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カテゴリ:教育・学習
テレビの番組表で録画候補を探していて、「『戦争責任を議論する』- ハーバード白熱教室」が目につき、金曜日に観た。 (→ ETV特集「ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう」) 東大・安田講堂で開催されたサンデル教授の講義の模様は、同様な シーンをアメリカ映画でも見ていたような記憶があり、関心を引き込まれた。 観終わって再放送をNHKのHPで検索したが、今春再放送も終わっていた。 (12回にわたる講義は、DVDとして12月に発売されることが分かった。) それでも、この日曜日には「『白熱教室』の衝撃」が放送されることを知り 録画して今日観た。 私の宿命は「降れば土砂降り」で、会社に届いていた日経新聞の日曜版の 付録NIKKEI MAGAZINEを開いたら、「サンデル教授、日本を語る-正義の 哲学と伝統的な価値観」 の記事が・・・ NIKKEI MAGAZINEの記事のごく一部を書き写すと、 ・ ・・・米国や日本だけでなく、おそらく全ての成熟した先進国家が共通して抱える悩みは深く、複雑だ。まだ貧しく、何もなかったけれども、夢と希望だけは輝いていた昭和半ばの時代へのノスタルジーを多くの日本人が共有する現状は、それを端的に示している。・・・・・・・ ・ 冷戦が終わり、グローバリゼーション(国際化)がすすむ反面、米国やロシア、欧州、そして中国など世界では国家や民族などをよりどころとした不健全で排他的なナショナリズムが若い世代を中心にもたげつつある。日本も例外ではない。教授のロンによれば「愛国的であること」は決して間違ってはいない。だが、そのためには自らが所属する共同体の「過去」にも責任を負わなければならない。・・・・・・・ ・ 日本が真の意味で21世紀にも責任ある大国として世界で活動していくためには「過去」の問題から逃げてはいけない。それから目を背けずに正面から向き合い、乗り越えない限り、日本は「正義」を世界に示すことはできないのではないだろうか。 「米マサチューセッツ州 ケンブリッジで、春原剛」 から。 WEBで「白熱教室」のキーワードで検索しても、サンデル教授は人気急上昇中。 仕事の合間に多くのことを調べ読んだ。 「コミュニタリアニズム」・・サンデル教授。 コミュニズム(共産主義)とは違う、共同体主義。 西部氏のサンデル教授批判。(その内容は難しくて、飛び散る用語を調べていくうち、 記憶力が衰えてきている私はURLやらキーワードをメモせざるを得なかった。) 私が観た番組は11月12日に再放送されるようだ。(以下 NHKのHPから) 11月12日(金) 総合 午前1時~2時30分 (11日深夜) ETV特集「ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう」(再放送) 「ハーバード白熱教室」が日本で実現した。サンデル教授が来日、東京大学で千 人を超える受講者と正義について議論を行った。本家ハーバードを上回る白熱の 講義を伝える。 そして 「白熱教室JAPAN」が始まります! ハーバード大学のような教授と学生による自由闊達な議論「白熱教室」は日本で 実現可能なのか。11月21日から毎週日曜日午後6時、日本の各大学で繰り広げられ ている日本の白熱教室を紹介します。詳細はまもなくお知らせします。 「ハーバード白熱教室」のDVD12巻はNHKでは¥17000。 You Tubeでも見られそうである。 で、AMAZONで次の本を購入した。 さて、「ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう」では、 若い人たちの様々な考えを教えられ、心強く感じた。 初老の私も議論は下手だが、学び続けていることを若い方々に訴えたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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日本のこれからは若い人達が日本のしたことを知ってもらうことから始まるんでしょうか・・
私も日本という国を知らなさ過ぎる・・・ ジュンちゃ~ん^0^ 少しスリムになった気がします。 (2010.10.20 13:05:33)
あきてもさん
>日本のこれからは若い人達が日本のしたことを知ってもらうことから始まるんでしょうか・・ 「若い人達のみならず、私も勉強中です。 >私も日本という国を知らなさ過ぎる・・・ 関心があるかないかでしょう。 私はあきてもさんのブログ初期の「画」の復活を期待しています。本も蔵書しております。 >ジュンちゃ~ん^0^ >少しスリムになった気がします。 おかげさまで、ダイエットに成功? (2010.10.22 23:35:21) |