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テーマ:ニュース(99608)
カテゴリ:経済・社会・企業
牛丼チェーン店のなか卯が、看板商品の親子丼を値下げすると発表しました。
なか卯を運営するゼンショーホールディングスが発表しました。 親子丼の価格を、全サイズ一律に40円引き下げます。 並盛の場合、490円から税込み450円に引き下げます。 この450円は、過去最安値だということです。 原材料費の高騰や、エネルギーコストの上昇などで、日本中で値上げの嵐の状況です。 これに加えて、春闘での要求の回答を見ると、人件費も今後ますます上昇していきます。 それだけではありません。 卵は鳥インフルエンザの影響などで不足が続いており、記録的な高値になっています。 このような状況下では、値上げをするのが当然ですが、なか卯は逆に値下げに踏み切ります。 極めて異例の対応だと言えます。 ゼンショーの広報は、「看板商品をより多くの人に食べてもらいたい」ということです。 それにしても思い切った決断です。 また、卵不足の影響については、独自のルートで調達しているため、影響はほとんど受けていない、ということです。 一般的な感覚では、想像出来ない対応だと思います。 なか卯の親子丼はほとんど食べたことがありませんが、これだけ話題になると、確かに食べてみようかという気になります。 この時点で、ほぼマーケティングとしては成功していると言って良いのでしょうか。 異例の対応に踏み切ったゼンショーですが、今後の既存店売上高や来店客数を注目してみたいと思います。 この効果がどのように現れるのか、大変に興味があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月06日 18時42分19秒
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