カテゴリ:英語の勉強について
筑波の英語は簡単なのか。 受験情報として、 どこの問題が簡単でそうでないのかは重要だ。 単純に大学の偏差値だけでは測れない。 医学部ともなると、 その分難しい、というイメージを抱いている人が少なくないが、 総合大学の多くは、 医学部であっても、他の学部と同じ問題だ。 筑波もそのひとつで、他の学類と問題は同じ。 そもそも入試の英語が難しい、というのは何を指して言っているのだろう。 単語レベル? 内容の抽象度?テーマ? 設問の種類? 筑波で難しいのは得点率であり、 問題の難しさがそのまま入試の難しさになっていない。 東京、京都、大阪、東工、東北と比べると、 その読みやすさは読めばすぐに感じるほど。 もちろんここに述べた大学は、 問題の形式・分量ともに特殊な部分を持っているため、 単純に文章の難しさだけでは測れない部分がある。 そういう意味でも、 いたってオーソドックスといえるような作りをしている筑波の問題自体は、易しいといえる。 それでも、 二次の問題で9割は厳しいんじゃないの? とよく聞かれるが、 筑波の英語で「9割」というのは狙える数字だ。 僕は授業でいつも言っているが、 読めるならばなおさら解ける、だ。 大量にいろいろな大学の過去問を解いてきたからわかるが、 読めないよこれ、、、と思うほど難しい単語がたくさん並ぶ大学もある。(注がうじゃうじゃあったりもする) そういう大学は、解き方で攻略するのだ。 知らない単語が出てくることを前提とした解き方を身につけるのだ。 解き方を身につけ、 「英語力×解き方」で立ち向かうことで、 「英語力×感覚」で解ける人のレベルへ近づくことが出来る。 掛け算で表したのは、 どちらかが大きくなれば結果が大きくなるからだ。 僕が生徒を指導してきて思うのは、 「解き方」と「感覚」の違いは「安定感」だということ。 「解き方」には安定感があり、 「感覚」には安定感が欠ける。 うまくはまれば解けるし、はまらなければ大コケする。 「解き方」養成のメリットは、 「英語力」の向上や「感覚」の醸造にかける時間よりも短い時間で済む、ということ。 限られた時間で、自分の英語力を最大限に使って得点に変えるには、 この「解き方」の養成が非常に重要な要素となる。 筑波の問題は、 普通の記述模試の問題に近く、 「解き方」の養成も特殊なものではない。 さらに、「英語力」もさほど大きくなくて済む。(それでも9割狙うならセンター8〜9割くらいの力は欲しいけども) これが筑波の問題が易しい、と言われる所以なのだ。 医学を目指すなら高得点勝負になるから難しいと言えるが、 他の学部なら英語のアドバンテージは計り知れない。 残り2週間ちょっと。 解答へのたどり着き方は確立しているかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 8, 2016 12:30:50 AM
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