テーマ:グランドカバー(1522)
カテゴリ:クラピア(2024年)
シートを使わないでクラピアを植えると被覆するまでの間は雑草取りが必要になります、そこで除草剤を散布しながら被覆させる方法をやってみることにしました。 実験は昨年から行っていますが、より確実なものとするために条件を変えて今年も引き続き試してみます。 まだ寒いというのに雑草は元気です、もうすでにタネツケバナは開花して結実しそうな勢いで育っています、スズメノカタビラも勢いを増してきました。 雑草が生える環境に植栽 除草剤を散布して植える 除草剤を散布した場所には雑草が生えてきません、しかしクラピアにも多少は影響があるようなので、濃度や散布のタイミングを変えて薬害が少ないようにします。 うまくいけばシートを使わなくても初期の雑草を抑えながらクラピアを広げることが出来ます、実験の様子は引き続きクラピアちゃんねるにアップしますので、楽しみにしていてください。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 今年クラピアを植栽予定の方へ注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、使うと必ず通根不良などの不具合が発生します。 踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨) 特に寒い地方では通根不良によって根の量が不足したことで凍害が発生しやすく、春の芽吹きが直植えした部分より確実に遅くなります。 高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。 植えてから除草剤を散布 クラピア用防草シートはクラピアガーデンシート、クラピア専用オリジナルシートとも呼ばれていますが、クラピア専用の通根タイプの防草シートのことで、クラピアマルチシート、クラピアバイオシート、植栽シートライト、二層構造防草シートなどを指します。 クラピア用防草シートによる不具合とは:シートに根が通らない通根不良、木質化、被覆密度の低下による茎葉のスカスカや擦り切れ、発根不良に起因する葉枯れ、夏枯れ、凍害、生育不良による病害虫の発生です。 クラピア用防草シートそのものが悪いわけではありません、使用場所を誤ると不具合が発生するということです、このことを記載しているオンラインショップはありませんので、知らずに購入されて泣き寝入りするケースが後を絶ちません。 生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月30日 17時42分07秒
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