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テーマ:神話創造(432)
カテゴリ:*** 神話・お話 ***
国津神の長、オオクニヌシ(大国主命)。
八十神を平定したその神も、初めは弱い神でした。 オオクニヌシは、スサノオの子孫。 多くの乱暴な神々、八十神を兄に持ちます。 オオクヌヌシは弱く、2度も八十神に殺されます。 しかし、その試練は、オオクニヌシの成長に必要なものでした。 そのオオクニヌシの力は、優しさでした。 因幡の白兎を助けた話は、その優しさを伝えます。 その後、八十神が武力で国を治めようとしますが、失敗します。 一方、オオクニヌシが使ったのは、相手を殺さず、生かす武器。 生太刀、生弓矢で、人を癒し、国を治めることに成功します。 試練は、成長のために。 そして、優しさは、力に勝る。 はるか神話の時代から変わらない真理が、今に伝わります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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