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カテゴリ:***** 自然 *****
最近、皆さんのブログで、たんぽぽのお話を見かけます。
特に白いたんぽぽのお話も、いくつかあります。 そこで、以前にたんぽぽの日記は書きましたが、今日は視点の違うたんぽぽで。 日本には、セイヨウタンポポが多くあります。 90%程度のたんぽぽは、この外来種と日本のたんぽぽの雑種。 白いたんぽぽは、シロバナタンポポ。 これは日本在来種。 本州関東以西、四国、九州にあり、西ほど多くなります。 インディアンは、たんぽぽのお話を残しました。 野原を眺める、南風のシャワンダゼー。 その草原に、金髪の少女がたたずむのが見えました。 南風は、彼女の髪を春の光にきらめかせます。 しかしある日、北風が彼女の髪に触れました。 瞬く間に、彼女の髪は白くなります。 おどろき、思わずため息をつく南風。 すると、たちまちに吹き飛んで、彼女は消えてしまいました。 その後も、彼女は春には現れます。 しかし南風は、近寄ることができません。 触れれば消える、わたぼうし。 あいたい、でも、あえば消えてしまう。 その葛藤が、南風を苦しめます。 苦しむほどに魅力を増す、彼女の愛らしさ。 あいたい。 そして、思わずつくため息。 そのとたん、彼女は消えてしまいます。 春のおだやかな、光のもと。 たんぽぽと南風の、はかない恋の物語。 【過去の日記】子供の頃には聞こえた音色 - たんぽぽ - 【シロバナタンポポ】シロバナタンポポ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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