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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:***** 科学 *****
宇宙に浮かぶ人工衛星。
その人工衛星から、地上をズームすると武器を持った犯人の顔が映る。 スパイ映画に、よくあるシーン。 しかしこれは、現実ではありえません。 低高度の軍事衛星でも、映像の分解能はせいぜい15cm。 つまり15cm四角のモザイク状の映像です。 とても人の顔は、分かりません。 これ以上は、大気の揺らぎ、一種の陽炎の影響で無理なのです。 地球に空気がある限り、これが限界です。 ハイテク兵器で起きる誤爆。 民間人が巻き込まれ、傷つきます。 しかしこれは、軍事衛星の科学的な理由ではありません。 民間住宅に潜むゲリラの基地を狙い撃ち。 それが「誤爆」の原因と、今日の本は述べています。 つまり民間住宅は、初めから標的だったのです。 今の兵器の、標的誤差は数メートル。 「誤爆」で言われる、数キロメートルの誤差はありえません。 ましてや高価な兵器データの入力ミスや、地図が古かったというアメリカの発表は。 ゲリラは、民家に潜みます。 そして標的も、民家なのです。 確実に、ゲリラが潜伏したらしい地下室のみが、破壊された施設もあるほど。 科学技術がどれほど進んでも、「誤爆」は起きるでしょう。 人が真実を隠し続ける、その限りにおいては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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