カテゴリ:庭
黄梅。別名を迎春花と言うとおり、春一番に咲く花木です。 枝は枝垂れて、そのままにすると地面に到着し、そこで又根付きます。 私は、場所を取らないように、長い枝は途中で切っています。 名前に梅が付いていますが、梅とは関係なくジャスミン科です。 ただし香りはありません。 素晴らしい花ではありませんが、花の少ない季節だからこその、 春一番という存在感を持っています。 ブロ友のmelodyさんが、泣けた、と言っておられたので、 興味を持ち、浅田次郎「おもかげ」を読みました。 主人公竹脇正一が、集中治療室の瀕死のベッドで見た一生分の夢。 ところどころ泣きながら、 そして最終章では、あたたかな切ない涙が流れました。 とても納得のいく気持ちの良い涙を流すことが出来ました。 よし、生きるぞ。苦労の釣銭はまだ残っている。 節子をみなしごにはさせない。誰も泣かせはしない。 (奥さんをみなしごと呼ぶところが泣けます) 忘れざる人々の「おもかげ」を胸いっぱいに抱えて、 僕はもういちど生まれた。 (最後の最後のこの文章が泣かされます) 〇〇さんと話しました。 「もう私、長生きしたくないんよ」と言います。 ある年齢になると、この言葉を言う人は、案外多くいますが、 今日はこの言葉に深くうなづいてしまいました。 息子さんが、ステージ4の腎臓、肝臓がんで、 余命も宣告されているそうです。 (会社勤めだから健康診査は受けていたのですが) 死んでいくのは親が先き、子は後から、順番が一番ですね。 そうはいかないのが世の常かもしれませんが、 辛い辛い話でした。 花ブログランキンにお参加しています。 応援のクリックをよろしくお願いします。 昨日のアクセス数 1436 昨日のランキング 2 位 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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