に残るものはあったようで。妹から姉、娘から母、見知らぬ人、大阪らしいええ人情噺やと思ったら 片岡愛之助 さん演じる加地谷がビジネスの話をしててさすが大阪。

第5話
商売っ気満々の片岡愛之助桐谷健太 に対して直球の「ご結婚は」発言からわかる通り全然別に関心がいってる ハセヒロ。3年間缶詰を貢ぎ胃袋掴みにきてる同僚の裏を考えない福ちゃん相手の恋は前途多難。これから私達二人のいろんな表情を見てもらい泣きしたりもらい笑いするんだろう。

第6話
「アメリカと戦争が始まってしまいましたね。でも…僕と付き合っていただけませんか?」えっ何で“でも”なの?と思いながら萬平イズムに慣らされていく。洒落た喫茶店でなく風に吹かれてラーメンデートというのもこの二人らしい。毎回飯テロをぶちこんでくる。劇伴にも打ちのめされる牧。

第7話
全く偶然じゃないのに偶然初めての店で萬平と遭遇したと言い張ってプライヴェートな悩みまで聞き出す世良さんマジ優秀な営業。工房で一人あれこれと思い出して悶える 長谷川博己 さんを見て今朝何人が悶え(萌え)死ぬことか…。

第9話
かたや母親に礼を尽くしつつも自分の決意をきっぱりと伝え、にやけもせず去る萬平。かたや恋しい人のため高い漢方薬を届けに来て馬に難儀しながら乗る牧善之介(必ずフルネーム名乗り)。差をつけてきますね。長谷川博己さんが交互に見せるカッコよさとかわいさに皆萌えているのでは。

第10話
今ならばスマホで「今お母さんと姉の病院に来ています(はあと)。」とリアルタイムで消息と気持ちを伝えられたのにこの頃は手紙を書いて送りそしてまた待つという時間の流れがもどかしい。手紙を読んでは相手を想い、挟んでおいた手紙を見つけてまた相手を想い。嗚呼切ない昭和初期の恋愛。

第12話
輝かしい戦役とは裏腹に馬が取られ赤紙が届き金属が徴発。兵士を生かす根菜裁断機から殺す兵器に舵を切る加地谷。「戦争に勝ったら皆元通り」実現しない未来の呪文が国民をゆるゆると縛り出し三年かけてじわじわと圧をかける。来週の長谷川博己 さん拷問シーンに皆様期待をかけすぎ。

第13話
普通なら「出社前にこんなん嫌やわ」となる所がなぜか視聴者大期待&注目の萬平拷問週。そういえば韓国ドラマでも必ず一度はヒロインが無実の罪を着せられ拷問され牢獄に入れられるシーンあり。やはり ハセヒロイン。皆の悩みと忖度がすれ違うまるで舞台の第一幕のような回。

第14話
太平洋戦争―これもまた一億総活躍社会の姿である。強面とは裏腹に優しさを見せ牢名主が差し出す飯を断りハンストを決行する萬平(長谷川博己)はまるで武士の息子のよう。武士の娘の福子の母とは存外気が合うのかも。RPG風に言えば「福ちゃんのまわりに仲間が集まった!」の回。

第15話
白いシャツが血と埃で汚れていくのと反比例してやつれた眼鏡なしの顔で、強面の牢名主もデレるほどイケメン度が絶賛上昇中の萬平。忠彦が書いているのは知恵の神アテナの使いフクロウ。ただの金持ちのぼんぼんではないというサインか。無実を証明する証人がいない萬平を救う知恵はどこに。

第16話
「自白なければ処罰せず」というひとかけらの正義がまだ残っていたため生き延びた昭和17年の萬平。これが20年なら疑われた時点で問答無用かも。鈴や会長の反応から「憲兵に引っ張られること」は会社にとって悪い評判こそあれメリットはないがポーズでなく積極的に関わろうとしない加地谷。

第17話
NHK が本気で視聴者の良心と耽美心を試しに来たプリズン5日間。モーツァルトを前にしたサリエリのような事を言う加地谷。そうか天才だけが“選べる”のか。近江商人ではないが三方よしで会長の覚えめでたき栄誉にあずかる世良。

第20話
幽霊が枕元に立つか縁側に座るかという萬平でなくても思わず空を見上げたくなる笑いを挟みながら、神風特攻隊めいた「聖戦だ 己を殺して国生かせ」というスローガンに象徴されるように子供を埋めない福子と兵隊に行けない萬平が非国民としてはじかれていく世の中の冷たい空気を表現。

第22話
「食べることは生きること」だと牢獄で体にしみ込んだ萬平が食に関することにはどこまでもクレバーかつ貪欲になる(将来への伏線)一方それ以外は子供のような屁理屈をこねる見事なアンバランス。今回も鈴母さんの子作り圧が凄かったが「孫の顔が見たい」という本音もちらり?

第23話
生前の姿とはうってかわって冷酷になっていく咲姉(鈴母さんひどい、そしておかしい)。苦しみだした萬平にわらわらと集まってきた人の好い村人たちがあれこれと民間療法を披露。「自分のとは違う」のだけわかる(これも根拠がないな)。

第24話
お百度は三途の川に鈴母さんが現れ萬平を押し戻す意外な効果をあげる。夢に現れるのが好きな今井一家。今まで何も言わなかった萬平が初めて自分の想いを爆発させる。こういう時の長谷川博己 さんの瞬発力はすごい。「戦争に行かなくてもできること」という言葉が希望を繋ぐ。

第25話
子が旧友達とまた食べようと誓い合った食べ物でもあり、平和の象徴でもあり、萬平との思い出の食でもあり、乏しい財布事情の中で夫婦で分け合った食べ物でもあり、友情を証明する食べ物でもある(?)。ラーメンが立花夫妻と視聴者にいくつもの思い出の食べ物として刷り込まれていく。

第26話
不公平な世の中で正論を言ってもすいとんはどこまでもすいとんでしかなく、誰も満腹になれない。かといって大福餅を手に入れるために萬平が搾取できるとは思えない。では別の道なら?背中越しの世良の皮肉が効いた檄が萬平に奮起を促す。

第28話
不公平な世の中で、夜人の家に押し入ることなど何とも思わなくなっている神部(ただ殺気はないのは救い)、才覚でのしあがろうとする世良、やはり人を助けることに向かう萬平。戦争という地獄を体験した忠彦はどう変わっているのか。

第29話
絵を「描かない」のではなく「描けない」のだ、と言った忠彦の言外の意味をスルーしてしまういつもながらの鈴母さん。忠彦が自分のアイデンティティを失う一方、判子を得たことでもう一つの自分を得る加地谷。ラスト彼を光が照らす。光を失った男と光を得た男の対比が鮮やか。

第30話
もはやサブリミナル効果の域を越えて画面に登場し続けるラーメン。人を幸せにする発明品の種がすぐそこにあるのにまだ気づいていない萬平。すぐそばにあってなかなか気づかない幸せの青い鳥を地で行く展開に。

第31話
萬平の考え事のせいで時間差で魚の少なさを責められる神戸。再び子作りプッシュに励む鈴母さん。思い立ったらその後の行動が早い萬平が本丸のラーメンでなくまず塩づくりに着手。

第33話
Eテレきってのスイーツ男子(瀬戸康史 )が塩づくり&人材募集に邁進。資金繰り=福子、人のやりくり→人事&営業?=神部。こうしてみると加地谷は幅広い役割を担い萬平を研究に専念させてきたのだな。とっておきのへそくりを出し「褒めてアピール」をしてもなかなか感謝されない鈴母不憫。

第35話
ラーメンにないと物足りなかった塩のように、男臭い製塩所にやってきたタカちゃん。父が心配した浮世離れした美人の魅力は男たちにはまだ効かないようで一安心。そして今日も ハセヒロイン こと 長谷川博己 さんの長い手が綺麗だった。

第36話
「こんなにおいしいラーメンが出来てこんなに喜んでくれる人がいて」福子の台詞は後にインスタントラーメンが出来た時にもきっと繰り返されるはず。勇ましい軍歌ではなく林檎の歌を歌いながら世の中の人を幸せにするための塩軍団達の苦闘は続く。

第37話
晴れやかな顔で始まった塩業に浮世離れした美人の魅力に気づく若者もちらほら出てハッピーになりかけると災いの種が顔を出す。とらぬ狸の大福もちを食べただけに失望は大きい。製品の価格だけは最初に関係者が出向いて確かめるべきだが品質ほど商売のプロセスに拘らない萬平の性格が仇に。

第38話
下手だからこそ伝わる可愛さがある。笑えないからこそ伝わる人柄の良さがある。「なぜリーダー面を?」という小競り合いはあるものの概ね平安なのはまだ皆酷い戦争を比較対象にしていて仲間は善人という前提があるから。でもここに不公平な世の中は搾取するのみという考えの人が混じったら?

第39話
社長夫妻が泥棒に入った自分を迎えてくれたプライスレスな思い出を語り皆が神部に親近感を覚えていい感じ。一方経営者夫婦の甘さが第三者から指摘される。従業員を雇ったならば彼等の生活も保障しなければならないがその場しのぎの慰労会と趣味が嵩じたこだわりでは企業として成り立たない。

第41話
親友と妻、一番信用していた二人に同時に浮上した疑惑。親友の疑惑が事実だったことからもしかしたら妻も…と疑心暗鬼になって表情が落ち着かない萬平。姉夫婦は言いたいことを言い合って周囲の助けもあり無事和解にこぎつけたが今まで喧嘩もせず過ごしてきた立花家の場合は?

第43話
よりによって鈴母さんのプライドの拠り所「武士の娘」を笑ってしまった萬平(源義経は明らかに盛り過ぎだとしても)。確かに大変だ大変だ言い過ぎだけど言うことでストレス解消してる面もある鈴母さんに同情一票。あざとい商売をしてる割には(から、なのか?)社員が少ない世良。

第44話
たちばな塩業で関わりがあるとはいえ他人の家におしかける鈴母。しかし無銭飲食をしない(萬平のツケ)のはやはり武士の娘。忠彦が世の婿を代表して萬平に義母操縦法を伝授。忠彦はキャンバスの前にいない時の方が面白い。そして忠彦の心配が現実のものになりそうなタカ。あやうし。

第45話
泥棒は未遂に終わったが画家の愛娘のハートは盗めそうな神部。ひな鳥にしては塩加減が絶妙なラーメンと寝床があり気楽だった(が存在意義の危機に‼)鈴母さん。一方街を歩けば家も職も食もなく虚空を見つめる母子がいる。萬平の思いつめたような表情が「人のためになる仕事」を思いつく。

第46話
「言ったらいけない相手に黙っていろ」と言いながら逆に噂を広めている赤津。どうにも先祖を悲劇の知将にしないと収まりがつかなくなったひな鳥母さん。懐に入ってきた窮鳥の承認欲求を満たすどころか株を爆上げする天性の幇間忠彦。そして父になる 萬平。

第47話
源平合戦の知将と稀代の発明家の名前を貰った長男。業績は素晴らしいが二人とも悲劇の最期を遂げた点は父も祖母も華麗にスルー。道端の風景だった栄養失調がより身近な家族の問題として降りかかった萬平。しょせん卵は鶏だのみ。恒久的な栄養食品を昭和の発明家は考え出すのかな?

第49話
マッドサイエンティスト化しつつある萬平をよそに画面の外にいる本当のお母さんが気になってしまっている源。BSE問題が気にならなければ今でも重宝されそうな牛骨は良さげだが生んだだけでは家族になれないのと同様必要な栄養素を集めただけでは売れそうにない予感。隙間を埋めるのは何?

第50話
BGMすら神部に味方して益々立つ瀬がないタカちゃん片恋トリオ。家政婦は見たポジションからそのままたちばなコープの人事部にシフトできそうな赤津。現代の栄養食品がいかに栄養素だけでなく見た目や味にも拘って作られているかがよくわかる回。

第51回
プリンセスRPG風に言えば「トリオに最強の味方がやってきた!」見返り念押しもついた鈴母さんの牽制はポイント2倍。ようやく採算が取れようとしている塩業をやめて売れそうにない栄養食品に全社員をつぎ込む「違うわ案」を選ぶ萬平。おまけに過重労働で社員の積もった憤懣は派手に海で爆発!

第52回
小世帯だからこそ、やはりたまには職員の顔を見ながら一緒に同じ釜の飯を食おう。そして意識を共有しよう。きっと今話題になっている日産のあの人はそうした食事をしていない。萬平のシャッフル案で落ち着いたかに見えた塩軍団 ですがまだ 芦田愛菜 さんの不穏ナレが回収されてない。

第53話
イケメン二人が縁側で陽にあたりのどかな会話を楽しんでいるように見えて全く会話が成立していない見た目と真実のギャップの面白さ。初発明品を全国民に向けて売るなんて、実はとてつもない野望を持つ萬平に「まずは需要掘り起こし」と商売の基本を教える福ちゃん繋がりの会長。

第56話
戦前の憲兵隊による拷問こみのヒステリックな尋問とは一転、「君が黙っている事で周りに迷惑がかかる」と被疑者の心理に訴えていく戦後のGHQ。社長と離された塩軍団では仲間割れが。誰も引き受けてくれない弁護士のあては、スタンバイしている 菅田将暉 くんになるのかな?

第57話
MPに威圧されるどころか商売道具の口で押しまくる世良。いつもは暑苦しい世良の押しも今回ばかりは心強い。証人を連れて現場検証までしてくれる戦前の憲兵隊とは大違いのMP。その理由はラストに登場する妻とのツーショット魚が出てこない理由は他の方も指摘していたように時間帯でしょう。

第58話
馬は失ったが妻と地位に恵まれた牧ととらばーゆ先(なぜピエロ姿まで公開?)も含めてまさかの‼再登場加地谷という根拠のない善人説を唱えて擁護してくれる人が萬平にはいるのに、視聴者の予測を翌日で回収してくれる優秀な世良は商工会にすら排除されそうな人徳の無さよ。負けるな世良。

第59話
タカ自身すら予想していなかったのに神部との結婚をあっさり許してしまう忠彦。そうとも知らずタカを想う片恋トリオには出所後喜びと哀しみが待っている。海千山千のMPに源義経先祖説(ここまで引っ張るとは!)で煙に巻く(本人に自覚はないがレクター博士並みの翻弄術かも)鈴母さん。

第60話
緊迫感溢れる尋問&プリズンシーンを撮ったとは思えないにこやかなオフショット写真。証拠(現場再検証までしてくれる至れり尽くせり)&証言重視のアメリカ式捜査の方が戦前のヒステリックな日本の憲兵隊尋問よりよほど良い。

第61話
火の無い所に水煙が上がって塩まで断たれてしまった萬平達。戻ってきたら神部には幸せが待っていたが溺愛パパの娘離れはなかなか難しそう。萬平には福ちゃん、鈴母さんには咲姉の力を借りた真一が説得役に。萬平が塩業をやめると決める時に走馬燈のように今までのシーンが流れるのがいい。

第62話
咲姉がヘアスタイルといいお召し物といいバージョンアップしたように見えるのは気のせい?こんな所に最強の交渉人がいたとは。ご機嫌な鈴母さんは武士の娘の何段活用までいくつもり?恋に破れたタカちゃんトリオにもいつかいい人が現れるといいね。

第63話
一体どこに飾ればいいのか悩ましく夢に出てきそうな忠彦の深層心理が表に出すぎた深海魚。鈴母さんの子作りプッシュも二人目になると余裕で受けて妻に笑いかける余裕まで見せる萬平。具体的な事は二人とも何もしていないのに(笑)なぜか朝から視聴者がどきどきしてしまう回。

第64話
この看板ではわからないが立つと縦のラインが入っているので偉く背の高いイケメン食い倒れ人形に見える萬平。どうですこの横顔のラインと美しい手。鈴母さんのアピールが無情にも何度も無視され神部にはさっそく針を呑まされそうな出会いが。そして目撃者はやっぱりタカちゃん片恋トリオ?

第65話
見た目あぶ刑事かアウトレイジ なのに凄みが空回りする(演技がお上手)真一さん。世良役の桐谷健太 さんはあくの強いいい役に恵まれましたねぇ。二人目も生まれるようで事業も順風満帆!父親の大学進学話と近所のキュートな店員登場で暗雲が立ち込めそうなタカちゃん神部カップル。

第66話
この間未解決事件 で謎多きオウム狙撃犯(と思われる男)を演じていた イッセー尾形 さんが再び刑務所に。実は忠彦と美人の定義が同じだった神部のかわいい宣言であっけなく終わってしまう店員の恋。萬平の韓国ドラマヒロインとタメを張る拘留回数で来週は満を持して菅田将暉 くん登場。

第67話
最近は随分真面目に萬平達と付き合ってさすが出資者は
違うな、と思っていたらやっぱりいつもの世良イズムを出してしまう安定の世良。でも松葉づえをただ捨てるのではなく必要なお婆さんに上げるところも世良。萬平が接見所でぎりぎりと爪を立てるシーンが気になった。

第69話
占ってもらわなかった方が良かったかもしれない鈴母さん。親子二代の相方が波乱万丈人生。♪好きだよと言えずに初恋は と村下孝蔵 を思わず口ずさみたくなる美代ちゃんの失恋。 「未解決事件」で最凶の囚人を演じたイッセー尾形 さんから文字通りイジられる萬平(長谷川博己)。

第70話
大器晩成型予言が現実のものとなるから見ていられる辛い回。食事シーンもないので更に寂しい。その中で「皆を幸せにしたい」という萬平の願いがちゃんと相手に届いていたことが救い。顔のアップは俳優たちの演技の見せ所。

第71話
関西人の菅田将暉 くんが「関西弁引っ張られる」とコメントしていたご両人。萬平を何度も救ってきた会長がいなくなるのを知り思わず子供みたいに泣いてしまう福ちゃんに「会長は泣いてない」という世良さんいいシーンだ。

第72話
新聞のチョコレート広告に他愛無い話をしていた少女はもういない。「今までやってきたのに(残念)」ではなく「今までやってきたからこそ」これからの人生に生かして、という前向きなメッセージと共に何の技術も持たない男たちに再就職できるだけの技術と経験を与えて送り出す大人の女性福子。

第74話
実は書かなかった方が良かったかもしれない東弁護士の母子像。真一さんの母子像は目が怖い。ともあれ牢の中の萬平にとってはこの上ないクリスマスプレゼント(ちょうどこの日に図ったのか?)。短い今週は国を訴えるときらきらした瞳で告げる東の回。

第75話
文句なしに可愛いクリスマス仕様の東先生&神部。充実の公式。野呂缶復活と映画デートが似合う医師夫妻など懐かしい人達との再会という嬉しい出来事の福子。一方人相見で悩まれてしまう萬平(いい方に考えよう、大器晩成)。

第76話
新聞に載るにしては視線があらぬ方向を彷徨っているハセヒロイン。せっかく出所できるのに金を払うのは嫌、でも理由は鈴母さんとは違うところにありそう。出産祝いに竜宮城から持ってきた浦島ミルクを持ってやってくる浦ちゃん、じゃなかった世良(桐谷健太)。

第77話
萬平の強すぎる正義感を融かしたのは守らなければならない&待っていてくれる家族。家族が一番大事、という正月に向けてのこの上ないメッセージとなった回。そしてイッセー尾形 さんはどういう罪で服役を? 未解決事件 の影がちらちら。

第79話
天国で福子の家庭をモニタリングしている咲姉。克子の前に現れないのは今彼女は不安でないから。遂に理事長の妻の母が武士の娘に勝った!名目だけの理事長になるかは萬平次第とビジネスマンらしくアドバイスする真一とクリエーターであることを望む忠彦の義兄コンビ。

第80話
萬平は似合わないというが中の人(長谷川博己)は和服だろうがスーツだろうがぴしっと決まって朝から女性達がうっとりクラクラ悶絶しそう。俳優志望とタカラジェンヌの夫婦が経営する喫茶店なんて今ならクチコミで人気が出るのでは。福ちゃんもサザエさんスタイルに。

第81話
クリスチャンラッセン みたいな画風になってきた忠彦。 真田丸 の板部岡江雪斎役山西惇さんが気のいい工場の親父に。下町の工場を訪ねて技術に驚くなどまるで昭和初期の下町ロケット 半沢直樹 みたい。そのうちねじとライバルと意地悪な銀行屋が出てきたらもうぴったり。

第82話
野呂缶 ならぬ世良缶 の登場に色めき立ち世良がいつの間にか結婚して子供もいた事に驚いた視聴者多数(誰ですか「どうやって騙したんだろう?」と思った方)。缶詰はインスタントラーメン登場以前の便利食材でこれらの登場によっても戦後女性の家事は軽減されていったことでしょう。

第83話
夫への嫉妬に身を焦がす親娘。経験の少ないタカは別としても子供までなし大変な戦争を越えてきた歴史もあり寛大な妻を公言してきた克子でさえ美女に脅威を感じるとは。ますます 「下町ロケット」「半沢直樹 」めいてきた萬平&神部。さて、いよいよねじの出番かな?

第84話
むむ、なぜ階段を降りた所にソファが?台所には三種の神器の一つ冷蔵庫が。遂に私財を担保に革命的な発明に一点賭けする萬平。 「下町ロケット」みたいな一発逆転の予感はしない。忠彦は側にいる健康的な美女(妻)よりもアンニュイな美女が好きらしい。ところで浮世離れした美人はどうした?

第86話
「下町ロケット 」 「半沢直樹」 編第二週(長谷川博己 主演)は渋い顔をした銀行関係者がものづくりと技術の確かさに感心して融資を快諾。めでたしめでたし、となるはずはない。まだ月曜日なのだから。自業自得のキリギリスになるのは萬平?克子?

第87話
「下町ロケット 」 編第二週(長谷川博己 主演) をを、何だか 「半沢直樹」 風になって来たじゃないですか!これで銀行の人事関係のあれこれが入ればまんま日曜劇場。そして現場を離れた喜多村さんが東京中央銀行を紹介してくれるのか?(ないない)

第88話
突如 「赤毛のアン 」 でマシューがショックで倒れてしまったような騒ぎになる池田信用組合。カーテンで隠したアトリエの向こうでは妻自慢、娘自慢が繰り広げられていましたとさ。なほみさんグッジョブ。萬平の黒歴史を子供達に晒してしまった福子。ミニテーブル?ちゃぶ台?和洋折衷の家?

第90回
「半沢直樹」 編第二週(長谷川博己 主演) 理事長退任の代わりに銀行が信用組合を引き受けることを願い出る萬平。ダムカレーを垂直に伸ばしたみたいな変形カレー。なぜそこまで積み上げる意味が。立花家の食卓は派手さはなくても健康に良さそう。

第91回
「半沢直樹」 編 第二週(長谷川博己 主演) 最終回。真一さんに職場を残して萬平はゼロからのスタートに。次回からやっとラーメン道に。家族には言えない不安も打ち明けられる生涯の友達がいる福子と会社を変わっても慕ってくれる神部がいる萬平。ラーメン篇での神部の再登場はあるのかな?

第92回
役職を退いて寂しいお正月のはずが一転、千客万来の賑やかな日へ。金はなくとも本当に祝いたい人達だけがやってくる楽しいお正月。子供達の貯金箱が今日一日でいっぱいになりそう。世良さんが持ってきたのは 「マッサン」 ネタのドウカウイスキー。こちらもまた夫を支える妻の物語。

第93回
「どうして家で温かいラーメンが食べられないんだ!」いえ萬平さん、これまで福ちゃんが温かいご飯とおかずを沢山作ってくれていたでしょう。三種の神器登場で主婦の負担が軽くなりつつある時代にマッチするかインスタントラーメン。霊界でも新年という概念があるのか晴れ着で登場の咲姉。

第94回
やけにじろじろとラーメンを観察していたかと思ったらラーメン店主の長年の汗と涙と苦労の人生を瞬殺した剣呑な客萬平。商売敵にあまりにもストレートな質問。こちらも給料や職場よりも家族よりも萬平が好きであることを隠さない、馬鹿がつく正直っぷりで嫁を敵に回す神部。

第95話
「年間トータルもししたら付き合う私凄い?」子供が出来た神部も父親の仕事のことで虐められる子供も萬平のペースにつきあえなくなっていく。福子が否定しまくったものの、もしかしたら一夜漬けラーメンと言うタイトルになっていたかもしれないインスタントラーメン。模索の日々は続く。

第96話
「おいしいものを作れば皆が喜んでくれる」結果オーライの萬平に対して福子は虐められた子供に臥薪嘗胆の教え。「万引き家族 」の安藤サクラ さんがちらり。それにしてもルンペンとは懐かしい。今はなき言葉。三種の神器がない家でも作れるものとは、段々正解に近づいていく萬平。

第97話
即席ラーメン(インスタントラーメン)名づけ親は鈴母さん。来週は美人で妖艶なモデルが登場したり塩軍団が再登場したり期待大。今日の昼放送はまさに昼テロ。寒い日にはラーメン。いずれ熱湯で温めるだけのカレーもできるんですよ世良さん。

第100話
最近咲姉が夢に出てきてくれないので少しおかんむりの鈴母さん。しかしそれだけ精神的に安定してきた証拠では。福ちゃんの夢の中には生者までやってくる何でもワールド。亡くなった元妻は美しい思い出だけを残していった強力なライバルなだけに家族の祝福は嬉しかったはず。

第101話
ゴージャスな美女の登場に(だって壇蜜 さんだし)心穏やかでない克子。他人の不幸は蜜の味、と喫茶店でだべるお姉さま達を一蹴するたのもしき横文字使いの喫茶店夫妻。スープは褒めたものの福子への不安が消えたわけではない鈴母さん。最初のラーメンはスープが別個ではなかったんですね。

第102話
「お湯をかけると美味しいラーメン」と「試作品」の間には、深くて長い河がある。渡るためには近道はなく、ひたすら努力と涙と汗の試行錯誤しかない。ラーメンに限らず今の便利な食品はそういう先人たちの努力によってできている。合掌。

第103話
「ああ~っ‼そのエキスが溶けたスープを捨てないで~」と誰もが思ったはず。お湯をかけて3分間までの道はまだ遠い。来週は神部の同僚二人にも春が来る模様。モデルさんの表情は克子の心理状態によって挑発的に見えたのかも。いつも七転八起の萬平にしては珍しいほろ酔いハセヒロイン。

第105話
芸術家は衝動とか情熱を作品にぶつけるものだからして、忠彦さんは別に踊る必要はないのでは。それでも壇蜜先輩 にはとりあえず踊っていて欲しい。ハムライスおいしそう。食べる人達はそれどころじゃないおいしそうな何かを見つけたようだけど。

第106話
「あなたこれまで何度修羅場を潜り抜けて来たんですか」と言いたくなりそうな捨て台詞で香田家を去る壇蜜先輩。かたやゲージツが爆発して抜け殻のようになった香田家の面々。こちらは水分が抜けたはいいもののおいしくない麺の前で初心に帰る宣言をする萬平。今日はいろいろと抜けたようで。

第108話
イケ麺三婿が揃って女性達の後押しを得て変わろうとしている。今でこそ安定を口にする鈴母さんだけど自分も山師体質の夫に嫁いだのだから冒険心溢れる男性に惹かれる娘達の気質は母譲りか。そしてまたまんぷくファミリーの次世代女性が、ある武骨な男性の運命を変えるかも。

第109話
映画よりも面白い萬平即席ラーメン劇場。高野豆腐から天ぷらと奇跡の食品を生み出すヒントは日常の食事にあり。「ちりとてちん 」の 桂吉弥 さんも気のいい氷屋で出演。来週は福ちゃんの予言「世良さんは“絶対これを売らせてください”と言いに来る」が的中。

第112回
ついにインスタントラーメン完成。奇しくも今日の天声人語でも「まんぷく」 が取り上げられていた。恐るべき偶然の一致。揚げたて麺はそのまま ベビースターラーメン もどきで食べられそう。さあ後は世良さんの土下座が見られるかな?吉乃ちゃんが選ぶのはどちら?最後の一押しが効かない二人。

第114回
ラーメンを売ったり「べっぴんさん 」でキアリスの子供服を売ったり活躍している大急(阪急)百貨店。大企業のはじまりは家内工業から、というわけで再び映画デートが犠牲になる二人。孫の誕生にインスパイアされたラーメンパッケージ。視聴者はいつか鳥を描いてくれるのではと期待?

第116回
​ラーメンを一緒に食べる仲からラーメンを一緒に売る仲まで、ものが麺だけに長いつきあいの萬平と世良。大急百貨店にあの小山さんがいたとTLで騒いでいるがまさかこれだけのために出演を?スーツは決まるし手も美しい(安藤サクラ さん絶賛)営業下手なハセヒロイン。

第117回
ラーメンがなぜ売れないかという分析まで霊界にいながらやってしまう優秀なマーケッター咲姉さん。鈴母さんとの会話がまるでしばらく旅に出ていた娘と母のようで様々な事に懐疑的な鈴母さんがこの怪奇現象だけは信じるという。凝りに凝った広告が素晴らしい。

第118回
いつも出演したがっているのに気づいてもらえない鈴母さんと出たくないと言っているのに押し付けられる立花夫妻(安藤サクラ 長谷川博己)のリフレインが叫んでる。神部(瀬戸康史)の第一案は子供が泣き出して苦情殺到必至。口コミが信用される今ならば白薔薇の原価提供も実を結んだのに。

第120話
生卵落としのテクまで伝授していく凄腕マーケッター咲姉。タイトルに弱い鈴母さんは大番頭という役職に陥落。せんぷくラーメンは潜伏していた加地谷(片岡愛之助)あたりが命名者だったりして。かんぷくラーメンもネーミングとしては面白いのでバリエーションで出してもいいのでは。

第121回
わざわざ前回の映像を出して「ああまたこのパターン」と思わせておいて実は隠れアウトレイジだった真一。いつもは穏やかだが沸点に達すると狂気に近くなる萬平といい、インスパイアされ突如絵を描く忠彦といい一見穏やかだが内に狂気を抱えている婿殿トリオ。

第122回
萬平は製品を取り下げてくれない猿渡に腹を立て、福ちゃんは自分とは似ても似つかないポスターの女に腹を立て、塩ザイルズは偉そうな神部に腹を立て、タカは家庭を顧みない神部に腹を立て。それぞれの怒りが盛り上がっていく回。

第123回
まさかのお風呂での尋問は調節してるんだろうけれど本当なら神部がゆだってしまうのでは。脱いだら意外に上半身ががっしりしていて驚いた忠彦。萬平の狂気に向かう怒りを心配する福子。 鈴母さんの優しいフォロー。昔は年寄が知恵で夫婦を救っていた。

第124回
突然 「太陽にほえろ」 でも始まったかと見紛うようなチームワーク抜群の岡&森本にたじたじの産業スパイ。 長谷川博己 さんのこのシーンは 「ショーシャンクの空に」 を意識?野呂缶の生霊まで呼び出す咲姉のレベルアップが止まらない。

第125回
まんぷく祝撮了 安藤サクラ 長谷川博己 両名お疲れ様。ひたすら利潤を追求し市場独占を狙うやり手企業家としての顔よりキラキラした瞳で「人を幸せにしたい」と言う旦那様が好きと告げる福子。両極端を演じられるからこその長谷川博己 さんキャスティング。恋より友情を取る森岡コンビに幸あれ。

第126回
ラーメンを一緒に食う仲から良いラーメンを一緒に広める仲に更に進化を続ける浦ちゃんこと 桐谷健太 番組が終わりそうなのに語っていた恐妻は乙ちゃん。某CMをいろいろ思い浮かべるとおかしい。クランクアップ写真もアップされていよいよあとひと月。次はカップラーメンへ。

第127回
大物政治家としての登場回は1回で台詞も最初のうちは相槌程度でしたがやはり奥田瑛二 さんの一挙一党足に目がいきますね。さすがです。そういえば前回この二人は罵倒し罵倒される仲でした。獄門島 これからも冒険が続き時代は万博へ。

第128回
前放送の「べっぴんさん」 に追いついてこちらも万博へ。出前壱番は出前一丁まんぷく焼きそばは日清焼きそばのパロディ。一年前に一社提供のテレビ番組「 ヤングおーおー」も始まっていたはず。社長室には忠彦さんの絵。吉乃ちゃんは指輪をしている森本とくっついたのかな?

第129回
吉乃ちゃんラバーズ のご両人はいつ友情ではなく愛情を取ることにしたのか?その経緯はスピンオフで。やたら60歳を強調される萬平だが中の人長谷川博己 の手足が白くて細くて美しいこと。とても還暦には見えません。若い世代には下町ロケット のあのひとの顔も。ここでも開発中。

第130回
社長はちゃくちゃくとビーフコンソメ作りが進んで鈴母さんからのお墨付きももらえたのに若手社員も中堅社員もまだ商品イメージに追いついていない。天才社長を孤独にしないのも福ちゃんの大事な役目。二人きりでいられて嬉しいという役得もあるが息子が物を作る楽しみを共有する日はいつの事?

第131回
手伝って欲しい萬平と手伝いたい福子。壮年同志となるといちゃいちゃした甘い雰囲気はないけれどやはりどこかお互い甘えているような。世良さんの散々ディスったあとの「うまい!」はテレビの前の視聴者もいつ出るかと待っていた一言のはず。今では一般的なヌードルも妖しい響きだったか。

第132回
カオスから抜け出したけど模倣から抜け出すのは難しそうな名木。カオスといえば喫茶店白薔薇のセットも忠彦の絵や008が活躍する映画のポスターがありカオスみがあって面白い。「為せば成る」を有言実行してきた人が社長だと部下は大変。ただ一人正論を言ってるのに聞いてもらえない鈴母。

第133回
凡人には天才の頭の内がわからないが逆もまたしかり。何となく会社に入った息子が初めて父の偉大さを知り社長も社員に歩み寄る努力をする(ややわかりやすすぎるけど)。喫茶店白薔薇には「ひるがお」ならぬ「あさがお」のポスター(明るそう)。年代も立場も関係なく人の懐に入る世良の才能。

第134回
塩を作りながら食糧難で魚を釣っていた若者達が家で待つ子供と妻を想いながらおでんを食べるように、自分の事で悩んでいた萬平達が弟子や部下や子供など次世代のことで悩むように、時代は確実に進む。忠彦が戦争で視力を失った時どんなに絶望したか知っている視聴者は彼の怒りがわかるはず。

第137回
形から入ろうとする名木が選んだのはトルストイやシェークスピアという名作。どんどんリアルから離れていく気が。だってリアル恋は幸ちゃんのようにハグを全然違う意味に捉えることも。世良インフォメーションに惑わされず自分の目で何が正しいか見つける事。カップヌードル完成まであと少し

第138回
「結婚はまだまだ先」と思っていた娘が知らないうちに恋をして失恋していた。父親のラーメン作りでいじめられた息子がやがて親の背を追うように。知らないうちに子供達は成長して次のステージへ。いよいよ謎肉が登場し鈴母さんの今後が気になる来週予告。

第141回
TLで謎肉と騒がれていたアイテムも無事ゲットしていよいよ私たちが知るカップヌードルの最終形態に近くなってきた。あとはかわいいエビ。確かに彩りも考えられているんですね。霊界良いとこ一度はおいでと誘われたら鈴母さんでなくてもついていきそうな凄腕セールスレディ咲姉。

第142回
大河ドラマでも指折りの美形が演じてきた源義経が三途の川の使者なんて鈴母さんの先祖へのこだわりはラストまで続くのか。一方咲姉は彼女を夢に見る人の潜在意識ゆえか次第に自己チューなキャラになってきて中の人が可哀想。現実の世界ではエビが登場し世良さんのお墨付きも。次は鈴母さん。

第143回
弟子の名木を褒めていたら藪蛇になってしまった忠彦。まんぷくヌードルの話を続けて鈴母さんを辟易させてしまった萬平。ただでさえ妄想夢がますますとんでもない方向に向かっているのに拍車をかけるKY婿の登場で鈴母さんの痛みがぶり返す!気になる明日。

第144回
初めて萬平の夢が登場したと思ったら他の登場人物はなし(もちろん咲姉も)で部屋がひっくり返るという 「シャーロック」 のベルグレーヴィアの醜聞みたいな内容。隣でわーきゃー顔芸を披露しているのに寝ているふりをする色気のある福ちゃん( 安藤サクラ)。

146回
後期高齢者になっても現役着ぐるマーの加地谷は声の演技で加齢を表現。髪をアップにして鈴母さんを迎える気満々の咲姉は亡くなってからの方が血色もよく綺麗になった。100円の壁を超える秘策は明日に続く。

第147回
世間話に満腹ラーメン食べながら参入してムーンウォークならぬあとずさりしてアピールする新しすぎて伝わらない福ちゃんのプロモーション。核家族化を見据えた個食が広まったことは一方で一人一台携帯を持ち自分の部屋にこもってしまえば何をやってるかわからない孤の時代を促すことにも。

第148回
こうなったら最終回まで出演するのか?ずっと自分の願望として登場していたことをやっと認めた鈴母さんの前で、久々にブラックではない姿で登場した咲姉の霊界クッキング。まんぷくヌードルの爆発的ヒット&最終回までのカウントダウンに鈴母さんのビッグイベントが。

第149回
ほぼ15分鈴母さんの生前葬。お久しぶりの赤津が腕を怪我しているのは塩ザイル時の名残か。リーゼントでどんな仕事を。安藤サクラ さん演じる福ちゃんの弔辞が真に迫っていて朝なのに聞き入ってしまった。確かに本当に死んだらここまで滔々と述べられないかも。

第150回
よく「歩きながら食べる」って売りとしてドラマに出てくるけどそんなにカップヌードル食べながら歩いている人はいなかったぞ。バゲットかじりながらパリを歩いてるのとはちょっと違って行儀悪いイメージだし。そして明日ラストワン。若年層の食事として定着したけど食べ過ぎても良くない。

第151回
最終回イケメン ハセヒロイン をぺー呼びする強者登場。最終回のためだけにタイロケ敢行ですか!店で福子とラーメンを食べたり屋台で世良とラーメンを食べたり最初に戻るシーンが挿入されて萬平&福子の麺探究の旅&人生は続く。楽しかった!


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最終更新日  August 28, 2021 04:09:20 AM
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March 29, 2019
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。いよいよまんぷく最終回が近づいてきましたね。
長谷川博己さんがヒギンズ教授役を務めた映画を紹介します。

舞妓はレディ
Lady Maiko

監督&脚本
周防正行

出演
上白石萌音 長谷川博己 富司純子 渡辺えり 岸部一徳 草刈 民代 渡辺 えり子
田畑 智子 瀬戸 朝香 小日向 文世 竹中 直人 高嶋 政宏 濱田 岳 徳井 優
妻夫木 聡 加瀬 亮 渡辺 大 津川 雅彦

古都・京都。お茶屋・万寿楽にある夜、絶対に舞妓になりたいと少女・春子が押し掛けてくる。春子は必死で頼み込むが、誰も相手にしようとしない。ところが偶然その様子を目にした言語学者の「センセ」こと京野が、鹿児島弁と津軽弁が混ざった彼女に関心を寄せたことから、晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる春子だったが……。

 タイトルのもじりにもあるように元ネタは「My Fair Lady」
ロンドンの花売り娘→舞妓志願のバイリンガル娘
ヒギンズ教授→言語学者
賭けの対象 都会の娘になる→一人前の舞妓になる 訛りがネックになるのは共通

但し教師役は教授だけではなく、花街の先輩、先生、そして置屋の女将が担う。必ずしも好意的な人ばかりでなく、アンチ舞妓の考えの人や春子に厳しくあたる先輩もいて、話の中のハードルはそこそこある。でも、絶対乗り越えられるんだろうなぁと思われるレベル。

皆歌い踊る。ハセヒロも?とびっくり。ヒロインだけ歌うでもよかったかも。いやーなんか和製ミュージカルって見てて恥ずかしくなってしまうというか。草刈民代さんに洋装のダンスシーンがあるのは監督の愛情か。芸達者が沢山出てきて上白石萌音さんを盛り上げようとしてくれているが歌って踊って舞妓にも挑戦のハードルはクリアしてるのでは。かなりハードルが高かった&主演のプレッシャーもあったはずなのにお見事。でももう今の上白石さんにはこの映画の初々しさはないんだなぁ。芸能界慣れしていないおぼこい感じが良かったのに。

 ただ、ラストに「先生が好き!」って春子が叫ぶんだけど、そんなに恋愛描写ってあったかな?ハセヒロに対して上白石萌音さんが子供に見えて、恋愛関係に発展しそうな二人に見えなかった。 京都の町の美しい風景も挿入されるので外国に売ることを想定されて作られたのか。



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最終更新日  March 29, 2019 07:04:59 AM
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December 17, 2016
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。今年は夏目漱石没後100年とあっていろいろなイベントも開催されました。朝日新聞では漱石の小説を連載しています。


夏目漱石没後100年を記念して制作された4回シリーズの土曜ドラマ夏目漱石の妻を見ました。
ネット上ではオノマチ劇場と称されてましたが、なかなかどうして長谷川さんの顔面演技が炸裂。
お二人とも芸達者でした。善人と悪人の間を行き来する竹中さんやダンディな舘さんがうまく締めていたと思います。
【放送予定】
2016年9月24日(土)スタート<連続4回>
総合 毎週土曜 よる9時~10時13分

【出演】
尾野真千子 長谷川博己 黒島結菜 満島真之介 竹中直人 舘ひろし 壇蜜 加藤虎ノ介ほか

【作】
池端俊策 岩本真耶

【原案】
夏目鏡子 松岡譲 「漱石の思い出」

【音楽】
清水靖晃

【挿入曲】
シューベルト「ピアノソナタ第21番」
ピアノ演奏 田部京子

【制作統括】
吉永証(NHKエンタープライズ)、中村高志(NHK)

【演出】
柴田岳志、榎戸崇泰(NHKエンタープライズ)

第1回「夢みる夫婦」
裕福な家庭に育った19歳の中根鏡子は、高級官僚の父・重一にすすめられ、夏目金之助と見合いをする。金之助に一目ぼれする鏡子、一方金之助は鏡子の屈託の無い笑顔に魅了され二人は結婚、金之助が高校の教師として赴任した熊本で新婚生活を始める。金之助は帝大出のとびきりの知性派ではあるが、実は幼少時に養子に出され、家庭の温もりを知らない気難しい人物あった。夫のために家事や様々なことに頑張る鏡子だったが、失敗を繰り返しとんでもない事件を起こす。

尾野さん池端さんに動物的な演技を気に入られたか。「足尾から来た女」に続く主演。家族に愛された経験がないから家族が欲しくて、でもいざ出来て見ると愛していると伝える術を知らなくて結果的にツンデレってめちゃくちゃ漱石に萌え。でも作家は基本的に自分大好きなんだよね。
鏡子が漱石に俳句を教えてくれ、と言って猫の俳句を披露するシーン。一度説明してきょとんとしている鏡子を見て「あ、これはわからないな」と瞬時に鏡子を見切って上から目線に切り替えた長谷川さんの演技がうまくて面白くて。


第2回「吾輩は猫である」
英語研究のため夏目金之助はイギリスに留学、鏡子は東京の実家の離れで暮らすことに。ほどなく金之助は神経衰弱で様子がおかしいという噂が鏡子の元に届く。不安になった鏡子は、父の重一や、正岡子規に相談する。月日がたち2年余りの留学を終えて金之助が帰国。金之助との平穏な暮らしを願う鏡子だったが、金之助は急に暴力を振るうような人物に変わっていた。

毎回これでもか!とばかりに夏目漱石の破壊された人格をアピールしたあと、ほんの少し「これだから漱石の事を好きなんだろう」というスパイスを利かせたストーリーがうまい。今回は保証人にはならない(共倒れはしない)が本人ではなく後継者に金は渡す(今できることをする)所かな。

第3回「やっかいな客」
夏目金之助の書いた小説「吾輩は猫である」が評判を呼び、金之助は一躍作家として有名になる。そして金之助は教師をやめて作家になることに興味を示すが、鏡子は猛反対する。そんなある日、金之助が幼い頃に世話になった養父の塩原昌之助が、夏目家にやって来る。塩原は金之助に昔のように親しいつき合いをしてくれと頼むが、金之助は金が目当てではないかと疑う。

子供達に遊びを教えている時の優しい表情と金持ちになった息子にたかろうとするいじましさと善人か悪人か迷わせる養父を演じた竹中直人さんが巧かった。癒しコメディパートは漱石が生活苦を訴える鏡子に「(子供を)ポンポン生みやがって」と言うシーン。いや、一人で産めないし(笑)。

最終回「たたかう夫婦」
最近夏目金之助が女流作家の大塚楠緒子と親しくしていると知った鏡子は、気分が穏やかでなかった。そんなある日、夏目家に親しく出入りしていた足尾銅山の元坑夫・荒井が、鏡子のいとこの山田房子から借金したまま姿を消す。房子と荒井の行方を捜す鏡子。一方その頃から小説の執筆で忙しくなった金之助は、持病の胃の病の療養のために静岡の修善寺に行くが…。

所謂「修善寺の大患」が描かれる最終回。傍にいて愛玩するにはいいが世話はしない文鳥=愛人Or理想の女性、気まぐれにやって来ては家の中をひっかきまわして去っていく猫=荒井。「幸せになれると今はもう信じてないのでは」「あなたは私を愛してくれていますか」実は自問したい答えを相手にぶつける夏目夫妻、合わせ鏡。

1話以外は皆お金が原因で夏目家に騒動が持ちあがる。2話は鏡子の父、3話は漱石の義父、4話は小説のモデルとなった人物と鏡子の従姉。金を貸す(といっても返却はない)ことが、貸す相手を愛してるかどうかに結びつく点も共通の悩みどころ。


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最終更新日  March 30, 2022 10:15:18 AM
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November 22, 2016
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、おはようございます。

 NHK‐BSスーパープレミアム獄門島を見ました。
どうも横溝特集をやっているらしく、映画でも獄門島や犬神家の一族を放送していました。
ミステリ作家が過去の横溝作品についてあーだこーだ語る番組を2つ見たのですが、これがばっちりでした。
『八つ墓村』『犬神家の一族』に共通する複雑な財産分与のロジックや復員兵というキーパーソンをよく使うという特徴をあらかじめ抑えておいてくれたので、ドラマを楽しく見られました。

【出演】
長谷川博己,奥田瑛二,仲里依紗,小市慢太郎,菅原大吉,綾田俊樹,山中崇,谷田歩,岡山天音,堀田真由,秋月成美,吉田まどか,古田新太,山田真歩,柳俊太郎,瑳川哲郎,山崎銀之丞,中西美帆,石田法嗣,八十田勇一,師岡広明,大津尋葵,吹上タツヒロ,石井テルユキ,萩原宏樹

終戦直後、瀬戸内の孤島を訪れた金田一耕助。僧の了然の案内で島の実力者・本鬼頭家にやってきた金田一は、そこで美しい女性・早苗と出会う。さらには島に似つかわしくない奇抜な風体の3姉妹にも。そしてある晩、末妹の姿が消える…。

 
 石坂浩ニさんや古谷一行さんも演じてきた金田一耕助を演じるのはハセヒロこと長谷川博己さん。カッコ良すぎるんじゃない?三の線なんて出せるのか?と思っていましたが、狂気を出していました。テーマソングがマリリン・マンソンでパンクでロックな獄門島が始まりました。「これって戦後間もなくという設定だよね?」と思いましたが、事件はその時期だからこそ起こったとも言えるのです。死者の呪縛に囚われて医師、村長、僧侶など村の名士が殺しに関わったりわざわざ見立て殺人をしたり、普通ではありえない事が受け入れられるのは、島という世間から隔絶された世界だから。

 獄門島で句に見立てて三姉妹が次々に殺されていく。ヒントは最初から名探偵の前にあったのに耕助が止められない。探偵って事件を解決はするけど、止められはしないんですね。そしてマドンナに振られる。殺人事件が漏れなくついてくる寅さんみたい。

 あんなに犯人に対して怒りを剥き出しにしたっけ?と過去作品を思い出してみました。エネルギッシュで戦争の狂気に囚われている金田一は新鮮でした。そしてなぜ金田一が事件を追うのか?という理由が分かった気がします。
 彼は戦争で人々が理由もなく殺し合うのを見てきたし、おそらく自分でも必要に迫られて殺してきたはずです。そして戦争が終わり、もうあんな理不尽な事は起こらないはずだと思います。そして人々も、あれほど殺し合ってきたのだから、あれほど身近な人が戦争で死ぬのを見たのだから、誰も殺そうとしないだろうと考えます。なのに殺人事件が起こってしまった。なぜ人は殺さずにいられない生き物なのか?その謎を探し求めて、故郷のない耕助はどこへでも出向いてゆくのでしょう。これが金田一が事件を追う理由であり生きる理由でもあるのです。和尚とのお堂でのシーンは、舞台のようでした。長回しの長台詞。たたみかけるように台詞を吐き、最後に全てを台無しにするような事実を突きつける。ヒーローらしいとも言えるのですが、その凄まじい怒りの方に気が取られてしまいました。

 次回作は『悪魔が来たりて笛を吹く』になりそうです。





また、11月24日(木)、25日(金)、26日(土) 午後11時15分〜

の時間帯で『シリーズ横溝正史短編集 金田一耕助登場! 一〜三』が放送されます。

日本ならではの“本格探偵小説”という新境地を開拓した横溝正史。初期の傑作短編を気鋭のクリエーターたちが映像化する3本シリーズ。

終戦後の東京を舞台に、独特の“おどろおどろしい”横溝ワールドが展開する。戦争で受けた傷、焼け跡に咲く花、ヴェールを被った黒ずくめの女、そして混乱期に渦巻く愛憎…。風采のあがらない“日本一頼りない探偵”といわれる金田一耕助を、池松壮亮が演じる。東京・京橋裏に焼け残った怪しいビルの一室、金田一耕助の“探偵事務所”も登場。演出は、映画やCM、PVなどでも活躍している、佐藤佐吉、宇野丈良、渋江修平。

出演:池松壮亮、コムアイ、永野、山田真歩、福島リラ、嶋田久作、松居大悟 他

第1回「黒蘭姫」
化け物屋敷と言われた金田一の探偵事務所が登場する。

第2回「殺人鬼」
義足の男と美女と愛人…愛憎渦巻く戦後の闇が立ち上がる。

ハセヒロこと長谷川博己さん演じる金田一耕助は時代から取り残されたような島が舞台。シリーズ横溝正史短編集金田一耕助登場 の池松くん演じる耕助がいる世界は、例えば隣に『とと姉ちゃん』の世界があってもおかしくないくらいモダンな印象。

第3回「百日紅の下にて」
幼い少女を理想の女に育て上げ、出征した男…負傷帰還して一週間で女は自殺、その謎の答えは?

うわーなにげに 獄門島 とリンク!それにしても金田一耕助の戦友は皆訳ありか。結構生々しい話を嶋田さんがまるで朗読するように語られるとどういう反応を示して良いやら。だんだんすごい事になっていく耕助のヘアと主役達の後ろで布団のくんずほぐれつがツボ。

化け物屋敷と言われた金田一の探偵事務所が登場する『殺人鬼』髑髏を手に踊る探偵のOP。加奈子に刺された手を何気にばんばん叩いている金田一。『黒蘭姫』後の重要人物等々力警部が登場しているのに全然目立たない『百日紅の下にて』一つの修羅を終えてもう一つの修羅獄門島に向かうお花畑金田一。







最終更新日  April 15, 2022 08:04:50 AM
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June 15, 2014
カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんにちは。ワールドカップのスペインVsオランダ戦はびっくりしましたね。

NHK土曜ドラマの新シリーズ55歳からのハローライフが始まりました。

第1回「キャンピングカー」

出演:リリー・フランキー 戸田恵子 市川実日子 ピエール瀧 長谷川博己 ほか

58歳で早期退職した富裕太郎は、キャンピングカーを買って旅に出る、という老後の計画を妻から拒否される。既に手付金だけは支払っていたので、富裕の時間も宙ぶらりんになってしまう。仕方なく再就職先を探すことにした富裕。しかし、現実は想像以上に厳しい。若いキャリアカウンセラーから無能さを指摘され、相談に行った取引先の社長からも相手にされず、次第に心身のバランスを崩していく。

うーん、メインテーマは妻の人生を自分と同一視して考えていた夫の目覚め&再出発であるのだけれど、55歳の再就職の難しさの方に目がいってしまった。年金が出ないというのにどこまで働かせたら気が済むのだろう。こんな思いをして働きに行っていることを制度設計した人達は知ってるんだろうか。

謎の男として登場する長谷川博己さんは相変わらず喝舌の良いこと。富裕の夢の中にしか登場しない怪しい人かと思っていたらラストで意外な正体が明らかに。ピエール瀧さんがまともな年相応の役をしているのを初めてみた。

第2回『ペットロス』
出演:風吹ジュン 松尾スズキ 一路真輝 リリー・フランキー 戸田恵子 世良公則 ほか

55歳の高巻淑子は、夫が定年退職して、一人息子も海外赴任すると、念願だった柴犬を飼うことにする。近所の愛犬家とも交流するなかで、淑子は義田というデザイナーの男にほのかな恋心を抱く。しかし、柴犬は心臓肥大の難病にかかってしまう。淑子は犬嫌いの夫と喧嘩して、愛犬と共に三畳間のクローゼットに閉じこもる。寝食を惜しんで懸命に介護にあたる淑子。見かねた夫も介助をし始めるのだが・・・。

第1回の登場人物のその後をさりげなく見かける淑子。時間軸は少しずつ後にずれていき、同じ時間を生きている群像という風に描くのですね。NHKの美術スタッフのブログを見ましたが、第一回の家とそんなに離れていないとか。テーマソングはバッハの『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』55歳になって皆ふと身の回りのことに目覚めてゆく話なんですね。

第3回『結婚相談所』
出演:原田美枝子 池内博之 根岸季衣 風吹ジュン 浅野和之 草笛光子 ほか
定年退職してからずっと家でテレビに愚痴をこぼす夫に耐えられなくなった55歳の中米志津子は離婚を決意する。夫とは違うタイプの男を求め、結婚相談所に登録して見合いを繰り返すが、思うような相手は一向に見つからない。優良会員限定の合コンパーティにも招待されるが、気おくれして退場してしまう志津子。会場のホテルのバーに入ると、そこで声を押し殺し独り泣いている30代の男を見つけ・・・。

他の方のブログで気付いたのですが何気に大河ドラマ『八重の桜』と出演者が被るとか。そう言われれば今回は池内さんと語り手の草笛さんが、前回は風吹ジュンさんが、そして第一回は長谷川さんが登場していました。原田さんは55歳という設定でも美しい。彼女の前に現れる交際相手を演じた岩松さん、いや~な中年男をうまく演じていました。犬を亡くした後であろう状態の淑子と志津子が道で出会っていました。

第4回『トラベルヘルパー』
出演:小林薫 安田成美 原田美枝子 宮下順子 麿赤兒 ほか

ベテランのトラック運転手だった下総源一は60歳でリストラされ、不定期のトラック便のアルバイトをしている。独り身のアパート生活を慰めるのは趣味で始めた読書。ある日、行きつけの古書店で店主-と親しげに話す女性客・堀切彩子-と知り合い一目惚れする。惰性のように送っていた生活に俄然ハリが出てきた下総。目一杯自分を着飾り、教養豊かな男に見せかけてデートを重ねるが、突然別れを告げられてしまう。あきらめきれない下総は彩子の家を探し出すのだが…。

小林薫さんがKYのうだつのあがらない男を好演。“惚れた女には花束とケーキを持ってトラックで駆けつければいい”などというバブルの頃っぽい口説き方を伝授するものの、全く自分が見えていない。相手が読んでいない小説のネタばらしをするわ、ダジャレのつもりで際どいことを口にするわ、ただ人が悪いわけじゃないことは伝わるギリギリのキャラを上手く作っている。

カメラに向かって主人公が崖の上に立ち、「今から自殺しようとしているんだ」と穏やかならぬことを口にするオープニングシーンはちょっとぎょっとする。ここからストーリーはこれまでの経緯、そして源一の子供時代という更なる過去に戻っていくという凝った構成。今回は前回までと異なり主人公にはパートナーがいない。そして第一回、第二回がパートナーを見つめ直す話、第三回が一人で生きる話ときて、今回はパートナーならぬ新たな職と出逢う話。このシリーズの主役俳優達は本当に演技がうまいので安心して見ていられる。

最終回『空を飛ぶ夢をもう一度』
出演:イッセー尾形 梅沢昌代 美保純 小林薫 奈良岡朋子 火野正平 ほか

出版社をリストラされた因藤茂雄は、ホームレスに転落するかもしれないという恐怖と隣り合わせで生きている。60歳の身体にムチをうち、水道工事の誘導員をしていたある日、中学時代の親友だった福田に声をかけられる。福田はこの辺りの高級住宅街で暮らしているという。だが、1ヶ月後、因藤は瀕死の福田から呼び出される。福田は山谷のホームレスだったのだ。当惑する因藤に、福田は"最期の望み"を託すのだが・・・。

ハローワークで因藤の隣で「偉そうに言ってるんじゃねぇ!」と職員を怒鳴りつけているシーンで心が痛みました。失職して何度かハローワークに行ったことがありますが、あんな声を荒げた人は勿論いません。でも説明会に集まる人達の年齢層を見て、どんどん状況が悪くなってきているんだなぁと感じます。

因藤が腰が痛くて休むと連絡した時に「代わりはいますから」とあっさり言われるシーンも厳しい。あれはいたわりの言葉なのかもしれませんが、裏を返せば「そんな大したことしてない」と言われてるようなものですからね。
今回と前回は主人公の幼時体験がその後の人生に影響を与えているというパターンでした。
小林薫さんがカッコイイ姿で再登場。フラれてふっきれたようですね。







最終更新日  February 3, 2021 12:08:19 AM
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