カテゴリ:父の看護
午前11時従姉妹から電話。
放射線治療の様子がわからない事と、麻酔に心臓が耐えられるか循環器の先生の許可が必要との事で今すぐどうにもならない状態とのこと。 放射線は、S病院 心臓は、I会病院。 今回はR病院口腔外科。市内には人口の割に、中途半端に大きな病院がくつかある。それも、北大系、札幌医大、旭川医大系列と派閥もあるようだし得意分野が分散している。保険証カードに患者の全ての情報が入っているといいと今回感じた。 心臓の方は、電話で無理にお願いして26日の検査を今日の午後にしてもらった。従姉妹夫婦にまた付き添っていただく。本当にありがたい。 私の中での問題は、S病院の医師に連絡を取る事。 癌でかかった病院。日記にも書いたが、例の医者に頭を下げなくてはならない。だから、お医者様なのね。 ”この放射線治療は、根治目的ではなく死に際を奇麗にするためですよ。下咽頭癌との共存はありえません。確実にこの癌で死にます。それが遅いか早いかでしょう”こんな事言う?家族に無許可で勝手に告知もすませる医師。”もう、本人に言ってありますから。じゃ無いと治療がすすまないんでね” この時、藁にもすがる思いでさんざん知人のアドバイスを断り続けていたニューウエイズのお世話になった。半端じゃない量のサプリをたくさんとった。だから今の父がいる。 げんぱつの癌が消えたら、”転移した部分の癌をとりましょう。”と言われた。何としてでも手術に持っていきたいドクター 父の免疫力とNWのサプリを信じてお断りした。 “この手術を断ったらもう後はないですよ。1ヶ月だけ待ちますよ””父の手術はしません”それ以来医長の診察日に予約で行っても、医長は別の若い医師に父を任せた。 医者本来の目的を忘れている医者だと思った。 むしろ、リンパ、リンパ節切除、声帯部切除(声が出なくなる)医師の言うまま手術をしていたほうが父はいなかったと思う。父も”この年になったし、片目も見えない。声が出ないじゃ生きてて楽しくない!死んだ方がまし。”と手術は拒否。 今その医師にお願いしなくてはならない。快く診てくれるは ずが無い。父も嫌な思いをするだろう。 治療に耐えた冬は長かった。 でも、 春を迎えられて桜が診られた奇跡 夏を迎えられて孫と長距離ドライブに行けた奇跡 毎晩大好きなお酒をいただいている奇跡 竹刀をふる事はなくなったが 母とワイドショー見ながらやけに芸能情報に詳しくなった父がおもしろおかしい。 気丈な父が悲しいドラマを見て涙する奇跡 秋の紅葉を愛でられた奇跡 この奇跡を、いつもと変わらないお正月を迎えられる奇跡に変えたい。 母がいるから父が元気だし、 父がいるから母も元気だ 心に引っかかるのは全身麻酔の事を考えただけで、ここ二日胃がきりきり痛み夜の寝付きが悪い。 釧路の最高気温は10度。日一日とまた冬がやってくる。父の調子が悪いと気づいてちょうど1年だ。 まだ二ヶ月あるのか、もう二ヶ月しか無いのかぁ、 この1年は長いのか早いのか、あわただしくいろんな事があった1ねんだった。 今から師走の気分だ。 追記// 口腔外科の先生と連絡がとれた。 ”放射線骨髄炎” 過度の放射線をあびた時後に起こる、(源発の癌が消えたとき放射線治療はもうやめて下さいって言ったののに!!2/3も超えたし。今になって激怒!) あるいは、下顎の歯の根の部分まで放射線を照射したか。。だそう。 これってミス?放射線はやはり怖い。 口腔外科先生曰く、 ステージ4まできた癌、いつ再発してもおかしくない。あるいは何処かに転移してるかもしれない。いずれにしても余命はながくないはず。無理をして手術でとるのはやめましょう(それがいちばん望ましいらしい)。高齢だし時間をかけてとっていきましょう。と仰って下さった。 下あごに放射線の後の膿みの袋がところどころできているらしい。いつ骨が腐って溶けてもおかしくない状態。決していい状態ではないとのこと。 手術は免れた。(いい意味じゃないのにね) 先生が仰っていた。根拠の無い治療は行いません。根治率70%以上確信できるとき以外メスはいれません。 ちょっといい先生かも。 民間療法も続けていて下さって結構ですって。医学的に臨床データーがそろっていないだけで確実に良くなっている患者さんが多いですから。って。 ちょっとうれしい 焦らずに帰省して先生に父の事をお願いしてきましょう。 遠隔操作で慌ただしい一日でした。根拠のある治療とは?EBM根拠のある治療 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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