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テーマ:ニュース(99619)
カテゴリ:経済・社会・企業
ロッテリアの売却が発表されました。
株式譲渡契約を締結したとのリリースがありました。 ロッテホールディングスが、子会社であるロッテリアの全株式を外食大手・ゼンショーホールディングスの子会社に売却します。 売却は4月1日付で、ゼンショーホールディングスの完全子会社のゼンショーファストホールディングスに売却します。 リリースによりますと、ロッテグループは多様な業態での事業展開を進めています。 事業ポートフォリオの見直しを図る中、 ロッテリアの位置づけについても慎重に検討した結果、最適なパートナーのもとで、ロッテリアの更なる成長を実現することがベストな選択と判断いたしました、とあります。 ロッテリアは1972年、東京・日本橋に1号店を開店しました。 以降、全国に358店舗を展開しています。 根強いファンを持ち、長年に渡って国内で店舗展開をしてきました。 過去には、ファストフード業界の競争が激しかった2000年代には業績が低迷しました。 2006年、企業再生会社であるリヴァンプの代表だった玉塚元一氏が経営再建にあたり、ロッテリア会長兼CEOに就任しました。 ヒット商品を出して再建し、2010年に退任しています。 その後、玉塚氏は2021年にロッテホールディングスの社長に就任します。 その玉塚氏のもと、今回のロッテリアの売却に至ったという、何とも皮肉な結果になりました。 ゼンショーは「すき家」、「はま寿司」、「ココス」など幅広い外食チェーン店を展開する、外食のトップメーカーです。 過去にはハンバーガーチェーンの「ウェンディーズ」を運営していた実績もあります。 リリースにある、「「ロッテリア」ブランドは、株式譲渡後も一定期間継続される予定となります。」という一文が、何とも言えない想いになります。 寂しいですが、これも時代の流れでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月17日 18時25分19秒
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