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テーマ:テーマパーク(587)
カテゴリ:コンクリート像
その熊は人喰い熊と呼ばれ、恐れられていました。
真っ赤な口、口元や前足に生えた赤毛。 その見た目の怖さが呼び名の由来でしたが、実は優しい熊でした。 熊は孤独でしたが、誰もが彼を見ると逃げてしまいます。 そんなある日、お城の傍で大きなトナカイに出会いました。 その大きなトナカイは、お城のふもとの町の警備員でした。 トナカイは、熊に言いました。 「きみは強そうだから、いっしょに町のみんなを守ってくれないか?」 町のみんなも出てきて、熊に町を守ってほしいと頼みました。 家族連れからもお願い。 仔象からもお願い。 夫婦の象もお願い。 熊はためらいましたが、おためしにならとトナカイたちの申し出を受け入れました。 町のみんなは彼を受け入れ、熊の友達も増えました。 さあ、お祝いです。 でも、みんな、はしゃぎすぎないでくださいね。 ・・・・・・ この動物たちも、兵庫県姫路市の太陽公園「城のエリア」にいます。 この展示物の無秩序ぶりは、私は嫌いではありません。 【太陽公園の日記】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」 【楽天】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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